川崎市議会を傍聴してみた
2022年3月1日、川崎市議会を傍聴してきました。
議会の議場の構図
現在、川崎市では議会が開かれています。議会において傍聴席の設置は義務づけられているので、原則誰でも傍聴をすることができますし、インターネットでも視聴することができます。
川崎市議会は第二庁舎の一番上にあり、傍聴には8階で降りて議場に入ります。
ちなみに第二庁舎の隣の川崎市庁舎は市政100年に向けて建て替え中です。地下2階、地上25階の超高層棟の手前に旧本庁舎の一部を復元した低層の復元棟を配置しています。BCP(事業継続計画)対策として、商用電源途絶時に通常業務必要電力の約70%を7日間カバーします。
第二庁舎の8階まで上がり細い廊下を進むと、本日の資料がたくさん置いてあります。
議場に入ると、テレビでみたような議会があります。議会というものを初めてみましたが、なかなか興味深いです。
手前に市会議員さんたちがずらりと座り、市長をはじめ行政側と向かい合っています。
行政側は直線の列に座り、議員側は弧を描いています。
見方によっては行政の壁に攻める議員のようにも見えなくはないです(^^♪
行政側の左側の一番前に福田市長。今日は右側には行政官のみなさんが座っていました。
議員とは、有権者の代表であり、法律をつくって、行政を監視するものです。議場のつくりも、行政に向かい合う議員という構図です。
議会の定例会では、市議会議員の各会派から代表して、市長の市政などに関する質問が行われます。
本日3月1日は、令和4年第2回川崎市議会定例会本会議の4日目です。
AM10時から共産党の宗田裕之議員による代表質問(内容は令和4年第2回川崎市議会定例会 代表質問発言者及び発言要旨で公開)がありました。
傍聴席が主役
傍聴席は一段高いところから議会の様子を見下ろすようにできています。
もともと議員はいろんな階級の代表者、代弁者であり、議員が集まって運営を決めていくのが議員制です。だから本来、主役は市民のはずです。
そう考えると、「傍聴」というのは、ただ見てるだけみたいな感じがして、ちょっと違和感があります。市民が意識をもって参加している言葉の方がよいのではないでしょうか。
議会の呼び方は、成り立ちや意味が違うので国よって異なります。
議会は、もともと”会話”であったり、”参加”であったりするんですね。
というところからも、傍聴席という名称でなく参加席とかはどうか…
いや、議会で発言できそうで誤解を生むかもしれませんので、「傍聴参加席」とか、もっと市民が市政に参加していることを明確にしてほしいです(^^)
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