【ポケモンSVシングルS11】命中安定くまくまポン【レート1914】
SVの構築記事は初投稿です。
目標としていたレート1900達成&過去最高レート越えを達成できましたため、記念と忘備のため書いておきます。
シーズン途中ではありますが、このレートを保存したい、負けるのが怖い、明日マリオワンダー発売楽しみ~などの理由で撤退することにしました。次にランクマへ挑む際には月末まで戦い抜く勇気を手に入れておくぞという決意だけ置いておきます。
構築経緯
新シリーズということで、新規参戦のうち目立って強そうなガチグマ(アカツキ)とオーガポンを使ってみたい、というところからスタート。
浮遊+ノーマル半減テラス+瞑想でガチグマ受けができて、かつトリル偽装にもなればという願いも込めてクレセリア。
パオジアンに強く出られる早いポケモンとしてスカーフウーラオス。
有象無象対策にカイリューサーフゴーを添えて完成。
結果的に命中安定技のみで最大出力を得られるパーティになりました。
個体解説
オーガポン(いしずえ)
A252 B4 S252 ようき
ツタこんぼう/ウッドホーン/はたきおとす/アンコール
先発要員。くまくまポンのポン担当。
威力1.2倍のタスキと命中安定のエッジが弱いわけがない。
最速はアローラキュウコンや炎オーガポンに自信をもって殴りかかるため。
アンコールがほとんど警戒されず、流し際に裏のアイテムを叩けたりラス1打開の積みポケモンを詰ませたりと大活躍でした。
ステロが撒かれていない場合はHP1でも残しておくと有利な場面が多い印象。足がちゃんと速く先制技や再生技も覚えるため先制技を誘いやすく、安い被弾で交代を通せます。そうすることでウーラオスの拘り解除や体力を大事にしたいガチグマの安着、テラス択の回避を狙えるほか、HP1のオーガポンが後出しで動ける状況は即ちアンコールが刺さるということなのでさらにもう一仕事してくれたりもします。
せっかく粉無効の草タイプなのにキノガッサに弱いのは少し惜しいところ。
頑丈潰しのステロは痛いとはいえ、キラフロルやコノヨザル以外のステロ撒きには先発対面時にアンコールも込みで見た目有利なのもえらあじ。選出率は3位。
ガチグマ(アカツキ)
H52 C252 D204 ひかえめ とつげきチョッキ
ブラッドムーン/だいちのちから/ムーンフォース/しんくうは
テラス:フェアリー
暴力要員。くまくまポンのくま担当。
調整はC特化した上で総合耐久が高くなるようにしただけ。チョッキ考慮したら配分変わりそうと書いてる今気付きましたがカミ対面での殴り合いが多かったので結果的にはD厚めで間違いじゃなかったと信じたい
対面からの殴り合いであれば数値と威力の暴力でだいたい何とかしてくれる暴力の化身。
残体力が行動回数に直結するため基本的には死に出し。ただ、相手も交代から受けることは難しいため対面的に動けば大体仕事はしてくれました。
テラスは弱点を隠せた方が強いと思いフェアリー。相手にハッサム等鋼打点がある場合以外は比較的裏目なく行動回数を増やせてよかったです。テラスムンフォでH244カイリューに対しマルスケ込み47.2~55.3%と、乱数次第で羽休めでのマルスケ復活圏外まで削れます。そのためテラス要求ができ、結果ウーラオスの一貫ができて勝てる試合も多かったです。
ハバタクカミと正面から撃ちあう場面も多かったのですが、ムンフォCダウンを引いた場合でも瞑想型と眼鏡以外は対面突破は可能。眼鏡であればウーラオスで縛れるのでなんとかなりがち。選出率1位。
ウーラオス(れんげき)
A252 D4 S252 いじっぱり こだわりスカーフ
すいりゅうれんだ/インファイト/アイススピナー/とんぼがえり
テラス:みず
暴力要員2。くまくまポンのくま担当2。
カイリューの型が増えたこともあってかゴツメによるマークが薄くなっており、無責任水流連打がとても良く通りました。岩ポン、妖ガチグマのいずれもカイリューにテラスを切らせる能力が高いこと、流行りのスケショカイリューもS+1までなら上を取られないことも良く作用していたと思います。
耐久に振っていないオーガポンやパオジアンを水テラス水流連打で倒せるのがわかりやすく強く、テラスを切らない場合でも気付いたら水流連打の一貫ができて勝つ試合は多かったです。
無振りでも最低限以上の耐久があり、ほとんどの先制技を2耐えできる点もスカーフと相性が良かったと感じました。
アイススピナーは素カイリューやガブへの打点ですが、テラスされずにちゃんと当たった場面はなかったため開き直ってアクジェとかでも良いかもしれません。選出率2位。
クレセリア
H252 B108 S148 おだやか アッキの実
ムーンフォース/みがわり/めいそう/つきのひかり
テラス:はがね
諸説枠。
経緯でも触れたとおり、ガチグマ受けとトリル誤認狙いですがガチグマが多すぎて逆にいつ出せばいいかわからなくなりました。何…?
身代わりはキノガッサの胞子やキョジオーンの塩漬けを避ける狙い。あわせて準速ガッサ抜きまでS振り。…だったのですが最速ガッサに上から寝かされたことしかない。本当に何…?
また、ガチグマを起点に積む目的にも関わらず瞑想ガチグマとの積み合いになった場合正面突破はできずPP切れかTODを狙うことになってしまいます。もうだめだ。
考察力不足を痛感した1匹。選出率5位。
カイリュー
H244 A252 S12 いじっぱり ゴツゴツメット
しんそく/じしん/はねやすめ/アンコール
テラス:ノーマル
いつもの枠。そして諸説枠。
試運転の際にとりあえずで投入し惰性で使い続けた1匹。それでも純粋なキャラパワーだけでそれなりの活躍はしちゃうのがすごい。
神速とゴツメでの削り、アンコールでの起点回避で裏の一貫を作る能力は相変わらずで、選出した試合ではしっかり仕事をこなしてくれました。選出率4位。
サーフゴー
H244 B172 S92 ひかえめ おんみつマント
ゴールドラッシュ/サイコショック/わるだくみ/じこさいせい
テラス:ひこう
いつもの枠。
一匹添えておくだけで最低限の有象無象対策になっちゃうすごいやつ。受けループのハピナスを倒せなかったためサイコショックを採用して以降1度も受けループと当たっていない。グライオンの地震を避けるために飛行テラスにしたがその後一度もグライオンを出されていない。何?
イーユイを後出しされると切り返せないため仮想敵がいても選出できない試合も多かったのですが、基本選出の対面殴り合い性能があまりにも高いため、見せあいで搦め手選出をある程度抑制できるという点だけでも採用価値は高かったと思います。選出率は6位。
基本選出
先発オーガポン+ウーラオス+ガチグマ
半分以上これ。
コノヨザル、キラフロル、ガブリアス辺りがステロを撒いてきそうな場合はガチグマ先発から。
ランドロスから来そうで水流連打の通りがよさそうならウーラオス先発から。
オーガポン項でも触れたとおり、HP1のオーガポンをできるだけ残しておくよう意識しました。
頻出かつ理想の展開は、オーガポンで先発同士削り合い→先制技に対してウーラオスで受け出し、上から突破→オーガポンを生贄にガチグマ着地、対面突破→ウーラオスで詰め、という流れ。
いずれかの通りが悪そうな場合は他に差し替えて選出。
基本は広く見れるカイリュー、ガチグマに加え起点にできそうな特殊ポケモンが見えていればクレセ、相手が受け気質ならサーフゴー等。
重いポケモン
ハッサム:インファイト+バレパンでガチグマが安定せずウーラオス頼り。
イーユイ:眼鏡ならオバヒでガチグマ乱1、スカーフならラオスの上から動かれる。ウーラオスの体力を大切にする。
イダイトウ:カイリューのテラス択等で最低限抗える程度。
キノガッサ:特に裏に炎打点が構えている場合、サフゴを出すより2匹がかりで胞子の上から殴る方がまだ安定するかも。
アーマーガア:サフゴのシャドボを切ったせいで突破手段がない。泣いて許しを請う。
その他、カミカイリューの型が多すぎてシンプルに難しかったです。
あとがき
基本選出の3匹以外について全く詰められなかったものの、逆に基本選出だけで普段以上に勝てていたのでパワーは感じました。基本選出の3匹もシンプルな調整のままので潰しは効くかと思います。
投稿時点での順位はこんな感じ。最終3桁届いてたら嬉しいですね。
11/1 追記
4桁でしたが過去最高順位は更新できていたのでよかったです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?