ちがうそうじゃない。

ブラジリアン柔術は師弟制度を採用しているので、自分の生徒以外には雑談を越えたアドバイスのたぐいをすることはないのだけれど、それでもこの人はこうしたほうがいいよなあと思うことは多々あります。
たとえば頭から突っ込んでくるタイプのパスガード、担ぎとか噛みつきとかのオーバーアンダーパス・スタッキングパス系統のひととスパーリングしたとき、もっと膝を突き出す系統・ニースルー系のパスを取り入れるところから始めたほうがいいよ、との気持ちでスタッキングパスに対して3分で3回アームブリーカー・脇固めを連続であわせたところ、なんらかのメッセージが伝わったらしくよりタイトなスタッキングパスになって、ちがう、そうじゃない、そうだけれどもそうじゃない、という気持ちになったものです。それもまたその人の先生の育成方針だし、私の生徒にもしがみつきしかしない人はいるし成長は人それぞれです。楽しんで参加したいものです。

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