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私共が護身ビルドを作るとき考えていること_私共の実際運用していたビルド解説シリーズ

今回は私共が実際運用していた護身ビルドのひとつを紹介します.
ただ単純に良いビルドの紹介という訳ではありません.
どちらかというと「こんなところを考えて護身ビルドを組み上げてるよ」というお話です.

実際このビルドには欠陥があり, 240312現在は退役しています. (このビルドを使うのをやめているということ)
どこに隙があるのか探してみると面白いですよ(^^
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それでは今回紹介するビルドがこちら

スキルはこういったものです.

Dスキル
Rスキル
Fスキル
ケープスキル

集団ガンクを受けたときは, 
Fスキル→Fスキルの透明化ダッシュが終わると同時にDスキル→透明ポーション
の順にオンします.
初手FスキルはCC解除するので, 集団ガンクのときでも何もできないことはありません.
騎獣を降ろされると同時に相手のCC群に拘束されるときでも即動けるということですね.
Dスキルのスタンで敵を止め, Fスキルのスピードアップで大きく逃げます.
スピードアップの天敵はパージスキルですよね.
Dスキルのスタンはパージ対策になります.
Dスキルオンと同時にケープスキルがオンするので, これもパージ対策になります.
Dスキルのスタンが解除された場合でも安心ですのでね.

CCに止められないとき, ソロガンクのときは, 
Rスキル→Fスキル→Fスキルの透明化ダッシュが終わると同時にDスキル→透明ポーション
だとなお良いです.
Rスキルを使うことで逃げる方向を絞らせないことができます.
方向性が分かってるアクションだとどんなに素早くても人間は予測により対応してきます.
分からない, 選択肢が多い, こういう要素を織り交ぜてやることで予測を難しくするのが狙いです.

ビルドの解説はこんなところです.
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それではこの護身ビルドの欠点を考えていきましょう.

1.単純な追いかけっこはそれほど得意ではない
武器は弓系なので機動性スキルは2つです.
単純な追いかけっこになると機動性スキル3つ以上のブラッドレター, アヴァロンの拳, メイスなどに追いつかれてしまいます.
Fスキルは瞬発的なスピードアップ性能は良いですが, クールダウンが60sのため, 1回使うとエスケープ中に再度使うことはほぼできません.
Fスキルのスピードアップが効果が終わったところで敵の捕捉を外せてないと捕まるということです.
高機動ガンカー相手では捕捉は外しにくいです.
逃げ切るにはワンチャンの透明ポーションの使い方次第になってしまいますね(^^;

2.Fスキル「エーテルパス」の透明ダッシュ中にCC, 強制移動効果を食らうとスピードアップが解除される

しかもダッシュ前の位置に戻されるというね(^^;
このビルドでは, Fスキルを止められると致命的です.
60sのクールダウンですからね.
Fスキルの透明ダッシュが始まったら, 当てずっぽうにCC, 強制移動効果付きの攻撃を振れば, 結構当たってしまいます.
例えば剣スキルの「分裂の斬撃」やメイススキルの「スネアチャージ」ですね.
これはやはり逃げる方向を予測しにくくするしかありません. 
前述したようにRスキルを先にオンするなどですね. 


はい, 欠点の考察はこういった感じです.
一番まずいのは, Fスキルのクールダウンが長いことですね.
このビルドを退役させたのはこのためです.
ここでFスキルを一般的なスピードアップ系に変えては?と思うかもしれませんが, そうするとCC解除ができなくなります.
騎獣を降ろされた後のCCチェーン(複数連結したCC)は怖いですからね(^^;
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下動画はこのビルドの運用中, 実際にガンクを受けたときの映像です.

赤ネーム化→透明化ポーション→これを早めに切り上げて「待ち伏せ」→「レザーカット」
おそらくこういった流れの強襲だと思います. 
私共のスキルの使い方が甘く, 逃げる方向がばればれですね(汗)
相手の斧系Qスキル「引き裂く激怒」の3発目, 大体の位置を予測して振ってきていますが, これをFスキルの透明ダッシュ中にもらうとスピードアップが潰れてアウトです.
上動画では運が良かった.
このケースではFスキルの前にRスキルをオンすべきでした.

240312現在, 上の動画のような隠密接敵はアップデートによりできなくなっています.  ですが護身装備の実践サンプルとして参考になると思いますのでね. ご了承ください.  

これは余談ですが,
この動画で一番良くなかったのは, 斥候アクションに気付けていないことです.
ソロガンカーでしたが赤ネームでない状態で何度か様子を見に来ています.
赤ネームになってからの攻撃が早いのが怖いやり方ですが, この斥候アクションに警戒して一箇所に留まらないようにすれば攻撃自体ができないケースでしたね. 
優良健康ギャザラーとしてはこれはやらせてはいけない展開です(^^;
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そして下動画は このビルドの運用中, ノンリーサル派閥戦で前哨基地を攻めていて強襲を受けたときの映像です. 

これもやはり最後の透明ポーション頼りになっちゃってますね. 
もっとも 襲う側が本気なら すべてのエスケープビルドがワンチャンでしかないのかも知れません. 
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そしてこれはキル(ノックアウト)された例

スタンを防がれたまでは良いのですが, エーテルパスのスピードアップが潰されたのが致命的です.
透明ダッシュの方向が予測されると潰される可能性が跳ね上がるというのは前述の通り.
無念であります(--
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これもキル(ノックアウト)された例

審判の手の「猛攻」の引っ張りに巻き込まれていますが, 合間にスキルを使う隙はあるようです.
が, 使ったWスキルは潰されてクールダウンに入っていますね(^^;
こういう緊急のとき つい手癖のようにジャンプスキルを使って距離を取ろうとしてしまいます.
氷の杖系「フロストノヴァ」ならワープなので助かったでしょうが, 弓の「フロストショット」は発生まで時間がかかりますからね.
ここはWスキルでなくFスキルをねじ込むべきでした.
Fスキルは上図にあるように強制移動効果に免疫があるので. 
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ちなみにこのビルド, 一応Dスキル→Eスキルの攻撃コンボがあります.
スタンで止めて大きく削るコンボ, 敵が密集していれば複数に大ダメージを与えられるコンボです.
だだし, やはりFスキルのクールダウンが大きくPvPでは使いずらいです.
精々, 装備格下なら相手にできるか?くらいでしょうか.
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はい, 今回はビルド作りのときに考えていることの話でした.
自分でビルドを考えるのは面白いですよね.
参考にしてもらえるとうれしいです.


それではまた(^^

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護身考察関連リスト
https://note.com/bitespotfactory/n/n65aa7d614d19

BpFによるAlbionOnline研究_トップページ
https://note.com/bitespotfactory/n/n8fed5231c126

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