見出し画像

FIP治療による注射投薬77日目

残り7日
投薬量 1.7ml
朝 ドライフード20g
昼 ドライフード35g
夜 ドライフード40g+ウエットフード少し
元気 ◎◎◎
食欲 ◯◯◯

今夜は涼しい(肌寒いくらい)から、食欲が戻ってる気がします。寒暖差、猫にも厳しいです。

今夜はFIPになった二番目のこ。りきの話。

りきは、今我が家にいる、三毛のふく、黒猫のもんの兄弟で、黒白のまむの息子になります。

もともと、某保護団体からふくをうちの子としてお迎えしたことで、白血キャリアである、まむ、りき、もんたちを某保護団体に行ったときに気にして挨拶するようにしてました。

ふじも同じ某保護団体出身ですので、虹の橋を渡った報告がてら様子を見に行ったのです。

そしたらいつもいるところにりきが居なくて。

最後に子猫だけの部屋に立ち寄った際、なんとそこのケージにいるではありませんか!しかも目はうつろ、撫でたら背骨が出ている背中、、、頭によぎるFIP、、、

まだふじを見送ったばかりで、保護するとから考えられなかったし、お金がかかることですから主人に連れて帰りたいと言えなかったのですが、1週間りきのことが頭から離れず、思い切って主人に話しました。

あの子FIPかも、、、うちで、うちの子として看取りたい、、、

主人は、じゃ迎えに行こうと即決してくれました。

次の日は幸い休みだったので、某保護団体へ行き、責任者の方へ、りきをうちの子にしたいと伝えました。

某保護団体の責任者の方はいいんですか?と涙ぐみながら深々と頭を下げてくださりました。

そして、ふじのときにもしたことですが、少しでも食べて1日でも、1時間でも長く生きようねと、食べられそうなご飯を数種類用意して、その日の気分で食べてもらいました。

食べてくれた時の嬉しさは今でも忘れません。

うちに来たのは1月の中旬で寒い中、週2回自転車で、週1回車で病院に通い補液してもらう日々。

そして、ふじと同じく膵臓が腫れ、ぶどう膜炎になり、食べなくなって1週間。

なんとなく嫌な予感がして仕事を休んだその日、お昼頃に虹の橋を渡りました。

我が家に来て約3週間。1歳の誕生日まで後9日でした。

後悔をしていないかと問われたら、すごくしてます。でも、保護施設で、兄弟やママ猫から離され一人で狭いケージの中にいるより、広い家の中で自由に動き回れたこと、おうちの子として虹の橋を渡れたことに後悔はないのです。

じゃ何を後悔しているのか?

それは、やはり今のような未承認薬があったら、、、

ただただ、それだけです。

FIPはどの猫がなってもおかしくない病気です。

1歳未満の子猫や、シニアの猫がなりやすいのは確かにそうなんですが、最近では3歳だったり5さいだったりの猫達も闘病しています。

いつ何時かかってもおかしくない病。

もしうちの子がなったら、その時あなたはなにを選択しますか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?