電力需給ひっぱく警報

昨日、家に帰ると妻が家の中でジャンパーを着ていた。
「どうしたの?」って聞くと
「節電で暖房をつけていない」
とのこと。

東京電力管内で電力需給ひっぱく警報が出され、岸田首相もTwitterで呼びかけるほどの緊急事態でした。東京電力菅内では気温が1度下がると100万KW必要となるそうです。太陽光発電は最大1600万KWを発電できるのでフル稼働できればよかったのですが天気がよくなかったです。

他の電力会社から電力を融通する送配電網が課題

寒くなって電力需要が増えるのに、天気が悪く太陽光エネルギーはほとんど稼働しない状況でした。再生可能エネルギーは発電しない可能性があるので蓄電という手段も考えないといけないです。揚力発電で660万kw発電できるもそれでも足りない場合は他の電力会社から電力を融通するそうです。
しかし西日本からは融通するには周波数をかえる必要があり、その設備に多大な費用がかかり限界があるそうです。

世界情勢的にも電力不足が懸念される昨今ですので何らかの対策を立てないといけません。経済産業省 電力基盤整備課長もテレビに出て危機感をつのらせていました。

東京電力管内の需給ひっ迫警報を解除

3月23日、東京電力管内において、需給が緩和される見通しとなったため、午前11時をもって、需給ひっ迫警報は解除されました。

今回、地震によって東北にあるいくつかの発電所が停止に追い込まれました。

車の電気化やあらゆる分野でのデジタル化など、今後、ますます電気需要の増加が見込まれます。
電気は「血液」なので貧血にならないようにあらゆる方策を練ってほしいです。

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