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ロディオン・シチェドリンとは? - 2838文字

本名ロディオン・コンスタンティノヴィチ・シチェドリン 略歴 • 人物・来歴 • 1932年、モスクワの音楽家の家庭に生まれる。 • 父親のコンスタンティン・ミハイロヴィチ・シチェドリンは音楽理論の教師であり作曲家であった。 • 音楽に溢れる環境で育つ(父と兄らがトリオを組んでいた)。 • 1941年、モスクワ音楽院付属中央音楽学校に入学。 • 1941年11月、第二次世界大戦を避けて家族と共にサマラへ疎開。 • 1944~1950年、アレクサンドル・スベシニコフ

『家』という漢字の考察 - 986文字

分解家という漢字は、 宀(ウ冠)と豕(豚やイノシシ)の組み合わせである。 十二支 日本における最古の法令は、1873年11月9日であり、 時刻についての法令(改暦ノ布告)である。 (つまりこの前提を抜かすと、ジェンガのように崩れ去ってしまう…) 改暦ノ布告 内容を掻い摘んで纏めると、 以前は、月の満ち欠けによる暦(太陰暦)を使用しており、 閏年(地球公転周期の微調整)を2~3年に一回設ける必要があったが、 非常に不正確かつ知識の進歩を妨げてしまう。 そのため、

再生

青の炎 - Ending 一言感想

二宮演じる繊細な家族想いの 17歳の少年の完全犯罪を描いた作品。 怒りの炎が青の炎へと変わり、 最後に自転車でトラックに突っ込むと同時に、 視点が天を仰ぎ、 Pink Floydのpost war dream (戦いの後の幻想) が流れる。 これは、 シドバレットの儚いアーティスト人生の後の 鏡に映った自分を忘れてしまう余生の 咆哮であるのかのようだ… そのため、 ギルモアは、シドバレットの葬式に出席しなかった

シド・バレット考察 - 2336文字

詳細情報シド・バレットのドキュメンタリー映画『シド・バレット 独りぼっちの狂気』が2024年5月17日より全国公開される。 映画は数十名の証言を通じて、ピンク・フロイドを創った男の素顔と神秘を解き明かす。 ドキュメンタリーにはデヴィッド・ボウイ、マーク・ボラン、グレアム・コクソンなどがシド・バレットに魅了されたと証言。 ピーター・バラカンは「この映画でようやく実像が浮かび上がってきます。」とコメント。 シド・バレットは初期ピンク・フロイドの中心人物だったが、短期間で表