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【síːtíːvíːstάɚ】1周年まで

あるサイトの記録。
一般アカウントが自分の視点だけで書いているので、誤認等があるかもしれません。

※ 本記事は過去公開していたものに、若干の修正を加えたものです。(原記事の執筆時点は2019年10月)

2018年9月

最初期。当時最も人気のあったMAD作者のうちのひとりであるしりりが創立者であり宣伝動画も出したとあって、人が沢山いた。自分は90人後半までしか見てないが、3桁に乗った瞬間もあったらしい。
一挙放送には評判の良かった『まじなな』の他に「有名所」が選ばれていた。実況という馴染みの薄いカルチャーを何とか多くの人に親しんでもらおうという運営の意識を、今から振り返れば感じる気がする。

2018年10月

最初期の勢いが去った頃。もう既にこの月には20数人という感じになっていたと思う。
プレイリストはすごい勢いで増強が進んだ。最初の時期は管理人を広く募集していて、新しく加わった本家実況系管理人が大量に動画を追加していったらしい(伝聞)。
一挙放送も多くのテーマ系一挙や『M-1☆』一挙が行われ、本家実況が長い期間で開拓してきた作品群を短期間に摂取するといった様相だった。

2018年11月

人は減っていったが、本家実況を離れてCTV☆独自の文化が花開いていった時期。例を挙げればMIMIの『自殺ガイジ』が注目されたのはこの月。本家実況から受け継いだものだけでなく、それらを踏まえつつ新たなもので盛り上がっていける気質が醸成されていた。ただ、新たなもので盛り上がるという流れについては、見知らぬものに対して忌避感を持つタイプの人は快く思わないし、ただでさえ高い新規の参入障壁をより高くしかねないものとも言えるので、そういう観点では内輪化が進んだとも言える。
一挙放送については、テーマタイプでなく誕生祭タイプが多くなった。中でも「ぱせマラ」は二日間ぶっ通しという開催された一挙の中で最も過酷なものだったが、AFK(離席)にならずに完走した人間が3人いた。

2018年12月

CTV☆を設立・牽引していたしりりがけんまP騒動により表舞台から消えた時期。一般的にはアカウントが「墓地」になって消えたという認識だろうけれど、CTV☆からの視点ではもうちょっと長くいた。とはいえ12月から1月にかけて段階的にフェードアウトしていったという感じだったと思うので結局この月がターニングポイントだと言えると思う。
また、最初期の管理人が何人もいなくなっていたため、一般アカウントとして元気だった人が何人か補充されたのもこのあたりの時期だったはず。
一挙放送を見ると、MIMI・LM・BBAN・雪矢りゅう・木※遥などのCTV☆外では決して一線ではない声優の誕生祭が多く行われており、ポジティブな表現を使えば深化が進んでいたと言える。またニコ動ではこの年に途絶えた「キャラソン紅白歌合戦」もCTV☆において開催された。

2019年1月~2月

サイトの継続性の観点でかなり暗澹たるムードが漂っていた時期。というのは、システム面で最高権限を持つ管理人2名が両方ともいなくなっていたため。前身のサイト(懲罰房)が似たような期間で滅亡していたということもあり、寿命も近いかなと当時いた人は思っていたと思う。
とはいえ個別に注目できる題材はいくつもあり、自己矛盾兄貴による宣伝動画作成、待望とされていた「2018年ボイドラ」一挙、完走者の身体をボロボロにした健常者(HZN)一挙など。

2019年3月~4月

最高権限を持つ管理人が復帰し運営的な観点では一息。
この時期は『時冒』一挙・人気投票・「発掘」一挙などイベント的な側面を一手に担った管理人がおり、運営を支えていた。
また、誕生祭一挙がまったく行われなかった時期でもある。下手をすれば通常時より盛り上がらなかったり、一挙担当者の負担にもなるので、形だけの開催が行われなくなったのは自然かもしれない。
正直なところ、生活環境が変わる住民も多いであろう4月過ぎには誰もいなくなるだろうなと自分は思っていたので、ここを乗り越えたのは驚いた。とはいえサイト的にはやはり新規が欲しいということで、通称「初心者プレイリスト」も議論されていた(未実施)。
なお、プレイリストについて再生時間上限が6時間半と定められる制限改定があり、いくつかの長尺の代名詞的動画が消えた。

2019年5月~6月

令和入り。
必ずしもこの時期に限ったことでは無いけれど、貪欲に新たな声優に着目して盛り上がるというサイクルを次々と回し、数々の新たな注目声優が生まれた。3月くらいまでだと「CTV☆っぽい」声優にはMIMIや木※遥などが挙がっていたと思うけれど、このあたりを境に浅※式や佐※杏なども候補に挙がるようになると思う。こうした動きと、もともとのキャラソン愛好文化が合わさったことでキャラソン声優人気投票も開催された。
今なお語り継がれる、ある管理人による権限濫用kick事件もこの時期。

2019年7月

サイト設定情報容量の超過を端緒としてエモート削減とシリーズもの圧縮によるプレイリスト削減が行われた月。
一挙放送では、シリーズもの圧縮に伴う『こようつ』と『ダンロン the After』の一挙があったほか、「令和鍋」・「無関係闇鍋2」と4月に引き続いて闇鍋系一挙がふたつあったのが特徴的。

2019年8月

見てなかった。
wikiを確認する限り大きな出来事はなさそう。

2019年9月

また見始めた。この月で一周年。
人数は基本的に数人~十数人で、勢いが出るのは夜に誰かが本格的に実況し始めたらそれに何人かが乗っかるとき、という感じ。
一挙放送についてはテーマと一挙担当者によってはまだまだ盛り上がる印象。例えば、(翌月の一挙だけれど)「SKRALC」一挙は本当に良かった。
ただ、現状は新規の流入が極めて細く、数名のコアメンバーに抜けが出れば容易に瓦解するであろう脆弱な集まりなので、いつ滅んでもおかしくない。とはいえそもそも一年持つこと自体ほとんどの人が予想できなかったろうから、もしかしたら案外まだ息が長いかもしれない。

できれば最期を見届けたいなと思いながら擱筆。

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