混ぜ返すべからず

https://news.yahoo.co.jp/articles/acccf0a6c1b32847a8b26d6653700cfed8ad2809?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20240325&ctg=dom&bt=tw_up

まずはじめに言っておきますが、私は現行法で禁止されているいわゆる児童ポルノ(※実在する児童が性的虐待を受けた証拠の写真や動画)に関しては当然の事ですが取り締まる事を反対していません。これから述べるのはおそらくこの記事で語られている児童ポルノに含めているであろう(そう私が断ずる理由は後記しています)、いわゆる漫画やイラスト等についてです。(ここではそうした物の事を二次元ポルノと呼ぶ事にします)

さて、本題に移ります。犯罪行為した人々から聞き取りをしたならば、元からそういう事に興味がある人々でしょうから、二次元ポルノも見てる人の割合が高くなるのは充分考えられる事です。しかし、二次元ポルノを見た事がある人々の全体で見た場合、いったい何割の人が実際に児童に危害を加えてしまったのでしょうか?その数字はあくまで犯罪を犯した人々から聞き出し割り出された数字であって、二次元ポルノを見ている人々全体から割り出した数字ではありませんよね?そういったあやふやな数字で語るのは公平ではありません。

「現実とファンタジーの区別はついている。児童ポルノを見ても、実際の子どもに手をかけるなんてことはない」というのは、典型的な認知の歪みのひとつです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/acccf0a6c1b32847a8b26d6653700cfed8ad2809?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20240325&ctg=dom&bt=tw_up

それに児童ポルノとは前述した通り、実在する児童が被害を受けた証拠を示すのであって、二次元ポルノは含まれません。すくなくても現行法ではです。そうであるにも関わらず混同させるように児童ポルノという言葉に含んでしまう(現実とファンタジーの区別などといった言葉を用いるということは二次元ポルノも含んで論じていると受け止めました)のは問題があるのではないでしょうか?二次元ポルノの中には加害された実在する被害児童はいませんし、児童ポルノと同じ土俵で語るものではないと私は思うのです。


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