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刹那的な生き方が良い人もいる

まず結論から。全ての人が「発信」したがっているわけではありません。

ザックリいうと「今この瞬間が楽しければ良い」人もいます。そういう刹那的思考の方からすれば、「発信のススメ」は刺さらない。

「ライブ映像をYouTubeに残そう」とか「過去のリリースを整理してまとめよう」とか言われても、全然ピンと来ないだろう。



だって、大事なのは"今"の方だから。自分の目の前で起きていることが最も重要。ゆえにインスタのストーリーを鬼更新する。

「ストーリーは消えちゃうからもったいないよ」と言われても、全く惜しくない。彼らの辞書に「アーカイブ」や「ストック」なんて言葉はない。

※厳密にはストーリーも発信ではあるけど、「他者への発信」というより「今自分が味わっている刹那の実況」的要素が強い。


……で、別に僕はそういう人達を否定するつもりはありません。今この文章を読んでくれている方の中にも、刹那性を好む方だっているかも。


じゃあ何が言いたいか、
「クリエイター活動をやっている=発信したがっている」は固定観念

自分達の作品(リリース/ライブ/映像/デザイン/イベントetc)を、ただ周りの友達に伝えられたら、それで満足。もしくは作っただけで満足。別に「世界に広めたい!」とか「後世に残したい!」とか考えてない。そういう人もいる。

▼以前書いた、「"売れる/売れない"に興味ない人もいる」回と同じ視点。



今回いうクリエイターは、プロ/アマ問いません。

例えば皆さんの周りに、こういう人はいないだろうか。
「こんな素敵な絵が描けるならインスタに載せたら…?」とか「そんなに映画詳しいならブログで紹介してみたら?」みたいな。

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