言葉は正しく

やはり「児童ポルノ」という名称は「児童性虐待記録物」に改めたほうがよい。

そうでなければこのような人が延々と現れ続け、実在の被害を受けている児童が放置されたまま漫画・アニメ等が規制されるという事態を引き起こしかねない。それは本末転倒だ。

そもそも法律の改正を望むのなら、改正したことによる保護法益とはなにか(この場合は子供の権利だろう。ただそれは表現の自由という権利との兼ね合いがある事を忘れてはならないが)、それはどのような理由であるのか(漫画・アニメ等が実際の虐待に影響を与えている等が挙げられる)、理由となるべき根拠は(創作物の影響についての研究データや実際の事件のデータなど)、と理路整然と説明した上でそれが正しいのか(反対派とも)話し合う事が必要であると考えられる。話は変わるが、私は2008年頃からこの手の問題に関して着目しているが、そうしたことが出来ている人(達)は、寡聞にして知らない。いつも一方的に「性的消費」や「性的搾取」といった(悪い)印象の強い言葉を使い、延々と同じ展開を繰り返している。本当に児童の権利のために動いている人(達)の行動なのだろうか?本当に児童の権利について考えているというのなら、「児童ポルノ」という名称を「児童性虐待記録物」に変える事にも賛同できるだろう。

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