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VTuberオタクから見たアイカツプラネットが概要だけで面白い

この記事は一人のVTuberオタクがアイカツプラネットの放送前に公開されてる概要だけを見て、あれこれ妄想するやつです。

※アイカツプラネットはアーケードゲームと、それを基にしたアニメ/ドラマです。実写ドラマとアニメを融合させてしまうって試みの時点で面白い。
私はアニオタなので正直、こわいですけど。

あらすじ だけで既に面白い

現在Wikipediaに書いてあるアイカツプラネットのストーリーは下記のようになっています。

私立星礼高等学校に通うごく普通の高校生音羽 舞桜は、突然姿を消した陽 明咲に代わり、誰でもアイドルになれる世界「アイカツプラネット!」のトップアイドルハナとしてアイドル活動をすることになってしまう。

ハナになった舞桜は、ドレスの妖精ドレシアが宿るカードスイングを使い、ライバル達と切磋琢磨しながら本当のトップアイドルを目指す。

世界観を簡単に説明すると、主人公たちはアバターをまとって姿と名前を変え「アイカツプラネット!」という空間でアイドル活動をする感じです。

VTuber界隈を見てきた人からすると、めちゃくちゃ面白そうじゃないですか?

中の人の入れ替わりっていうVTuber界隈でタブー視されてる内容をやろうとしてるんだから凄い。
しかも周りの人にはバレないようにしないといけないらしい。

マイキャラとかじゃなくてアバターなんですよ。
今までのシリーズとはコンセプトというか、プレイヤーの立ち位置が微妙に変わってる。

キャッチコピーが面白い

「なりたい私へ、ミラーイン☆」
「なりたい自分になれる場所!アイカツプラネット!始まります!」

見ての通り、なりたい私・自分っていう言葉が強調されています。
なりたい自分という言葉はVTuber界隈でも聞いたことがある気がする。

けど、このキャッチコピーが主人公への皮肉っぽくなってる気がする。

たとえば、登場人物の一人である梅小路 響子さんは設定やPVを見る限り名家のお嬢様なんですけど、アイカツプラネットの空間ではロックな姿のビートとして活動しています。しかもビートとしての活動は周りへ秘密にしているらしい。

本当はロックなものが好きだけど梅小路 響子としてそれを表現できない環境にあるから、ビートというなりたい自分になったって感じのストーリだと思います。(設定を見たオタクの妄想)

しかし、主人公は他人が使っていたアバターでなし崩し的にハナとして活動することになるので、ハナは主人公にとってのなりたい自分ではない気がする。(以前からハナにあこがれてる場合だと話は変わるけど)

なりたい自分というテーマに主人公が向き合う話しもあるかもしれない。
あったら嬉しくなってしまう。

思ったよりシビアな世界観で面白い

アイカツプラネットという空間は、誰でも上手にアイドル活動が出来るようになる魔法みたいな空間ではないっぽい。

というのも月城 愛弓さんの設定を見ると

小さな頃からピアノを習っていて、絶対音感を持っている。努力家でどんなに辛いトレーニングをしても、弱音を吐かない。
トップアイドルの座を狙って日々アイカツ!に励んでいる。

っていうような内容になっている。
辛いトレーニングって言葉も書いてあるし、なにより絶対音感っていうような本人の資質がアイドル活動のクオリティを左右することが分かる。
主人公も「クラシックバレエの大会で入賞するほどの実力の持ち主」って書いてあったりします。

つまりアイカツプラネットでの活動は、本人の身体能力・才能・センス・等によって差がでてくる。それを努力によって高めていく世界。

無理やりVTuberの話しにつなげると、変わるのは姿だけで他の部分は努力や工夫で勝負するしかないっていうシビアな部分は同じ。

こんなのリアルじゃん。


ここからVTuber関係のない話し


思ったよりシビアな世界観で面白い その2

バトルステージとかいう単語が出てくるんですよ。
アイカツランキングっていうような設定もあるみたいですし、勝敗が明確に突き付けられる世界観っぽい。
今までのアイカツと同じくスポコンの気配がする。

アニメ/ドラマでどうなるかは分からないですけど、筐体では1ステージの中に3回ドレスが変化するタイミングがあって、そこで相手に勝つとドレスを着替えることが出来るシステム。(最初はお互いにデフォルト衣装)

つまり負け続けると着替えることすら許されない。なかなかシビア。

悪いオタクによるエピソード妄想

こんなエピソードがあったら面白そうっていう妄想のコーナー。
シリアスを求めがちな悪いオタクなので、その点ご了承ください。

◇ハナとして活動をしていく中で、ファンを騙しているって罪悪感にさいなまれる回。

◇ハナっていうトップアイドルのアバターを使ってるから評価されてるだけだって妬まれる回。

◇元々のハナであった人にアバターを返すことになって、何もかも失ってしまったんじゃないかと絶望する回。

◇幼馴染の本谷 栞さん「舞桜とは小学校からの幼馴染で、昔から自分にはない物を持っている舞桜を尊敬している。」
闇落ちする回あるでしょ。

◇ファンは、もともと別の人の手によって作りあげられたハナを応援してるだけで、自分自身を見に来ているんじゃないんだって考えてしまってアイデンティティに悩む回。

◇最終的に「ハナというアバターを手放す」のか「ハナも自分自身のなりたい私になったって受け入れる」のか、みたいな回。

曲がはちゃめちゃに良い

『HAPPY∞アイカツ!』

この曲は今までのシリーズでいう「アイドル活動!」とか「アイカツ☆ステップ!」にあたる曲。作品を象徴するのにふさわしい名曲だと思います。

『FLYING TIPS』

楽しい!かわいい!みたいな曲だけじゃないのアイカツって感じがして最高。サウンドもエフェクトもオシャレで格好いい。

Bloomy*スマイル』と『キラリ☆パーティ♪タイム』も本当に良い曲なので聴いてみてください。
(キラリ☆パーティ♪タイムのシンプル過ぎるサビ最高でしょ)

さいごに

冒頭でも書いた通り私はアニオタで、実写ドラマも見てこなかった人間なので純粋に楽しめるか始まってみないと分からないって感じです。

でも、こんな文章を書いてしまうくらいには試みとして面白い部分が沢山あって、めちゃくちゃ楽しみです。

実写とアニメが交互に出てくるPVを数十回みて、感覚が麻痺したのもあるかもしれませんが。

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