基準はNYマンハッタン!「数秒」で印象を良くする2つの要素
仕事(ビジネス)で大切なことは「やりがい」だ!
と感じている人に向けて、
「主体性」「目的意識」「習慣化」を身に付け、
自分の存在価値を上げる(ブランディング)ためのnoteです。
今回のテーマは「第一印象」です。
人間関係において「第一印象をよくする方法」「身だしなみの基礎知識」について話します。
この記事を読むことで、
ビジネスでの面接や飛び込み営業の際の
事前準備(心構え・身だしなみ)が出来るようになります。
コロナウィルスの影響から
「ZOOM」や「Google Meet」を使ったコミュニケーションが増え、
「オンライン」上でのコミュニケーション能力が求められてきます。
「オンライン」上でコミュニケーションをとるにあたって、
空気を読む、表情を読むことがやり辛い
と感じている人も多いのではないでしょうか?
ではこれから先、コミュニケーションのあり様がどう変わるのか?
「オンライン」上のコミュニケーション能力が問われる一方、
これから先コミュニケーションの全てが「オンライン」に変わることはありません。
「リアル」の活動も必ず一部残ってきます。
つまり「オンライン」と「リアル」のコミュニケーションを分けて考えることは非常に勿体ない。
それらを分け隔てなく考えたいと思います。
「オンライン」と「リアル」でも最初に合った時のお互いの印象は重要です。
良い第一印象をを導き出す二つの要素とは?
第一印象は数秒で決まります。
「あ~、最初の自己紹介で完全失敗してしまった。。」
こんな経験はないでしょうか?
人間関係(コミュニケーション)に関する悩みは、
最初につまづいて、それを引きづっている人が多いのが現状です。
つまり、初対面で序盤の印象を良くすることが重要です。
他人から魅力的に見えるためにはどうしたら良いか?
第一印象で人を惹きつけることが出来ているのか?
人と新たに出会った時の第一印象を2つの視点から導き出しています。
「この人は信頼できるのか」:他者への思いやり
「この人は尊敬できるのか」:能力
この2つを持ち合わせている、と思われるのが印象を良くする答えです。
例えば、巷で人気の有名美容院に初めて行ったときに、
「会話もせずいきなりハサミを髪にあて始める」とどんな印象でしょうか?
決して良い印象を持つ人は一人もいないと思います。
つまり「彼の技術が有能かどうか」は後の話で、
「他者への思いやり」が印象の評価を決める上で最も重要な要素です。
「有能」さはもちろん高く評価されるが、
それが評価されるのは「信頼」が信頼が確立されたあとです。
有能なビジネスマンでも、自分は賢くて能力がある評価されることを意識するので、
人としての信頼や共感を得ることが出来ません。
自分の自慢話ばかりする人
仕事の話しかしない人
思いやりや頼りがいの上に能力を兼ね備えた人が、
印象を良くすることを覚えておきましょう。
参考資料:「ハーバード大学教授が伝授!第一印象を決める二つのポイント」
身だしなみの基準は「NYマンハッタンのビジネスマン」
印象を決める要素は理解することが出来たと思います。
では、具体的にどうすれば印象が良くなるのか確認していきましょう。
「このファッションで、NYマンハッタンのビジネス街を歩いても違和感がないか」
かつてのぼくの上司はNYで勤めていた経験もあってこのような基準を持ち、
毎日身だしなみを整えていました。
"メラビアンの法則"
1971年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学者アルバート・メラビアンが提唱した概念「感情や気持ちを伝えるコミュニケーションをとる際、どんな情報に基づいて印象が決定されるのか」
ということを検証しその割合が示されたもの
視覚情報:55%
聴覚情報:38%
言語情報:5%
この3つのバランスが取れていることが重要です。
メラビアンの法則を基準に、
「視覚情報」「聴覚情報」「言語情報」各項目に分けて説明していきます。
視覚情報:見た目 服装において最も重要なことは『フィット感』
「見た目」とは「外見」だけでなく、
「表情」や「態度」や「反応」など相手に伝わるイメージです。
ここでは「外見=服装」について話をしていきます。
服装においての需要なことは「フィット感」
つまり「自分の体形に合っているか」です。
その二つのイメージを見てどっちが良く見えますか?
ポーズの違いもありますが、
外国人の男性の方がきれいに着こなしているように見えます。
これの決定的な違いは、その人に着丈に合った服を着ているか?
つまりフィット感の違いが差を生み出しているのです。
ビジネス目線(ファッションではない)で身だしなみの基準を持つために
『正しいフィッティング8つのポイント』『正しい着こなし』を説明します。
スーツスタイルを基準にしてますが、
カジュアルスタイルであっても参考となる内容です。
『正しいフィッティング8つのポイント』
ジャケット
①首
ポイント:上襟が首筋に吸い付くようにフィットしていること
目安:喉ぼとけのすぐ下を通る位置で一周計測し、ゆとり分として+2cm程度見ると良い
②肩幅
ポイント:自分の型のトップ位置にジャケットの肩山がちょうど合っている
目安:肩山を1cm摘まめるくらいのゆとりが良い
③ウェスト
ポイント:ボタンが無理なく留まり、余計なしわが出ていない
目安:ボタンを留めたときにこぶしが一個
④袖丈
ポイント:こぶしが床と平行になるように曲げたときに、ジャケットの袖口が手の甲に触れること
目安:親指の第二関節にあたる程度、下のシャツは1センチほど出るようにする
⑤着丈
ポイント:ヒップがちょうど隠れる程度(3分の2くらいでも良い)
目安:両腕を自然に下ろして、ジャケットの袖口を掴んだ際、第二関節に袖が触れる着丈が良い
パンツ
⑥ウェスト位置
ポイント:へそ下にパンツのウェストが当たる位置(正しい位置で履くと劣化防止につながる)
目安:ポケットに手を入れてパンツを下げたときに自然に止まる位置(腰骨の位置)
⑦ウェストサイズ
ポイント:ポケットが開かずきれいに落ち着く状態。ベルトを締めてもシワが出ないことがポイント。
目安:ウェスト部分に手のひらが入る程度のゆとり
⑧裾丈
ポイント:靴の履き口から靴下が覗かず、靴の候に触れる程度
目安:シューズを脱いだ時にパンツのかかとから床が1cm程度
シングルは礼装用で冠婚葬祭からビジネスまで使える
ダブルはカジュアル寄りで4センチ程度がベスト
正しい着こなし
フロントボタンの留め方
ポイント:ボタンの数に関係なく1番下は留めないことは覚えておきましょう。
2ボタン:上ボタンのみ留める
3ボタン:真ん中一つのみ留める
ドレスシャツ
ポイント:基本的にオックスフォードシャツはNG
色:レギュラーカラー、ワイドカラーならスーツを美しく見せてくれます。
首回りや袖丈はジャケットと同様で、ジャケットの袖丈から1cm出ているかがベスト
アンダーシャツ
ポイント:ドレスシャツはもともと下着から発達した歴史があり、素肌に着ることが正式とされている
アンダーシャツを着る場合は、白かベージュのVネックかクルーネックを着用する
ネクタイ
太さ:ラペルとネクタイの幅は同じ太さだとスーツスタイルが美しく見えます。
長さ:ベルトのバックルにネクタイの剣先がかかる程度の長さ
ポケット
外側のポケットは何も入れないことが基本。「飾り」認識しておくこと。
ジャケット:胸ポケットにチーフを指すことはOK
パンツ:ヒップポケットにハンカチーフを忍ばせることはOK
ベルト
ベルトの色とシューズの色を合わせるのが基本中の基本。
太さ:太さ3.5cm程度が最もパンツと相性が良い(カジュアル、スポーティーなベルトはNG)
穴の位置:ベルトの真ん中の穴で留めることが基本、それ以外は飾りと考える
ソックス
色:パンツかシューズの色に合わせる(黒のスーツとシューズの場合:黒のソックスOK 白を履くことはNG)
長さ:座ってもスネが見えないこと(肌を極力見せないこと)
聴覚情報:話し方 話し方でもっとも重要なのは「声」
声は「高さ」と「速さ」で捉え方が変わります。
練習すれば使い分けることが出来るので、
TPOに合わせて話し方を変えていきましょう。
「高い」×「速い」:明るい印象
例:ジャパネットタカタの高田元社長
高い声は明るくて活気があり、人の注目を集める効果があります。
聞き手の印象にはかなり残るので、自分をアピールする時には有効です。
「高い」×「遅い」:優しく大らかな印象
例:NHKの子供向け番組「おかあさんといっしょ」
お兄さん・お姉さんは子供に分かりやすいように、高い声でゆっくり話してくれています。
大らかに見える反面、知的には見えないことがあります。
「低い」×「速い」:仕事ができる印象
例:ラジオ番組の福山雅治
仕事ができる人は実際にこのタイプが多いです。
ただ、相手にとっては聞き取りにくく威圧感を与える印象があるので、
該当する方は注意する必要があります。
「低い」×「遅い」:落ち着いた印象
例:「情熱大陸」のナレーション
相手に対して安心感や信頼感を与えます。
いざという時に相手から信頼を得たい場合は、
ゆっくり話すと効果的です。
言語情報:話す内容 心に伝わるストーリーテリング
伝説のスピーチやプレゼンを残したアップル社の元CEOの故スティーブ・ジョブズは、
その「発表までの準備」に時間を惜しむことはなかった言われています。
つまり大前提として、話す内容は必ず何度も反復して準備することが重要です。
では、話す内容はどのような流れが効果的なのか?
それは『ストーリーテリング』です。
「クルマはつくらない、クルマのある人生をつくっている」
とのスローガンをご存知でしょうか?
2015年に創業100周年を迎えた企業「ヤナセ」
ヤナセは、「いいものだけを世界から」のスローガンのもと、
モータリゼーションの発展とともに成長。
かつてはクルマの生産も行ったヤナセだが、現在は小売りに専念。
「クルマはつくらない、クルマのある人生をつくっている」とのスローガンになり、
「輸入車に乗る楽しみや喜び、満足と感動をより実感していただきたい」と
ヤナセ 代表取締役社長執行役員 井出健義氏は言う。
「クルマはつくらない、クルマのある人生をつくっている」
この言葉に凝縮されており、
商品の内容や、話の結論を詳細に語るのではなく、
商品:それが生まれるまでの「物語」
話の結論:それがもたらす「未来」
両方がどのようなベネフィットをもたらしてくれるのか?
『ストーリーテリング』が重要だということです。
まとめ
今回の記載されている内容は特別な内容ではなく、
何度も耳にしたことが多かったと思います。
これを読んでいただいて、
自分の身だしなみコミュニケーションを見直し実践していきましょう!
ほなまた。。。
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