FX投資初心者に今伝えたい、たった1つのこと
今回は主に【資金管理・自己投資の重要性】について話す。
いきなり結論から入るが、
今から投資で本格的に稼ぎたい人間に1つだけ伝えるとしたら、
「いきなり全力勝負するな」という唯1点になる。
（もちろん他にもたくさんあるが、一番はこの部分）
よく退職金やボーナスの大半を入れて溶かしたという記事を見かけるが、
相場で一番カモにされてまうのは、まさにこういった層になる。
やはりFXにおいても、トータルで安定的に勝つためには
難関大学に合格するくらいの心構えは必要。
特に最初の1年なんかは、よほど地合いが良くない限りは
ボコボコに殴られて当たり前で、
9割が負けると言われる投資の世界で
自分がすぐに勝てる側になれるという思考は甚だ疑問。
（これは投資という分野への教育が不足しているのも大きいと思うが）
ゲームやスポーツなどに置き換えたら簡単にわかると思うが、
投資でプロレベルになるには本気でやっても数年かかるとわかるはず。
そうなるまでの段階で、FX会社や証券会社に財産の多くを入れてしまい、
全部失って人生を棒に振るというのは、割と悲劇と言える。
何より、自己投資や本来できた貴重な経験をセーブしてまでやる投資が、
人生トータル的に豊かな生き方になるかは疑問が残る。
特に若いうちの経験においては、金は使いまくってナンボ。
（自己投資というのは、起業・読書・見た目を磨く・旅行などの実体験・高級なものに触れる、などを指す。）
勘違いして欲しくないが、投資やFXはヤメとけ、と言うことやない。
むしろ積極的にトライしていくべきと思うが、正しい手順とアプローチを踏んで、正しく失敗し、その後で稼いでいってほしいという意味。
大企業のオーナーなども口を揃えて言うが、
20代までの若いうちは自己投資100%でもいいくらいで、
そうやって稼げるスキルやコンテンツを得てから徐々に
時間的・金銭的レバレッジを味方につけて、FXや株投資をやればいい。
個人的には、なるべく早いうちから小資金・ゲーム感覚で投資をしつつ、
本業でしっかり芽が出るよう自己投資を続けるのがベストと思う。
ここはバランスの問題になるが、
自己投資をセーブしないといけないくらいに
投資会社に資金を傾けるのはオススメできん。
「銀行口座に入れる代わりに現物で購入する」というならまだ分かるが、
一発逆転を狙ったハイレバレッジ投資での全力勝負は、
スキル的に勝てるようになった後でもオススメせん。
仮にSTOPや損切りを徹底していても、
一瞬の不意を突かれる可能性は十分に起こりうるから。
余剰資金からでも、ひと財産を築くことは可能やし、
まずは自分のスキルで稼げるお金の量を増やすことが先決。
投資はゲームと同じで、常に目標を持って続けることで
確実にレベルアップしていける。
冒頭で述べたように、
初心者の段階から全財産を入れるべきでない理由としては、
「ほとんどのケースで最初の資金を飛ばすから」という答えになるが、
1万→0で負けても1000万→0で負けても、同じ負けとしての学びの量はあまり変わらない、というのも大きな要因。
但しショックの度合いは全然違うから、その後で本気で学ぶ姿勢などは変わると思うが、
再起不能になってメンタルも完全崩壊してしまった後では、意味がない。
これはかなり独自の考え方やけど、自己投資での失敗とFXや株での失敗というのは、1回の学びの量が圧倒的に違うから、
大きな失敗はなるべく自分への投資でしたほうがええと思う。
2018年以前から何度も伝えてきていることにはなるが、
小資金で何千回、何万回・・・と負けパターンを蓄積することで、ようやく勝ちパターンが浮かび上がってくる。
毎回シナリオをしっかり練ってエントリーをしていく場合、ここは回数に比例するといっても良い。
小資金でレバレッジトレードをし続け、1万円を10万円にできても、また0にするタイミングはあるかもしらん。
それでも何度も何度も1万でトライした結果、10万以上にコンスタントに増やせるようになる。
そういうスキルの段階で初めてロットを増やせばいいし、スタートも10万円とかに増やせば良い。
100万円や1000万円くらいから徐々にレバレッジを落として、安定手法に切り替えていけばいいと思う。
（資金を短期間で10倍以上にする方法は、GMOで1週間で5万から300万以上にした時のように、また伝えていく。）
繰り返しにはなるが、
小資金をコンスタントに10倍以上にできないスキルの段階で
絶対に負けてはいけない資金を入れて、
メンタル的にヒヤヒヤしながら行うトレードは、ほとんど失敗に終わる。
これは脅しでもなんでもない事実。
人生を幸せに生きるための自己投資と、
金銭的に豊かになるためのFX投資。
このバランスを失った者は、トータルで幸せな人生からかけ離れてまう。
一時的な集中はもちろん必要やけど、この前提を忘れて欲しくないな。
初心者の段階では、いかに傷を浅く上手に失敗できるかという部分がもっとも大切。
派手なトレードは、少額から資金を増やした後でいくらでもすればええ。
これから投資と本気で向き合うつもりなら、肝に命じておいてほしい。