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ウーバーイーツ配達員の2件持ちフロー(一般向け、加盟店向け)

今どきのウーバーイーツ配達員は2件持ちが当たり前、時には3件持ちでせっせと料理を運んでいます

知りたい人もいると思うので配達員視点で得ている情報を紹介してみます

同じ店で2件持ちする場合(ダブル)
違う店で2件持ちする場合(PPDD)

などと言われていますが、今回は別々の店で受け取る場合を解説します

①配達員が依頼時にわかる情報
・1件目の店名
・2件目の配達先住所(不明の場合もある)
・2件目の店と1件目の配達先の大雑把な地図上のピン(ピンチアウトなどの操作が必要)
・予定配送距離、見込み時間、報酬額

この情報で依頼を受けるかどうか決めています
1件目の配達先にめんどくさいタワマンが隠されていたりするので最初から全てわかるようにしてほしいです

②リクエスト受諾後にわかる情報
・全ての店舗名、注文内容、注文者名
・1件目の店舗詳細と注意事項
・注文者名は苗字が1文字しかわからない 山田太郎→太郎.山
・1件目の受け取り操作後に2件目の店舗詳細がわかる
・注文が入ったと思われる時刻

配達員は注文内容を見てからキャンセルが可能です。ローソンで2リットルペット10本とか、大量注文だからやめておこうとかできます

個人的には毎回確認はしません。操作すれば一応わかりますというレベル

見ようと思えば注文が入った時間がわかるので店の調理時間やマッチングにかかった時間を推測できます

この時点では配達先住所は一切確認できなくなっています

③全ての商品受け取り後にわかる情報
・1件目の配達先住所、置き配かどうか、現金払いかどうか、注意事項
・2件目の地図上のピン

受け取るまで1件目の詳細はわかりません
受け取り前でも注文者から配達員にメッセージを送ることはできますが自分は配達開始後でないと返信はしません

タバコ買ってこいなど変なメッセージがきたらキャンセルできます

店舗名がバーチャルレストランだと基本どの店かわからないので加盟店は説明が必須です

ここ最近は配達開始後に割り込みで新しい依頼がきたりしてます。自分は受けませんが…とにかく安いので

安い上に遅いと評価されるリスクがあるなんて受ける意味ありません。これは配達員、注文者、加盟店を差し置いてウーバーだけが得するクソなシステムだと思います

1km以内ならあと100円あげるからもう一件行ってと、ガキの使いのようなリクエストもきます。都会でバイク動かして100円は泣けてきます

今唯一複数持ちがないお店はスターバックスだけです。最後の砦ですね。加盟店も申請すれば複数持ち禁止にできるみたいです。シランケド

注文者ができることは有料の優先配達オプションを使うか気長に待つことです

そして商品が綺麗に届いたらチップをあげてほしい。元々チップ文化のアメリカで始まったサービスなのでチップなしだと成り立たない気がしてます。全員が100円くれたら1日2000〜3000円プラスになります。かなりデカいです

職場環境がよくなるとサービスの質が上がると考え、配達員にチップをつけるローランドさん


加盟店ができることは配達員を待たせないことです。配達員を待たせる=他のお店のお客さんを待たせるということです

今回の記事は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございます

そろそろ配達員やめたいです

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