15歳の時アレがどうしても欲しかった

伝説のバンドBOØWYが解散したのは僕が中学3年の時。

僕がBOØWYを知ったのは解散した後の高1の時。

バンドブーム真っただ中。

例にもれずに僕もバンドをはじめた。

ホントは歌いたかったが、誰もベースをやる人がいなかったのでベースをやることになった。

お茶の水に楽器屋さんやタブ譜を売ってるところがたくさんあるって聞いたのでベースを買いに行った。

「弾いてみる？」店員さんに聞かれたが弾いたこともないので恥ずかしくて断ったが一通りベースを練習するのに必要なものを買うことができた。

ちなみにタブ譜とは弾く時に指で押さえるところが楽譜のように示されてる譜面のこと。

練習するためには何度も巻き戻しや早送り、一時停止などすぐできるようにカセットテープで練習するのが当時は当たり前だったが

今カセットテープなんて見たことない子供たちがほとんどではないだろうか。

タイトル通り話を進めていくと、当時何が一番欲しかったのか？

それは、、

Sonyのリバティ！！

オーディオ機器が重箱のようになってるオーディオシステム。

CDからテープに録音する際にこのリバティを使ってきれいな音で録音したり

CDをきれいな音で聴いたりするのにどうしても欲しかった。

結局買ってもらえたのでそれ以降はリバティで録音してベースの練習はラジカセでやった。

ジュンスカやユニコーン、BOØWYのコピーはもちろん練習した。

あるとき父がリバティでヒーリングミュージックをかけて目を閉じて胡坐をかきながらだまって聴いてるのを見て

「どうしちゃったのかしら？お父さんとうとうおかしくなったんじゃない？」と母が言ったのを覚えてる。

そしてそのリバティで僕はなんと！！

今でいうコンピレーションアルバムを作ってました。

自分で選んだ曲をレンタルしてきてひとつのアルバムに10曲いれてひとつのカセットにいれてアルバムをカセットで作ってました。

アルバムにタイトルを考えて作ってました。

これがまあまあ評判で先輩にアルバムを作ったたんびに〇個カセットダビングしておいて！なんて言われて

リバティでダビングして渡してました。

今考えるとこれが商売になったんだなぁと思うともったいないことをしたなぁ。

と、こんな感じの話を荒川区ニュースでお話してます。

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