#しずりんソロイベント の感想とか。
『Rin Shizuka Solo Event "Recollection"』
にじさんじの最推しである『しずりん』こと静凛さんがソロイベントをやるというのでZepp Nagoyaまで行ってきた。
Twitterで何か書こうと思ったけど、全然まとまらなかったのでnoteに。
閉演してから一時間くらいはガチで脳が働かず、自宅にたどり着くのに精一杯で書き始めるのに時間がかかってしまった。なるべくライブの感想を優先的につらつらっと書いていく。
ライブ感想
開演前。
JK組ホワイトデー配信くらいからずっと追ってるクセに、思い返してみるとにじさんじのリアルイベントに来たのはこれが初めて。
リアルイベに興味がないわけではなく、声優さんなりアイマスなりのライブには足を運ぶし、一時期はずっとコミケにも行ってたしで人多いところダメとかいうわけでもない(疲れるけど)。
自宅で配信が見れるならそれで良いか、という感じだった。
でもまあ、しずりんのソロイベだしさ。行くじゃんか。そりゃあ。
感染症対策にはかなり気を遣ってくれているのに、入場が非常にスムーズで、スタッフさんの説明も分かりやすかった。
『ワンドリンク制』という仕様に未だに慣れない。
客席に繋がる通路の少し奥のところに白い衝立があって、その向こう側からめちゃくちゃ気持ちの良い発声(しかも聞き覚えがある)が聞こえてきたので、「まさかあの向こうにライバーが居るとかじゃないよな」とか心配になった。
よっぴー(吉田尚記さん)だった。事前番組はそれくらい客席に近い場所やってた。客席から通路に出て三歩くらいでよっぴー見えたんじゃないかな。
クイズは全問正解した。ちなみに最初期に歌枠をなかなか取らなかったのは「「お前は歌が下手だから人前で歌うな」ってお兄ちゃんに言われてるから」とかだったよなあ、とか。TRPGはどこで言ってたか覚えてないけど消去法で選べるかなーとか。バイオは好きって公言してたけどプレイ自体はちょっと遅かった気がするなあ、とか。これまでのYouTube 、Openrec、最近ではtwitchとか、いろんな事を思い出していた。
事前番組で静凛うちわ持ってたスーツ着用のくまさんずの方が目の前の席だった。なんか声をかけようかなと思ったけどちょうど『Aimless story』のMVが流れていたのでそれどころではなかった。
開演。
居た。
しずりんが居た。
そりゃあまあ、そうなのだが。だってしずりんのライブだし。
正直なところ開演まで「Vtuberのライブを生で見る……ってなんだ?」という気持ちはあった。「本社のスタジオとかで歌って踊ってさ、その映像をスクリーンに映すとかでも良くない?」的な。
全然違った。しずりんが居る。そこに居る。めちゃカワなアイドル衣装を着て歌って踊っている。客席を見てる。それだけで胸がいっぱいになった。ちょっと泣いた。
シナリオパートのストーリーが進行していく。
初期衣装になってかざちゃんとのコラボ。
インタビュー記事でJK組がライブパートのみのゲストになったのを悔しがっていた事を思い出す。
シナリオパートがしずりんのこれまでの配信を追体験する構成になってるんだと直感。泣く。かざちゃんの前にJK組での絡みとかやりたかったんだろうな、とか想像。
アンケ。腹筋が六つに割れてるの、周囲だと自分と例のくまさんずの人だけだった。草。好きな口癖は「しずりんのだよ!」にした。「わっせわっせ」と迷った。グッズで心躍ったのは懐中時計だったけど普段使い出来そうなドッグタグキーホルダーが良いなと思った。
カラフル×セクシィ。かざちゃんとの歌声の相性バツグンでめちゃくちゃ良い。ここに来て「楽曲名が画面とかに出ないんだな」と気づく。
RKS。一番好きなコラボ。ハジメくん3Dおめでとう。叶くん流石に場慣れしてるし頼りになるね。名乗りネタ擦りまくるのまぁじでしょうもない。くだらなすぎて最高。これこれこれ~!
Go!!!。しずりんはやっぱカッコいい曲が合うね。RKSはゲームだけじゃなく歌コラボもやって欲しい。
再びのかざちゃん。you。衣装演出。歌声も演出も本当に綺麗。泣。
ライブパート突入。
POWER。ポケビ好きだって言ってたもんね。ドーラ様が歌上手いのは知ってたけど島村シャルロットさんめちゃ良くて驚いた。
God knows…。ヒカセン周りのコラボ。無我で草。曲選が世代ぶっ刺さりなのでブチ上がる。しずりんのこれまでがどんどん繋がっていく。冗談みたいに「普段は世界を救ってます」なんて言ってたけど、少なくとも僕の世界は救われてます。
Dive with me!!!。JK組を語る言葉なんて持ち合わせて無い。特別過ぎて。
夜に駆ける。大好きな曲。花鋏キョウさんやっぱダンチだわ。現地で聴けてよかった。
Kawaii make MY day!。メロウ・イエローじゃんか!!! コール出来ないのキツ過ぎる。委員長とかざちゃんと、アイドル系のフリフリ衣装が揃うと違うね。ダンスも最高。欲を言えばフル尺で聴きたかった。
SKILL。だからさ、出来ないのよコールが。コールが禁止なのよ。喉潰れるまでコールさせてよ。頼むよ。力ちゃんマジで良すぎ。でろーんかっこよ過ぎ。加賀美社長のマイクの角度大好き。客席煽り最高。マジ最高。マイク持つと人格変わりすぎでしょうよ。こち亀の本田か。
Trial and error。しずりんソロ。しずりんといえばソロ配信。
シナリオパートの流れから、ライブ中ずっと初期から今までのしずりんのことを思い出していた。コラボやファン称を決めるといったことを最初からやってて、毎週月曜朝にtwitterでボイス出したりバイノーラルに挑戦したり、声劇をやってみたり……好きなこと、好きな形を試行錯誤しながら今にたどり着いたしずりんが、今はソロライブイベントの舞台に立っている。
体力がない、歌は下手だから……とか言ってたのに、ずっと出ずっぱりでずっと歌いっぱなし。合間合間のゲストとのやりとりも疲れる様子は見えなくて、ずっと楽しそう。ずっと嬉しそう。
曲選から何から本当にしずりんの『好き』で構成されてるライブなんだと実感。『好き』を追い求めながら築き上げて来たものが確かにここにあって、それを凛famの前で披露してくれる事が、ただただ嬉しくて、楽しい。
アンコール。早い。アンコール自体も早いし手拍子も早い。早すぎる。コロシアムで殺戮ショーを楽しむ観客だってもうちょっとスローペースに煽ると思う。
BLOODY STREAM。再びのRKS! そういえばシナリオパートで急にはぐれてしまってたから「これで今回はお別れ」的なやりとりしてなかったね。ハジメくん声質合うね。かなかなかっけぇ~! この3人でライブ配信やってくれたりしないかな…その前にゲームか…APEXとか…いやでも歌コラボ先に…いや…ゲーム…。
Aimless Story。ライブがここで終わってしまうんだと思うと寂しい。けど、ここからまた新しい物語が紡がれていくんだと思うとそれは希望で、このライブもしずりんや周囲の皆が歩んできた道になって、あんなことあったね、次はこんな事があれば嬉しいねってどんどん繋がっていくんだろうな、とか。いろんなことを思った。
ソロライブイベントの締めくくりとこれからの『静凛』を繋げるのにふさわしい、最高の楽曲。
閉場後。頭の中がずっとぼーっとしていて、身体だけなんとか人の流れに乗りながら「プレチケ当選してたら何話してたのかな」とかなんとなく思ってた。新幹線乗ってから駅弁買い忘れたの思い出して、降りてから駅弁買って帰って家で食べた。
すぐnote書き始めたけど、猛烈な眠気と疲労感に襲われて日付が変わる前に寝て、起きて、今。
個人的な話。
ライブ前後に思い出してたこととか個人的な話なので、ここから先は割と本当に余談。読まなくて良いです。読んでくれてありがとうございました。
にじさんじに興味を持つきっかけになったのは、Twitterでフォローしてるイラストレーターさんが樋口楓さんことでろーんのファンアートをあげたことだった。
最初に見たのはモイラ様の雑談枠。それからニコニコでかえみと切り抜きまとめを見、そこからJK組ホワイトデー配信にたどり着いた。
「この人の声、いいな」となって、そこがスタートだったなあ、とか(たぶん、2018年の4月の頭とか)。
その頃からもう既に凛famの結束が確立してて、自分は『新参者だ』という認識がずっと続いている。今もその感覚は抜けないんだけど、メンバーシップの継続日数とか見ると「もしかしたら古参なのかもな」という予感はしている。
そういうファンコミュニティ……というか、そもそもコミュニティに属するのが苦手で、自分から凛famをフォローしたり絡みに行ったりする勇気は無かったし、今も無い。
もう一つ言うと、しずりんからフォローされたいみたいなのもあんまりない。というか、フォローされたいという感覚があんまり分かってない。
コミュニケーションとれたりするのはうれしい……かも……?
凛fam関連で一つ思い出があって。
しずりんきっかけでFF14始めて(厳密に言うと復帰勢だけど)、なんだかんだで白にしたのね。白魔道士。味方の回復とか蘇生が出来るヒーラー職。
ぼーっとチョコボ乗って走り回ってたら道ばたに行き倒れてる(厳密に言うと、目の前でモンスターと戦ってて倒れた)プレイヤーが居てさ、レイズで助けてさ。んでよく見たらそのプレイヤーが凛famのFC入ってる人だったのね。
凛famのFCとかLSってどうやって入るのか分かんなくてさ。ずっと入りたかったんだけどさ。
「うわ、チャンスじゃん」って。「僕も凛famなんですけど、FCってどうやったら入れるんですか」って聞くチャンスじゃん、って。
話しかけられなかった。辻バフならぬ辻蘇生して終わりだったね~。
あの時、勇気出してたらどうなってたのかな~って未だに思う。
しずりんのFF14配信はずっと見てたけど、実際にプレイするには時間が足りなかった。今もかな。MMOにしては時間とらない方だとは思うんだけど、特に当時は……というか、今年の春頃までずっと原稿とかいろいろあって、にじさんじ自体を満足に追えてなかった。
2018年の冬コミにしずりん本を出して、その時に初めて勇気を出してTwitterのプロフィールに#凛famをつけたのね。
それからしばらくして……いつくらいだったかな。去年の終わり頃とかだったかな。一旦ファン称タグを外したんだよね。
嫌いになったとか推し変とかなんかそういうのじゃなくて『今現在、しっかりと追えてない人のファン名乗って良いのか』みたいな葛藤があって。
去年辺りは特にVtuberは切り抜きでしか見ることが出来なくて、しずりんの活動は本人のtwitterやら配信通知botで知ってはいたけど、実際の配信はほんと途切れ途切れというか。仕事から帰って、原稿書いたりちょっとゲームしたりして、寝る前にyoutube開いたら配信中で、支度とか色々しながら聞いて、寝る……みたいな。
いつ配信を開いてもずっと楽しそうにゲームしてたり話してたりっていうのが本当に癒しで……今考えたらこういう付き合い方でちょうど良いんだろうな、配信って。
ファン称タグをちゃんと付けようって決めたのは7月に鈴原るるさんが引退しちゃった時かな。きっかけとして大きかったのは多分それ。
理由がどうとかそういうのは一先ずおいて、ずっと続くと思ってたものが続かなくなることってあるんだな、と改めて実感した。
しずりんに興味を持ったのはホワイトデー配信の切り抜きだったけど、本当に好きになったのはそれから少し後になってからだった。
本当に初期の初期のにじさんじ、旧いちからって目に見える形でいろんな問題が起きてた。イベント関係とか含めて。具体的にはあんま書かないけど。ヒートアップするファンも少なくなくて、それをライバーさんがなだめるようなやりとりも結構見た気がする。
そんな中、しずりんが「みんながスタッフさんやいちからを叩くと、私達が活動しづらくなるから控えて欲しい。スタッフさんには私からかけあうから」と言ってくれて、それで本当に「この人を追おう」と思った。
『元々ライバーをマネジメントをするために作られた会社じゃ無いから』とか、『スタッフさんだって頑張ってるんだから大目にみてあげてほしい』とか、そういう言葉じゃなくて「何故、会社やスタッフさんを叩くといけないのか」を分かりやすく伝えてくれて、すごく安心した。
ファンの気持ちに対して真正面から、フェアに接してくれているのが分かってうれしかった。
もちろん、大目に見てあげて欲しい、という意見だって分かってはいたんだけどね。実際そうだったろうし。
ファンと自分達とが気持ち良い関係で居られるように努力してくれてたのはこっちからでも見えてたから、そういう一つ一つが今回のライブに繋がったのが本当の本当に良かった。
これからも応援していく。こっそりと。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?