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ヘッドハンター名鑑vol.26

※掲載内容(プロフィール等を含む)は公開当時のものです。

今回は、株式会社ビズリーチ主催「JAPAN HEADHUNTER AWARDS 2021(以下:アワード)」にてコンサルティング部門のMVPを受賞された株式会社エグゼクティブリンクの北條将也氏による寄稿文を掲載いたします。

活躍する現役ヘッドハンターによる「業界の展望」と「今後活躍する人材層」についての寄稿をぜひご覧ください。

【北條将也氏 プロフィール】
中央大学総合政策学部卒業後、伊藤忠テクノソリューションズに入社。
インフラ領域におけるテクニカルリードとして活躍。その後、人材育成に関わる新規事業開発に携わったことでキャリア開発に興味を持ち、株式会社エグゼクティブリンクに参画。コンサルティング・ポストコンサルティング領域に特化した転職支援を得意とし、若手層から経営幹部層まで幅広く支援。エンジニアやコンサルティングファーム出身者の方の転職に豊富な実績を持つ。

北條将也氏による寄稿文

コンサルティング業界における現在の転職市場は、新型コロナウイルス感染拡大の影響でコンサルティングファームの案件受注が一時停滞したこともあったようですが、現在は復調し、高まるワークスタイル変革やデジタル化推進、SDGsへの機運の高まりによる持続性の高い経営の実現、オンライン化に伴うリスク・セキュリティ対応等のビジネスニーズが増えたことで、コンサルティング業界にとっては追風といえる状況になっています。

今後、企業の事業環境の変化やビジネスモデルの転換、新たなビジネストレンドへの対応などにおいて、コンサルタントへのニーズはより一層顕著になっていくと考えられます。
コンサルティング業界の転職マーケットは拡大しており、コンサルタント転職を目指す求職者にとって大きなチャンスです。コロナ禍の影響を不安視して転職活動を足踏みされている方もいらっしゃいますが、むしろ会社やポストにしがみつくことなく、実力をつけて、社内外問わず人材マーケットで求められる存在となることこそが、何より長期的に職業人生の安定を築くことになるのではないかと考えております。

今後コンサルティング業界で活躍が期待できる人材とは、ゴールに向かって自身をアップデートしていける方々だと思います。将来のキャリア像から逆算して、必要な業務経験を積み、そのために自己学習においても意識的に取り組んでいるような方は、選考の通過率も高く、コンサルティングファーム転職後も、活躍されることと思います。
当社はコンサルティング業界を専門に転職支援を行っており、数多くの実績を有しています。コンサルティング業界の転職動向に詳しい担当エージェントが、当社が長年培ってきた各ファームのパートナークラスの方々とのクライアントネットワークを活用することにより、生の情報を直接求職者にお伝えしながら、キャリアカウンセリングを行うことができます。場合によっては特別な選考プロセスを組めることもあります。決して容易ではないコンサルティング業界の転職において、戦略ファーム出身者による当社独自のケーススタディー対策講座や、個々人に合わせた面接対策などを行うことで、業界内でも高い内定率を誇っています。

私自身、エンジニア出身のため、デジタル領域等、広くIT領域を強みとしており、エンジニアやコンサルティングファーム出身者の方の転職に豊富な実績を持っています。一見同じように見える採用ポジションでも、業務内容や得られる経験は異なることがあります。求人情報からは直接見えないインフォーマルな情報を把握したうえで、求職者のバックグラウンドや志向性に合わせた適切なポジションのご提案を心がけています。

転職活動は、「百聞は一見にしかず」で実際の選考を通じて見えてくることも多くあります。長い職業人生のなかで、今後ご自身のキャリアをどうしていきたいのか、一度キャリアの棚卸しをされてみるのはいかがでしょうか。

次回のヘッドハンター名鑑は、2021年9月1日(水)公開予定です。


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