テキストプレースホルダ__3_

【1分で試せる】ベースの音を良くする5つのヒント【新しい機材不要】

①普段の2倍強くピッキングしてみる

ピッキングで歪ませることで、音が潰れないままドライブ感を出せます。

・なんとなく抜けが悪い
・歪みのかかりが弱い
・音が伸びない
など、ピッキング関係の悩みがある方は一度試してみる価値があります。

普段の設定より"DRIVE"ツマミを少し下げて、その下げた分をピッキングで補強するイメージでやってみましょう。

インプットレベルをピッキングで上げることになるので、歪ませた音色にしない場合でも、実践の価値はあります。


②アンプの"ボリューム"で音量を稼ぐ

ゲインを普段より落として、その代わりにマスターボリュームを上げる。

ゲインとマスターボリュームを、なんとなく同じものとしていじっているベーシスト向けの内容です。

ゲインは"歪み感の調整"に使い、音量を上げるために使うのを避けてみましょう。①と同じような理由です。①との併用もオススメ。


③エフェクターのON/OFF音量差を揃えて比べる

エフェクターを使うとき、"実はただ音が大きくなっているだけ"なのに良く聴こえる場合があります。

本当にそのエフェクターを通す意味があるのか、今一度チェックしてみましょう。※音量差は通常、"LEVEL"や"VOLUME"といったツマミで調整可能です。

ON/OFFで音量差を揃えた時に、音に違いがなければ、ボードから外してもよいかもしれません。不必要に機材を増やすことは、音痩せやトラブルの増加に繋がります。


④説明できる箇所だけで音を作る

エフェクターやアンプについている謎のスイッチ、謎のツマミ。機能は、全て使わなくても大丈夫です。

理由は分からないけど「上げると良い感じ」、「下げると微妙」。そういうツマミの効果を、説明できるようにする。

感覚だけで音を作る=サイコロを振るような音作りから、脱却しましょう。

「感覚を感覚で裏付ける」のは裏付けになっていないので、避けた方が良いです。


⑤感情をコントロールする

ピッキングは、感情の影響を受けています

例:フロアの埋まり具合
満員の会場だとピッキング力が上がる人もいれば、冷静になろうとして逆に小さくなる人もいます。自らを細かく分析することで、ピッキングを完全にコントロールしましょう。


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以上、音を良くするヒントを5つ紹介しました。
①普段の2倍強くピッキングしてみる
②アンプの"ボリューム"で音量を稼ぐ
③エフェクターのON/OFF音量差を揃えて比べる

④説明できる箇所だけで音を作る
⑤感情をコントロールする


そして、ここまで目を通していただいた方へ、もう1つヒントを。

⑥見聞きしたことを実践する

頭で理解した段階では、実際の音は何1つ変わっていません。とにかく得た情報を自分で試すこと。

頭で理解しても、実際の行動に結び付くとは限りません。

例:深夜に食べるラーメン
健康に"良く"はないですよね。みんな頭では理解している。けれど、食べてしまうときがあります。

ピンと来たら導入すれば良いし、
ピンと来なくてもその「試した経験値」は、
次への判断基準として残ります。

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それでは今回はここまで、
最後まで読んでいただきありがとうございました!


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