植物発電 LED消灯
前回、植物発電の発電が確認できたところからBLE を動作させる試みを行っていました。
残念なことに11月のある日から植物発電でLED が光らなくなりました…orz
特に手を加えたこともなく、水やりも失敗したわけでもなく、鉢で育っている黒松に変化はないです。LED が壊れているということもなく、配線も問題なし。
計測したところまったく発電していないわけではなく、
電圧 1.5V => 1.38V ~ 1.40V
電流 4mA => 2.2m ~ 2.6mA
電力が下がってました。
おそらく昇圧回路があるので、発電量が足りず、
電圧が上がらない & LED が光らない、
ということじゃないか、と推測。
発電量の低下!休眠期の影響?
発電量が下がった原因としては、もしかしたら黒松が休眠期に入ったタイミングなのかもしれないな、と。
休眠期に入る
=> 木の活動が低下する
=> 根のまわりの微生物の活動も低下する!?
=> 結果、発電量の低下
とかとか。。。
そして、3月になったらまた発電量が上がり、LEDが光り出す、、、のか?
この辺の挙動はまったくわからないので、植物発電は今の状態を維持して3月まで様子見をします。
植物の休眠とは
一方で、仕事仲間の室内で育てている観葉植物では今も変わらず発電しています。
何故なのか?と思い検索してみると、室内が一定の温度に保たれれば観葉植物は休眠しない、ということもあるようです。
休眠は植物が過酷な環下を生き抜く生存戦略です。生育環境や草木の種類に依って休眠時期が冬季、夏季に分かれます。日本はほとんどが温帯なので冬季冬眠する植物が多く、寒い冬にむけて温度や日照時間の変化が起こり、植物が自ずと休眠に入っていくようです。
休眠のメカニズムは複雑なので、もし休眠したために発電量が減ったのであれば、
休眠したか判定するのに発電量を見る、
のは機能として面白そうだな、と。
自然エネルギー使いたい
植物発電を主電源(とは言わないかな?)として動作させるつもりでしたが、一旦、観測対象として考え、電圧電流の計測をします。
そして自然エネルギーだけで動作させる、という試みは捨てたくない。ということで、以前購入した太陽光パネルが余っていたので使ってみようかなと。
6V, 0~66mA なので、植物発電を基準に考えると十分高いスペックです。
試してみたところ、西陽でも M5StickC+ が起動、BLEが動作するだけの電力がとれたので次回からこの路線で進めてみようかなと思います。
おわりに
今月は思わぬ展開でした。やはり植物相手だと一年通してはじめて気づくことが多いです。
何となく仮説を立てましたが3月にはどういう結果になっていることやら。
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