夢なら覚めないで。
朝の感じだと、雨が降るとは思えなくて。
雨、降りましたね。
夢、最近、みてますか?
私は子供の頃から、よく夢をみるタイプで、しかも、鮮明に覚えているので、目覚めてからも、しばし物想いにふける子でした。
亡くなった人が、夢に出て来たり、
亡くなった人を、ふいに思い出すとき、
彼方の方も、此方の方を、思い出してくれているんだそうです。(テレパシーのようなものかな。)
亡き母は、なかなか登場してくれなくて、娘ながらに、「ひっどいなぁ…ちょっとは心配しないものかね…」なんて毒付いてました。
大人になってから、母の夢をみた。
公園のベンチに座っている、母。
気持ち良さそうに、風に吹かれ、穏やかな笑顔で、
その先にある湖を眺めていた。懐かしい匂いがする。
私は、母が消えないように、そうっと、そっと、隣に
やっと座るのです。(これは夢だと、わかっていたから。)
聞きたいこと、話したいこと、沢山あったはずなのに。
結局、何も…
母の懐かしい横顔を、ただ見つめていた。
見つめるだけで、感無量だった。
そして、目が覚めた。
一瞬感じる、この落ち込み感は、なんだろう。とっくに乗り越えて来たはずなのに。
「ああ、夢だもんね…。」何十年も経つと、人間って強くなるんだな。いや、怠慢になっただけかも。いや、鈍くなるんだよ。
そして、守られているんだというあたたかい気持ちに、包まれる。(おかあさん、ありがとう)
#母 #夢の中 #ありがとう #悲しみ #強くなる
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