美容学生の内訳
お疲れ様です。
先日、Twitterの方でいいねをいただければオンライン講習をさせていただきますと言いながら、残念ながら集まらなかったので、こちらにまとめてみたいと思います。
ここでざっくりと自己紹介をさせていただくと、現役美容学校職員で、かれこれ13年勤務しています。
1学年およそ300名✖️13年なので、およそ4000人の美容学生と関わった計算になります。ということは知ってる(知られてる)現役美容師さんは恐ろしくいますね笑
ちなみに当校はすべてのクラスに教えに行くので、全員に会います。
内訳
では早速学生の就職希望内訳を書いていこうと思います。
私が所属する学校は、大体40名のクラスなのですが、2年生開始時は
東京希望者 10名
大阪市内希望者 15名
大阪府希望者 10名
その他地元や兵庫、京都など他府県 5名
ぐらいの感じです。
そして、実際卒業期には
東京内定者 5名
大阪市内希望者 15名
大阪府希望者 10名
その他 10名
大体このような結果になります。
ちなみにクラスは7クラスありますので7倍してもらったらその学年の内定者が大体分かります。
なぜ1年で人数が変化するのか
では、たった1年で希望地域が変化するのかですが、
想像しやすいとは思いますが、まずは東京希望者が内定不合格になったので、大阪で就職することにしたパターンです。
理由は、
① 何となくかっこいいから東京希望にしていた
② 行きたいサロンに落ちたから
③ 金銭面の問題
理由はこんな感じです。
気づきましたか?残念ながら全然計画的ではないですね。
この情報化社会において、全く活用できていない現状です。
逆にしっかりと計画した子はきっちり内定を頂いてきます。
では大阪は?
さて、次に大阪についてですが、「市内サロン」と「大阪府下サロン」に分けてます。
市内サロンは業界でもよく目にする有名店です。
しかしこの人気店というのは、「業界内」での有名店ではなく、「一般的に」有名店です。学生が持ってくるサロンさんは大体写真がおしゃれです。
おしゃれな投稿は将来の学生本人の目指す物としてはいいものですが、就職活動では情報の一旦でしかありません。しかし学生は分かりません。
つまり、ここでは美容師さんのインスタの写真や投稿を見て決めているパターンが非常に多いです。つまり、お客様目線でサロンを探してます。
その他、他府県について
最後にその他の地域のサロンを希望する学生についてですが、地元やその他地域(兵庫県や京都府)を選ぶ学生はちゃんとサロンのスタッフのことを勉強してますし、通っているところだったりするので、しっかりと自分が働くイメージを持っていますので、離職率も低めだと思ってます。
さて、あなたのサロンの地域はどこですか?
今後も少しずつ投稿していきますので、もしよかったらお読みください。
次回は「学生の内面について」投稿してみようかなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?