乗鞍に向けてのトレーニング

 富士ヒルクライムが目標の90分切れなかった。

 乗鞍に向けてトレーニングの組み方を変えた。目標タイムは富士ヒルクライムで達成できなかった、90分切りだ。

 富士前は、できるだけCTLを高くするため、平日はローラーでSST(1時間程度)週3,4日、土日は実走というもの。平日のローラーでは、中年の回復力が間に合わず、疲労でSSTのパワーが出ないことがしょっちゅうだった。

 富士が終わってからは、平日は1分全開とVO2MAXのメニューをそれぞれ1日ずつ、あとは回復走か全くローラーしないこととし、目標のパワーを維持した練習(よく言うと量から質)がきっちりできるように転換した。

 本番の1週間前は、ちょうど夏休み期間であり、嫁さんの実家の近所の吉野山と泊りで乗鞍に行くことで、負荷のかかる実走をした。

 吉野山では、朝の3時間で、吉野山の麓から金峰神社の修行門までの区間のリピート練、TSSで150程度を4日間した。

 乗鞍に行き、1本フルコースで試走したのはちょうど1週間前であったが、途中2か所で数分の休憩をしたが、1時間50分ほどかかってしまった。特に空気が薄いため、位ヶ原山荘を過ぎてからのパワーの落ち込みがすごく、意識も朦朧としてしまった。ただ、冷泉小屋までの区間は何度かリピートしたので、コースを覚えることができた。

 最後の週の平日は、ローラーで回復走するだけにとどめ、体力の回復とダイエットに努めた。体重はあまり減らせてなかったが、前日の朝には、60.5Kと何とか辻褄を合わせることができた。

 


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