【白爪草】未試聴者向け+観た人向け感想【VTuber映画】

映画の感想など初めて書きます。お手柔らかにお願いします。

1.はじめに

電脳少女シロ主演の全キャストVTuber映画「白爪草」がついに公開になりましたね。観てきて楽しかったので好き勝手書きます。

まず、まだ観てない人…というよりもむしろ観た方がいいか迷っている人向けにネタバレ無しでちょっとだけ感想を。
次に、もう観てきたので他の人の感想を読みたいオタク向けにネタバレありでの感想など。他人の感想読みたいじゃないですか。私は読みたい。 

2.未試聴者向け　ぶっちゃけ観た方がいい？

結論から申し上げますと、

観た方がいいので全員観ましょう！

…ここまで推し事。ここから感想。

これは視聴前日の私。

まず、主演のシロちゃん含む.Liveメンバーを普段から推しているのであれば迷うことはありません。是非観ましょう。
シロちゃんやアイドル部メンバーのことは普段は見てないけど他のVTuberは好きだからV映画として気になっている、という方。こちらも損はないと思います。

普段の活動を知らないと楽しめないようなネタは一切なく、お話も純粋に面白かったです。
公式から紹介されている「一人二役で双子役」「ワンシチュエーションサスペンス」あたりで期待できる部分には真正面から応えてもらえてよかったなと思いました。私は大満足です。

というわけで、電脳少女シロ、.Liveやアイドル部、VTuberが好きな人にはおすすめです。

…で。逆にVTuber自体にはあまり興味がないけど観てみようかなって人。あるいは、そういう友人を一緒に誘おうか迷っている人。…いるのか？
前述のとおり全体のストーリーは面白いし前提知識なども不要なので十分楽しめるとは思います。が、特に3Dモデルでの演技や舞台という部分についてはやはりちょっと制約が大きそうというか、３DのVtuberをある程度普段から見慣れていないとしんどいんではないかなあ、わざわざ積極的に布教する類のものではないのかなあ…というのが正直な感想です。
カメラの動きなど良いなあとなる場面もたくさんあったものの、実写映画と比べると表情からの情報が少なく、アニメ・CG映画と比べると舞台の狭さや動きの少なさが寂しいのかな、という印象でした。

あとこれは映画そのものには全く関係ないのですが、公演終了後客席から拍手が上がっていて「オタク！！！！ステイ！！！！」ってなって恥ずかしかったので、そういうのも含めてもともと好きな人達が観に行く映画なんだろうなあ、と。

以上、まだ観てない人向けおすすめ情報でした。

以下、ネタバレ込みでの感想です。
ここから先は楽しかった良かった満足という感情のみで書いています。

3.観た人向け感想　※以下ネタバレあり

まず最初に。

白爪草、面白かったですね！！！！！！ありがとうございました！！！！！観て良かったなあ！！！！！！！！！

事前情報から妄想した上で視聴前の気持ちとしては
「双子ってことは入れ替わりみたいなトリックが何かあるんだろうなあ」「ワンシチュエーションってことは派手な映像は期待しない方がいいんだろうなあ」「アイドル部メンバーは声の出演、ってことは3Dモデル不要な役…それこそ電話とかでちょい役として出てくるくらいなのかなあ」そして「バーチャルさんが見ているも変態村と青鬼も観たんだから何が来ても怖くないぞ」辺りでした。

終盤のどんでん返しを繰り返す展開、とても好きでした。シロちゃんとシロちゃんがしゃべっているだけなのに迫力がすごい。
期待していた部分に対してはそれ以上でしっかり応えてもらえて、逆に不安だった部分もそれを下回ることはなく、推しの銀幕という貴重な場に居合わせることができて良かったなあと思います。

声の出演となったアイドル部メンバーについては、概ねちょい役だろうなあという予想通りではありましたがピノ様がまさかあんなに重要な役として登場するとは思っていませんでした。
さすがの演技力を発揮しているめめめ、声も状況までもあまりにいつもどおりなイオリン、演技感がなくとても自然に聞こえたボスとお嬢、それぞれとても良かったです。
あと「花畑カオリ」って役名とても好き。…チャイカの顔がちらつくこと以外は。

で。

緋乃先生の続編かスピンオフ撮ってください！！！！何卒！！！！！！

刑務所での診療というかなり公的な立場を持っているにも関わらずクリニックごと姿を眩ますことができる人物で、あれだけ堂々と犯罪の教唆を行っていながらそうするだけのメリットも明示されていない…と謎が多すぎるので妄想が捗りますね。考察班の皆様よろしくお願いします。
（パンフレットを買いそびれてしまったので、このあたりの情報がもし書かれていたら申し訳ありません。後日改めて物販狙おうとは思っています。）

あと桔梗の花言葉は「清楚」なんですよね。これも何か映画内で意味のある設定なのでしょうか。
確か過去、シロちゃんか誰かの衣装か何かでそれをモチーフにしているみたいな話ありませんでしたっけ…？気のせい…？偽の記憶が植え付けられている…？

花言葉といえば、シロツメクサ(クローバー)の花言葉、「幸運」もそうですが「復讐」というのもあるそうで。とても良いなあと思います。

以上、あらかた感じたこと気になったことは書いたかなと思います。かけらもまとまりのない乱文となり申し訳ございません。
また今後もこうした素敵な展開が広がっていけばよいですね。