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【MHW:IB】渡りの凍て地におけるレイギエナ二種の生態行動

モンスターハンターワールド:アイスボーン(MHWIB)の、渡りの凍て地に登場する「凍て刺すレイギエナ」「レイギエナ」の生態行動のうち、「捕食」と「呼び声」に着目して調査を行いました。
結果として、完全に行動を解明するには至りませんでしたが、参考資料としてまとめておきます。
どなたかのお役に立てれば幸い。

2022/6/24 公式設定資料集の内容と照らし合わせ、追記修正を行いました。

注意:この記事は生態にのみ関連する情報を記載しています。戦闘や攻略の役に立つ情報はありませんので、予めご了承下さい。


捕食 - 凍て刺すレイギエナ

通常時はエリア13上部、14、15を往復。13で睡眠、15でコルトスを捕食。15にコルトスがいない場合、14でガウシカを捕食。
エリア6にポポがいた場合、優先的にポポを捕食するようです。
通常エリア6にポポはいませんが、他モンスターに追い立てられて移動することがあります。このあたりはベリオロスも同様で、ハンターが追い立てることによっても再現可能。

また、エリア13下部の温泉地帯でコルトスを捕食することもあるようです。捕食痕を確認しましたが、発生条件は終ぞわからずじまいでした。
エリア15での捕食の直前、一瞬だけエリア13へ移動するアイコンが見られるので、15のコルトスの在否が関係あるかもしれません。

通常の生態行動でモンスターが捕食を行う場合、エリアは多くて二箇所、種類は二種類に留まります。
この凍て刺すレイギエナのように、四ヶ所で三種類の小型モンスターを捕食する例は他にはありません。
ハンターとの戦闘等で疲れたモンスターが、通常行動しない場所で狩りをすることはあります。また、ラージャンなどの全マップに出現するモンスターは様々なモンスターを捕食します。
しかし同一のマップ内でここまで多様な捕食行動を見せるのは、この凍て刺すレイギエナのみです。
いったいどんな背景があってこんな生態になったのか。公式資料集で明かされるのが楽しみです。

2022/6/24 追記:
資料集にて、凍てギエナはコルトスよりもガウシカの捕食を好むとの表記あり。
ゲーム内では15のコルトスをより優先的に捕食しているように見えますが、生態としてはより肉の多いガウシカを好むほうが納得できます。
また、温泉地帯のコルトスについては、緊急時に手っ取り早く栄養を補給するために捕食することがあるとの表記。こちらはゲーム内でも確認できました。

捕食 - レイギエナ

通常時はエリア13上部、13下部、14を往復。13で睡眠。
空腹アイコンが出たのち睡眠をとる様子が、かなり頻繁に見られます。
一度だけエリア13の温泉地帯でコルトスを捕食する場面に出くわしましたが、こちらも再現することは出来ませんでした。
凍てギエナと同様、エリア15のコルトスの在否が関係するかもしれません。詳細は不明。
ただし凍てギエナとは違って、15のコルトスやガウシカ、ポポは捕食しないようです。

「呼び声」イベントについて

公式の名称が不明なので、勝手に「『呼び声』イベント」と名付けました。
「呼び声」とは、特定のモンスター二種の間に特殊なイベントを引き起こす、モンスターの咆哮のようなサウンドエフェクトを指します。
この記事内のみでの名称なのでご了承ください。

特定のモンスターとは、まず凍て刺すレイギエナ・レイギエナの二種。
そしてリオレウス・リオレイアの二種です。
この時点で引き起こされるイベントを察した方もいらっしゃるでしょう。
そう、「加勢」と、「見張り」です。

古代樹の森でリオレイアと戦っていたら、いつの間にかリオレウスがいて火球ブレスに燃やされた。或いは、凍てギエナと戦っている最中ずっとレイギエナにつきまとわれ、こやし弾で追い払ったことのあるハンターも多いでしょう(俗称、オトモギエナ)。
また、瀕死になったリオレウスを追いかけてやっと樹上の巣についたら、リオレイアが警戒していて捕獲に難儀した方もいると思います。
これは偶然ではなく、「呼び声」によって呼び寄せられたものです。
今回は、戦闘中に「呼び声」で呼び寄せることを「加勢」瀕死時に呼び寄せることを「見張り」と名付け、ギエナ種におけるそれぞれの詳細を調査しました。

呼び声 - 加勢

凍てギエナまたはレイギエナのどちらかと戦闘状態に入ったのち、「呼び声」が発生。もう片方が飛来して警戒状態に入り、ハンターを発見すると戦闘状態になります。
動画では35秒地点と1分11秒地点より、低い振動のような音に続いて、咆哮に似た音が聞こえるのを確認できます。

この呼び声を聞いたことがないというハンターもいるかもしれません。
それも当然のことで、通常、凍てギエナとレイギエナの行動範囲は重なっています。そのため「呼び声」で呼び寄せるまでもなく、自然に合流してしまっていることが多いからだと考えています。
今回はわかりやすいよう、通常の生態行動の範囲外であるエリア4・エリア6まで誘導し、加勢の発生を確認しました。

凍てギエナとの戦闘ですが、エリア4では呼び声が発生せず、エリア6に移動した後に呼び声を確認しています。
エリアによって発生の有無が変わる可能性があります。
その他「ハンターと戦闘中である」以外の条件は不明で、戦闘開始直後に加勢に来ることも、全くないこともあります。
また、一回のクエストで複数回加勢にくることもあります。
「毒状態では呼び出しが起こらない」という噂も耳にしましたが、正確な検証は出来ていません。

呼び声 - 見張り

凍てギエナまたはレイギエナのどちらかを瀕死状態(捕獲可能ライン)にまで弱らせ、エリア13で睡眠状態に入ると「呼び声」が発生。もう片方が飛来して警戒状態に入り、ハンターを発見すると戦闘状態になります。
「見張り」は以下の条件では発生しないことがあります。

 ・片割れも瀕死
 ・片割れが自然睡眠状態
 ・片割れが既にエリア13にいる
 ・ハンターがエリア13におり、睡眠に入る前に発見されてしまっている

以上の条件に当てはまらない時、瀕死ギエナが眠った後に「加勢」と同じ音が響き、片割れのギエナがやってきて特定の位置で見張りを始めます。

瀕死ギエナが眠った際、片割れギエナも生態行動で眠っていた場合、自然に目覚めた時点の瀕死ギエナが引き続き瀕死状態であれば、「呼び声」がした後に見張り状態になります。
瀕死ギエナが睡眠によって体力を十分に回復した後に片割れが起きた場合、見張りイベントは発生しません。
このことから、見張りイベントの発生条件は、「寝床に逃げ帰ったギエナが瀕死で睡眠状態にあり、かつ片割れが行動可能である」ことだと推測できます。

2022/6/24 追記:
資料集にて、ギエナ種の「物見をする習性」への言及がありました。
お気に入りの岩場で見張りをするとのこと。
マップに固定エンティティとして配置されたレイギエナを指すのだと思いますが、「見張り」イベントのレイギエナでもそれらしき習性が見られます。
上記動画の20秒時点、離れ小島で一度咆哮をしていますが、この場所はぎりぎりエリア外です。何故一度ここを経由してからエリアに進入するのか疑問でしたが、この「物見をする習性」を反映したものだと推測できます。

呼び声 - 二種のイベントとの関連と推測

当初、「加勢」と「見張り」は異なるイベントだと考えていました。
が、観察の結果、「呼び声」で呼び出された後は同じ行動になることに気が付きました。
どちらのイベント・どちらの種類のギエナであっても、「呼び声」で当該ギエナのいるエリアに飛来し、警戒状態になり、ハンターを発見すると戦闘状態になります。
異なるのは発生条件となるトリガーのみです。
よって、「呼び声」で引き起こされるのは「合流」とでも呼ぶべきイベントのようです。少なくとも、ゲーム上の処理は同じではないかと推測しています。

「呼び声」の正体

上記の「呼び声」ですが、正体は不明です。
少なくとも、狩りの対象である凍て刺すレイギエナ・レイギエナ共に固定の咆哮モーションなどは見られません。
これは同様のイベントが発生するリオレウス・リオレイアも同じです。
また発生地点も一定ではなく、「呼び声」の大きさや方向もその時々によって変わるようで、どこから聞こえているのかはわかりませんでした。
ギエナ二種の場合、背景にレイギエナの群れがいますが、彼らが咆哮しているということもないようです。
単に描写が省かれているだけなのか、それとも他のなにかなのか。
現時点では判明していません。

まとめ

  • 凍て刺すレイギエナは、四箇所で三種の小型モンスターを捕食する。

  • レイギエナは、エリア13でコルトスを捕食する。

  • 両種共に、エリア13でのコルトス捕食が発生する条件は不明。
    →2022/6/24 追記:疲労時に捕食すると判明

  • ギエナ二種は戦闘中に仲間を呼び寄せることがある。

  • ギエナ二種が瀕死の場合、仲間が見張りをする。

  • 呼び寄せる時に咆哮のような特殊な音がする。詳細は不明。

後書き

以上の内容を綺麗に動画にまとめようと思ったのですが、あまりにも不明点が多くて内容が不足していた上、技術も気力も足りませんでした。
文章の内容は自由に使って頂いて構いませんので、どなたか精査して生態動画を作ってください。お願いします。
駄文お目汚し失礼しました。ここまでお読み頂き有難うございました。

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