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ホープフルS 全頭考察



◎シンエンペラー
○レガレイラ
▲ミスタージーティー

全頭考察

1枠1番 ゴンバデカーブース

TARGET frontier JVより引用

【血統分析】
母アッフィラートが芝中距離4勝馬。
ディープ産駒ながらLear Fan、Nureyev、Forty Niner、Lyphardと機動力パワーの血を重ねてきた母で中山牝馬Sで好走している点からも機動力タイプの母。
ブリモル×ディープなのでAloeをクロスする形でHyperion色が強く、Giant's Causeway×ディープでHaloをいじり、Robertoをクロスする形でパワーを補強。
スタミナを補いつつ、柔らかいスピード機動力をガッツリパワーで締めるバランスが良い配合。
【レース分析】
新馬戦はテンで抜け出し逃げる形。
折り合いもつき楽に勝利。
重賞挑戦となったサウジアラビアRCはポンっとゲート出るもシュトラウスが引っかかりながら近づいてくると嫌がりだしたので最後方に下げる形に。ここら辺は松山君が素晴らしい判断。
この嫌がる感じが望田さんが言うブリモルの持つAureole魂と言うやつで揉まれ弱い産駒が多い理由だろう。
松山君は総じてブリモル産駒の扱いが上手くすぐに馬群から離す競馬を心がけている印象がある。
最後方に行くと落ち着きを取り戻し直線は鮮やかにボンドガール、シュトラウスと世代最強クラスの牡馬牝馬を置き去りにし重賞制覇。
少し内にもたれながらもストライドを綺麗に伸ばして良い走りだった。
Aureole持ちの揉まれなければが証明されたレースだった。
距離もコースも現状東京マイルが合ってそう。
【状態分析】
一週前はムーア騎手を背に2馬身半前に併せ馬を追う形。
騎手のアクションからのレスポンスはやや遅いがスピード乗ってからは一気に交わしていて成長が伺えた。
最終追いは3頭併せの内で並走から。
やや力みが見えたが終いの伸びは上々。
他馬を気にする仕草がなかったのも好印象。
調教後の馬体重が前走比+24kg。
堀先生もこの時期なので余裕を持たせた仕上げとのこと
フォトパドックからもまだ緩さは見えるがトモの容量は豊富で首の太さや繋ぎからダートも走れなくないように見える程。
暮れの中山でも苦にはしなそうな点は良いので後はどこまで絞るのかですね。
【適性評価】
まず枠が最内という事でAureole魂が最も炸裂しやすい枠に入った。
このメンバーで逃げる程のテンもないし下げて外出すか、腹括って馬群に入れるか。
いずれにせよかなり難しいレースになりそう。
血統背景や馬体から中山2000で大きくパフォーマンスを落とすタイプではないがマイラーっぽい走りなのは確か。
どれだけ揉まれず冷静に走れるかだと思います。
堀先生のコメントからも勝負気配は薄い。
個人的には最内なら買いたくはないですね。

1枠2番 ヴェロキラプトル

TARGET frontier JVより引用

【血統分析】
母ルーヴインベリアル米生産馬でフランスで繁殖後日本に輸入された。
スワーヴリチャード×Giant's Causewayは2/2勝ち上がりと相性の良さを見せている。
Haloを刺激しつつパワーを強化していて、スタミナ機動力に優れた母の良さをそのまま昇華させた様な配合。
【レース分析】
新馬戦は発馬が鈍いも2の足でハナをきる形に。
そのまま逃げ切って勝ったが、首が高く東京向きではない走り。この新馬戦のメンバーはレベルが高く7/11頭が勝ち上がっている。
2走目は野路菊賞阪神1800。
外枠からポンっと出るも控える競馬を選択。
4番手追走で直線追い出すと楽に先頭に立ちそのまま押しきり。時計的にもメンバー的にも特に強調材料がないが立ち回りのうまさが伺えた。
【状態分析】
3ヶ月ぶりのレースという事で放牧から帰ってきて高野厩舎の坂路追いをみっちりやられてきたのでしょう。トモの緩さはあるものの立派な胸前に進化している。馬体重も調教後で+24kgと線の細かった馬が成長した点はプラスだろう。
最終追いの坂路も力強く登板している。
【適性評価】
今回はかなり良い枠に入った。
前走の様なスタートがきれれば逃げ馬の後ろや好位にはつけれそうでレースセンスの高いこの馬の長所を活かせるだろう。
後は戸崎さんがしっかりポジション取れるか。
ただ追ってからの足はここ2走で目立ってはないのでどこまで粘り込めるかという所。
昨年のトップナイフや一昨年のラーグルフの様な印象です。
ちょっと足らない印象なので個人的には遠慮します。

2枠3番 アンモシエラ

TARGET frontier JVより引用

【血統分析】
母はダート短距離1勝。
フェアリードール牝系にタニノギムレット、ゴールドアリュールとダート中距離配合だが牝系のスピードで押しきっていたのだろう。
ブリモルをつけだがHaloをいじりつつもRobertoをクロスする形でさすがに牝馬でもダートに出る形。加えてAureoleを二キーやも持つのでAureoleをクロスするという気性的なところにも不安がある配合。
【レース分析】
新馬は中京ダート1400。
痛恨の出遅れをリカバーするも良い所なくラムジェットの衝撃を味わっただけのレース
2走目は小倉ダート1700。
発馬は鈍かったが2の足をつけて好位内目で追走。最内をピッタリ周り5着。ここもイーグルノワールにやられる形に。
3走目は阪神ダート1800。
大外枠からまた発馬鈍く外後方追走。
コーナーから押し上げ直線も追ってから伸びるも次はサンライズジパングに敗れる2着とダートの大物達に次々と屈してきたが次の未勝利戦京都ダート1800は発馬も良く外3番手追走。
直線向いてからは突き抜け圧勝。
次走もちの木賞は抜群のスタートで外番手を確保。直線先頭に立ち粘り込みアバレタラシルを振りきり2勝目と強い馬に揉まれてきた経験がここ2走で活きてきた形。
【状態分析】
坂路を力強く上がってきていて状態はキープという所だろう。
ここまで5戦使い大きな成長はないだろう。
【適性評価】
完全ダート馬ですが牝馬という事もあり走り自体は硬くなく芝も全くダメではないと思うがさすがにここでどうこうは厳しい。
2の足を活かして好位につけ粘り込みたい所だろうが買えはしないだろう。

2枠4番 アドミラルシップ

TARGET frontier JVより引用

【血統分析】
母ヴィーヴァブーケで父ゴールドシップなのでライラックと7/8同血に当たるスカーレット牝系。
ステマ配合にキンカメ、フジキセキ、ノーザンテーストなのでLe Fabuleux≒Wordenでクロスされたノーザンテーストをいじりつつサンデーの3×4で現代競馬に寄せた形。
ライラックの様なタイプだとは思うが姉よりも非力だが柔らかく出るだろう。
【レース分析】
新馬戦は京都2000まで輸送して出走。
エリ女の日という事で特殊な力のいる欧州馬場だが内伸び馬場だったと記憶している。
ゲートはそろっと出るも2の足で外好位を確保。
スローペースを追走し直線叩き合いになるも勝ちきった。
この1戦だけで評価するのが難しいレースだが内回りタイプではあるだろう。
【状態分析】
一週前は併せ馬を半馬身程前に置き終い重点の内容。追ってからの反応は鈍くジリジリ伸びるタイプ
最終追いは1馬身前に馬を置くも交わしきれず軽く追ってもなかなか反応できない内容。
現状はまだまだですし気持ち的にももう少しカッカっしても良いのかなと。
【適性評価】
内枠を引いてドイル騎手なので先行する気まんまんだろうが行けるのかが心配な所。
とはいえキレる脚もないので行くしかないので内の2頭と外から来る先行馬とのポジション争いに混じるドイル騎手は楽しみ。
現状はなかなか好走は厳しそう。

3枠5番 サンライズジパング

TARGET frontier JVより引用

【血統分析】
キズナに対してDanehill、Machiavellian、Riverman、Halo、Nijinsky、Secretariatと相性の良い血が並んでいるがEight Thirtyをクロスする形やStorm Cat× DanzigなどNothern Dancer系の血が濃くダートに出た。
【レース分析】
新馬戦は東京1800m6月デビュー。
発馬鈍勝ったが2の足で外番手確保。
モシーンの子ダノンエアズロックをマークしながらの競馬で負かしに行った分甘くなり4着。
次走は阪神ダート1800でアンモシエラをちぎり勝ち上がり。
そしてJBC2歳優駿で重賞挑戦。
大外枠からで5番手につけ外から押し上げて行き4コーナーでは先頭を伺い直線抜け出すもフォーエバーヤングにぶち抜かれ2着となりここで中途半端に賞金を稼いでしまった事によりこの先出たいレースに出れなくなってしまいカトレアSに出走。
ゲートはそこそこ出るも終始追い通しの競馬でマイルのスピードに対応できずかわいそうな競馬で惨敗。
現状はダート1800が良さそうだがローテーションが大変そうだ。
【状態分析】
もう馬は使ってきてるのでそこまで強い追い切りはせず坂路でサラッとという形。
500kgを超す馬だが馬体重もキープと状態は維持してきているだろう。
【適性評価】
仕方がなくここを使ってきた形で芝に戻りどこまでやれるかという所。
新馬戦を見るに全くやれない訳ではないがポジション争いも厳しそうでどこまでやれるかという所。

3枠6番 シンエンペラー

TARGET frontier JVより引用

【血統分析】
半姉に北米G1、7勝仏オークス2着のSistercharlie
全兄に凱旋門賞、仏ダービーなどG13勝のSottsassがいる超良血。
母が芝でも対応できるスピードがありその源のMiswakiを3×3でクロスする配合。
Nureyev≒Sadler's Wellsの4×3やFair Trialが豊富にある事からも内回り向きだがフレンチな切れ味も持ち合わせる形でスローなら東京でもやれるとは思う。
基本はタフな内回り向き。
【レース分析】
新馬戦はゲートを完璧にだしインの3番手を追走
逃げ馬を交わすと追えば追うほど伸び完勝。
次走京都2歳Sではゲート出てから寄られて後手を踏みインの後方から。
馬群の中から押し上げていきなかなか出し所がない中空いた隙間を一瞬で抜け出し重賞制覇。
ペースが流れた事と馬場が欧州馬場だったことを加味してもこれだけの不利がありながら勝ちきったことは真に強い証拠だろう。
【状態分析】
回復か思ったよりもかかり立ち上げが遅れた様だが一週前に一馬身前に馬を置きコース追い。
相変わらず首が高く良い走りには見えないが追ってから反応は見せていた。
最終追いは坂路単走で終いだけ伸ばす形も上々の走り。
フォトパドックからもキープできていそうだ。
【適性評価】
中山2000は合わない訳がない条件だと思う。
今開催の暮れの中山はそこまで荒れず時計が出る馬場だがシンエンペラーは対応できるスピードを持ち合わせているからマイナスではないだろう。
内枠から不利がなければそこそこの位置は取れると思うのですんなり勝てるビジョンが1番湧く。
1番信頼できるこの馬が本命です。


4枠7番 テンエースワン

TARGET frontier JVより引用

【血統分析】
ワールドエースに対しクロフネ、トニービンと大飛び、持続力タイプっぽい配合。
スピードがどうしても足りなくなりそう。
【レース分析】
新馬戦は新潟芝1800でカンティアーモの3着。
2走目は京都ダート1800で勝ち上がり。
ゲートは2走とも鈍く2の足で好位に取り付く形
3コーナー手前で先団まで迫り直線素晴らしい持続力で差しきり。
3走目のもちの木賞では駐立が悪く出遅れ4コーナー大外回したがやはり素晴らしい持続力で3着に入った。
現状は広いコースの持続力比べのダート戦が適性だろう。
【状態分析】
一週前は併せ馬で長めに追いきり。
仕掛けてからも鈍く速い脚はやはりない。
最終は坂路で終い重点。
状態はキープしてきてると思うり
【適性評価】
血統背景からも走りからもタフな持続戦になれば浮上してきても良いが去年のドゥラエレーデの様に前に行けることが必須条件。
前走の駐立を見るになかなか難しそうでここではさすがにかなと。


4枠8番 インザモーメント

TARGET frontier JVより引用

【血統分析】
全兄に今年の菊花賞4着馬のリビアングラスがいる。
母方にスピードパワーの血が豊富にありStorm Cat持ちのキズナと合わせるとダート短距離血統になるがCurlin、Nijinskyのスタミナが強く受け継がれているのだろう。
キズナ×Smart Strikeという相性の良さもこの兄弟が走ってる要因だろう。
あまり速い脚ははなさそうだが粘り強い配合だと思う。
【レース分析】
新馬戦も勝ち上がった前走も特段強い競馬をしてる訳ではないが他馬が止まるところで止まらないのが強み。トビが大きく小回りって感じではないので距離が欲しいタイプかなと。
【状態分析】
一週前は併せ馬を長めに追い切り。少し促す程度で一杯に追ってる馬と併入。
最終は映像もほとんどなく坂路を軽めに調整。
大幅な成長は期待できないが維持以上はあるだろう。
【適性評価】 
持続力を活かせるタフなレース、距離延長はプラスだろうが中山の小回りをクリアできるかと能力差が不安材料。
佐々木君を乗せてきたってことはガンガン強気にいけよというサインだと思うので先行してくる可能性もあるがどれだけこの馬の持続力を活かせるか楽しみな所。
リビアングラスの下という事で抑えようか迷ったがさすがに買えないですかね。

5枠9番 タリフライン

TARGET frontier JVより引用

【血統分析】
母は王道欧州血統のSadler's WellsにMill Reef≒RivermanにSharpen Upという形。
そこにサトノダイヤモンドなのでスピードが対応できるかなという所。
重厚な切れ味はある配合で京都とかが合いそう。
【レース分析】
新馬戦ルメールを乗せて東京の1800デビュー
出遅れ後方からの競馬になるも直線の伸び方鞭を入れてからの加速。とても雄大で綺麗なストライドが伸び器の大きさを感じる新馬戦だった。
サトノダイヤモンド産駒でダービーの夢を見てしまう。それほどの馬。
【状態分析】
追い切りからはあまり良い気配は感じられず反応自体もレース程のものは感じなかった。
上積みがあるかはわからないが感じ取れはしなかった。
【適性評価】
これだけ雄大なストライドで綺麗に走る馬で出遅れるとなると中山2000では手は出しづらい。
賞金を積んで共同通信杯とか使いたいが厳しいだろうな。毎日杯or青葉賞→日本ダービーに間に合って欲しい。

5枠10番 シリウスコルト

TARGET frontier JVより引用

【血統分析】
母がかなりパワーに富んだ血脈でマクフィを配合しHaloとナスキロを増幅させた配合。
芝ダートどちらに出てもおかしくない血統構成。
【レース分析】
新馬戦はイン後半から外に持ち出し勝利。
2走目は新潟2歳ステークス挑戦もまた後方からの競馬になり、内をつく形で5着とあまり良い内容とは言えなかった。
前走ホープフル同舞台の中山2000芙蓉Sでもゲート出てから軽くつまづき後方から。
コーナーから動いていき外を回す形も押しきり勝ちと内回り適性を見せた。
時計は好タイムではないが叩きつけるように走るので中山向きだなと思う。
【状態分析】
一週前は3頭併せで仕掛けてからの反応もかなり良い。
最終追いは坂路単走で馬也でサラッとという感じ
準備はできてる様なので状態は良さそう。
【適性評価】
中山2000という舞台はいいと思うがまだ競馬が下手な部分が買いづらい所。
後ろから押し上げる競馬になってしまうのでそうなると難しい競馬になってしまいそう。


6枠11番 ショウナンラプンタ

TARGET frontier JVより引用

【血統分析】
母フリアアステカがアルゼンチンG1馬。
Storm Catの3×4にUnbridled's Songなので早熟性を高めた東京マイルから2000という配合。
【レース分析】
新馬は阪神2000mデビュー
ゲートで立ち遅れ寄られて後ろからになるもリカバーし外中団追走。コーナーを押し上げそのまま完勝。首が低くストライドが伸びていい走りの馬。
東スポ杯に挑戦するもテンからついていけず競馬に参加できなかった。
終いだけ脚使っての4着。このメンツに上がり最速でこの馬強いと判断するのは短絡的すぎると思う。
打点は高いと思うが現状まずは競馬に参加する所からだと思うり
【状態分析】
この中間ずっと在厩で乗り込んできて競馬をする準備はしてきた。
鮫島君も惚れ込んでおりクラシックこの馬でと思っている。
調教後で536kgまできてるので流石にもう少し絞りたいところか。
【適性評価】
現状は大箱の追走力が問われないレースが良いので中山替わりはマイナス距離延長はプラスといった所。
まず後方からの競馬になると思うのでそれでどこまでやれるか試金石の一戦だろう。

6枠12番 ディスペランツァ

TARGET frontier JVより引用

【血統分析】
母ルパン2で半兄にファントムシーフがいるターファイト谷川牧場の持つKerali牝系。
Sadler's Wellsの中でも素軽いEl Pradoの系統で緩いルーラーシップをDanehill、ヌレサドで締める形。
東京というよりかは内回りで先行できる様になったら面白い配合。
【レース分析】
新馬戦は小倉2000でデビュー
大外枠が痛かったが3コーナー手前から動いていき器用に内を突いたが直線伸びず。
2走目は阪神2000
またも大外枠で同じ様な位置から競馬しコーナーから一気に先頭に立ちメリオーレムを振り切って勝ち上がり。
前走京都2歳Sも同じ様な4コーナー捲りをするも最後は足が止まった。
コーナーから動いていくことはできるがそこから直線踏ん張りきれないので勝ちきるにはもう一段の成長が必要か。
【状態分析】
一週前は坂路を併せ馬で追われてから内にもたれるところが見られやはり終いの持続力が不安
最終は坂路を併せ馬でサラッと流した。
あまりいい状態とは思えない。
【適性評価】
中山2000は良い舞台だとは思うが大外をまくる競馬ばかりで今回も外枠。
大外回してはさすがに足が止まるだろう。
買える要素は薄い。

7枠13番 レガレイラ

TARGET frontier JVより引用

【血統分析】
ウインドインハーヘア牝系で半兄にドゥラドーレスがいてもちろん近親にディープインパクト、ブラックタイド兄弟だけでなく活躍馬の多い名牝系。
サンデーの3×4がありそこに
Lyphardの5×5、ハービンジャーのDanzig、ウインドインハーヘアなのでとてもFair Trial色の強い機動力タイプの配合。
【レース分析】
新馬戦は出遅れ後方からの競馬に。
コーナーから押し上げていくと直線手応えの良いセットアップを子供扱いの内容。
発馬も決まり外3番手を確保。
スローペースだったので3着になってしまったが上がりは32.7秒。
状態も良くなかったとキムテツが話してたのでまだ上があるのかという所。
走りからは内回りだけじゃなくしっかり東京でも対応できそうだがマイルってタイプじゃないのでもしかしたら皐月賞使うつもりなのかも。
【状態分析】
一週前は長めに追い切り馬也で併せ馬を交わさせず51.8-37-1-11.1とレベルの違いを見せつける走り。
最終は3頭併せの真ん中から。
今回は前半から抑える形で手綱も短くもたれ終いだけだがしっかり先着と好内容である事は間違いない。
気性的にも何とか収まりそうだし前走よりは良い状態で臨めそう。
【適性評価】
中山2000を走る機動力はあるし決めてもある。
後は荒削りな部分をどれだけしっかり走れるか。
枠もまぁ出たなりで進めそうで外目を回ってくると思うのでそれで牡馬相手にどこまでやれるのか。
さすがに買わないという選択肢は難しいと思いますので対抗評価です。

7枠14番 ボルトバージ

TARGET frontier JVより引用

【血統分析】
母はアルゼンチンG3馬。
LyphardとDanzigを重ねて機動力を増強しつつサンデーとUnbridled's Songで運動神経を高めた配合。
【レース分析】
新馬戦は後方から何もできず。
2走目は中段を追走し差しきり。
新潟2歳Sは敷居が高かった。
紫菊賞も萩ステークスも外を回しなだれ込むだけとなかなか壁に当たってる印象。
【状態分析】
一週前はかかりながらの追走。
おそらく思った調教はできていないと思う。
最終は坂路で追い切ったが指示に嫌がるところも見せ首が高く良く見えない。
【適性評価】
この枠からどう乗るかだが何かができる想像ができない。
後方から何とか競馬に参加する形になるかなと。

7枠15番 ウインマクシマム

TARGET frontier JVより引用

【血統分析】
半姉に今年のクイーンC2着のウインピクシスがいる。
キタサンブラックに対しHaloをいじりつつグラスワンダーで内回り適性を強化。
東京というより中山タイプのキタサン産駒だろう。
【レース分析】
新馬戦前から松岡騎手がこの馬は相当強い。
絶対に勝たなきゃいけないと言うほど惚れ込んでいた馬。
新馬戦はスローペースからウールデュボヌールと川田松岡の壮絶な叩き合いで敗れてしまった。
次走は東京1800
2番手追走から追い出しを待って待って追い出したがまたも叩き合いに敗れる。
前走中山2000で内枠から逃げて楽に勝ち上がり
楽逃げなのでこのレースは上積みとかはなさそうなレースだった。
【状態分析】
一週前は大外を回り促すだけで良い伸びを見せていた。
最終追いは少し力みが見え終いは伸びていたがまだ質感的にも良くなるのは秋頃になりそう。
【適性評価】
外枠に入ってしまったが前に行くと思う。
ハナまで行く必要は無いと思うがポジション確保できれば十分やれる力はあるのでは。
現状でこの枠からどこまでと言う所だろう。

8枠16番 センチュリボンド

TARGET frontier JVより引用

【血統分析】
キズナにヘニーヒューズでStorm Catの3×4を作りKingmambo、A.P.Indyとダートに出そうな配合。
ナスキロが強い牝系なので米国的なガーッと行ってなかなか止まらない見たいな配合だと思う。
【レース分析】
新馬戦は超スローのウールデュボヌール、ウインマクシマムの3着。
2戦目で楽逃げ勝ち上がり。
前走黄菊賞では外番手を追走し直線抜け出す正攻法の競馬。外からウールデュボヌールの猛追を交わし勝ちきった。
レースセンスの良い馬だが決め手にかけるので内回りタイプの馬。
ルメールも馬場が味方した言っていた様にそこまで強い内容の競馬はしてきていないと思う。

【状態分析】
一週前は坂路で終いだけ伸ばす形。
最終追いは併せ馬で鞭まで入れてみっちり追い切り。反応が良くなく映り時計ほどの印象は受けなかった。
【適性評価】
豊さんがこの枠から逃げると言うのはなかなか考えにくいがこの馬ならなくも無いか。
いずれにせよポジションは取りに来るので内のウインマクシマムとどちらが行くか後は内枠勢との兼ね合いでどう言う競馬になるか。
この馬の打点的にこのオッズを背負う馬では無いと思うので自分は買いたく無いです。

8枠17番 サンライズアース

TARGET frontier JVより引用

出走取り消し

8枠18番 ミスタージーティー

TARGET frontier JVより引用

【血統分析】
名牝リッスンの子で近親には先日阪神JFを勝ったアスコリピチェーノ、去年のホープフルS3着のキングズレイン、兄弟にはタッチングスピーチやサトノルークスがいる早枯れ早熟血統としてもお馴染み牝系。
リッスンも、もう結構な年齢で血統としてもSadler's Wells、Irish River、Raise a Native がこんなに近くにいるのも今日日見ない。
ドゥラメンテに欧州血統は相性が良くNureyev≒Sadler's Wellsの5×2、Mill Reef≒Rivermanの6×4というドゥラメンテのツボはしっかりついている配合。
東京ではなく中山向きの内回りで重厚な切れ味の脚を使うだろう。
【レース分析】
新馬戦は中段からの競馬になり4コーナーでも少し置いていかれる形になったが残り200mで一気に差しきったとんでもない瞬発力を見せてきた。
現状は京都が合いそうだなと思うが他の競馬場でも見てみたい。
【状態分析】
一週前は併せ馬を追ってだったが追ってからの反応、伸びともに物足りない。
走り方が首が高くストライドが伸びないのでなかなか緩慢に見えてしまう。
最終追いは坂路でサラッとだったが馬体も寂しく映ったかなと。
【適性評価】
中山2000は悪くないかなと思うがコーナーでどれだけ加速できるかとこのメンバーを大外枠から差しきれるのかと言う所。
ポジションもどれくらいとれるかもわからないのですし初輸送で調教後馬体重減っていて不安は多いのですがこの馬の素質から買わないで後悔したくないので買います。

まとめ

ホープフルSはG1の中でも位置づけ的に重要視はされてなく各馬このレースをどれだけ本気できてるのかはよくチェックしておいた方がいいでしょう。

展開は
ヴェロキラプトル、アンモシエラ、アドミラルシップ、ウインマクシマム、センチュリボンドの5頭でハナを牽制する形になると思います。
後は結構出たなりだと思いますが人気馬もそれなりポジションを取ろうとはしてくるかなと思います。
スローからミドルで流れるとは思いますが
今年は去年みたいな行った行ったにはならないと思うのでそんなには荒れ無いかなと予想しました。
2歳戦なので激しくはならなそうですが、3〜4コーナーの捌き方追い出す動線をどう確保するかがこのレースの面白いところかなと思います。
シンエンペラーがここを勝ってイギリスやらフランスに行くのか日本でクラシック行くのかはたまたレガレイラが牝馬でホープフルも皐月賞も取るのか夢が広がるレースになったら良いなと思います。

おまけ

阪神11R ベテルギウスS
◎キタノヴィジョン
○ハピ
▲トウセツ

キタノヴィジョンは持続力特化で阪神の広いコースで直線差し届く可能性が高く西村君に乗り替わり攻めた騎乗をしてくれそうなので30倍もらえるなら攻めたい。
ハピ、トウセツ同じく持続力のある馬なので阪神なら買いたいです。

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