マガジンのカバー画像

今なお現役!70年代FOLKグループ「天秤座」だより

15
1976年結成、70年代FOLKの香り漂うグループ「天秤座」について、グループの情報、CD情報、ライブ情報、歌詞、サンプル楽曲などをご紹介。
運営しているクリエイター

2023年8月の記事一覧

ボクたちは何を忘れてきたのだろう

天秤座CD「わすれもの 1976~」 ライナーノーツに代えて 1.「京都」 (1977年)  作詞:天秤座/作曲:西牟田泰央  1976年から1980年まで活動した、 天秤座のオリジナル曲の中でも代表曲の一つ。 今回のレコーディングは、イントロも間奏も1977年発表当時のギターフレーズをそのまま増田が再現し、 ベースやドラムスも足して増田の自宅で宅録。 さらにエンジニアの森幸長氏が、ストリングスや琴など和風のメロディーを足してアレンジしてくれました。  このCDは「う

再生

天秤座CD「わすれもの 1976~」収録曲試聴用オムニバス集

色々お問い合わせいただいている70年代FOLKグループ「天秤座」のニューアルバム「わすれもの 1976~」。その収録曲全16曲をオムニバスで聴ける試聴用コンテンツです。天秤座を知らない初めての方にご試聴いただけるオムニバス集を作ってみました。 完全受注販売いたしますので、このオムニバスで味見していただき、お気に召した方はぜひ、tenbinza60s@gmail.com までお問い合わせ・お申込みください。

「Sunday Afternoon」歌詞

作詞・作曲:赤津哲郎(2020年) CD「わすれもの 1976~」5曲目 外の日差しはポカポカ陽気で 通りすがりに小鳥のハーモニー 今日の主役は二人だけだって 思わず勘違いしてしまいそうな そんな陽だまりの春の午後 Sunday Afternoon 予報通りのさわやかな 風になびいてる髪に手を当て まわり道してみませんかって いつもの気まぐれに振り回されて そんな陽だまりの春の午後 Sunday Afternoon   言葉にしなくても  

「ありがとう」 歌詞

作詞・作曲:増田達彦(2003年) CD「わすれもの 1976~」3曲目 ありがとう 君がこの世に生まれてきてくれた  それが幸せ ありがとう 君が同じ時を今生きている  それが幸せ ありがとう・・・  空の青さ 風の香り   土の温もり 花の笑顔  みんな君と出会えたことで   僕は教えられたんだ ありがとう 君の明るい笑顔  それだけで僕も笑顔さ ありがとう 君のやさしい眼差し  それだけで僕は幸せ  ありがとう・・・  愛の深さ 恋の切なさ   人の温

「高瀬川」 歌詞

作詞・作曲:西牟田泰央(1976年) 天秤座CD「わすれもの 1976~」11曲目 私17 京都の娘  姉は19で嫁いでいった  今じゃ私が 母親代わり ここを通る船で 罪びとは島流し  昔の人は言いました  船も通れぬ高瀬川 こんな小さな川にも 橋が架かっています  この橋の上で 雨の降る日は蛇の目傘 横に鴨川 小さなこの川  死ねといっても死ねはせぬ あなたがあなたが恋しくて  急いで鼻緒が切れました  二条から先斗町まで   一言もおっしゃらず  

「はこべ」 歌詞

作詞・作曲 増田達彦(2003年) 天秤座CD「わすれもの 1976~」8曲目 目立たぬように 控えめに咲く あぜ道の白い小さな花 きれいだね 君に似てるって 言おうとした 言葉を僕は そっと飲み込んだ  口に出せば その美しささえ  儚く消えてしまいそうで  僕だけが知っている 本当の君。  そうだ、今度、今度いつ逢える?   傷ついた数が多いほど    きれいな物が たくさん見える 目立たぬように 控えめに咲く 君の瞳に 小さな花き

「Seagull」 歌詞

作詞・作曲:増田達彦(1978年) 天秤座CD「わすれもの 1976~」13曲目 空を飛ぶだけが 今の僕にできること  何もないかもしれない 水平線を目指し  僕は一人で飛びつづける 前を見るだけが 今の僕にできること 何かありそうな 水平線を目指し  僕は一人で飛びつづける   I’m a seagull I’m a seagull   And I’m a singer singing like a bird   I’m a seagull I’m

「京都」 歌詞

作詞:天秤座/作曲:西牟田泰央(1977年) 天秤座CD「わすれもの 1976~」1曲目 精一杯大人のふりをして歩かねば この街の持つ哀しさに敗けてしまう  京都はそんな街 あなたへの想いはすべて振り切らねば この街の持つ優しさに敗けてしまう  京都はそんな街  南禅寺から銀閣まで    水の流れを追いかけて    想い出の捨て場所    探して歩いた   想い出の捨て場所   探して歩いた 精一杯大人のふりをして歩かねば この街の持つ哀

「陽炎」 歌詞

作詞・作曲:増田達彦(1977年) 天秤座CD「わすれもの 1976~」10曲目 ソファーに深く身体埋めて  荒れた想い出に火を点ける どうしようもない空しさで  吸いさしを揉み消せば たった5分で 昔の夢が終わる  ただ それだけのこと・・  ※ 僕は色褪せたシャツを着て     陽炎の中に溶けて行く    電車の音が 夏を焦がし      気だるさは果てしなく・・・ おまえを好きだということも  忘れてしまいそうな午後 紅のついた吸いさしが  灰皿に残

「旅立つ前に」歌詞

作詞:増田達彦/作曲:西牟田泰央(1976年) 天秤座CD「わすれもの 1976~」6曲目 僕の心を読んでるように 寂しい時に君から電話 さよなら もう君に会えないね  でも僕は 君を忘れない   今度君に逢う時は もっときれいになってるだろうね 今ごろ君は電話の前で ためらってるのかもしれない さよなら もう君に会えないね  今でも君を好きなのに・・・  いつか君に逢える時  素直に君と話せるように ※ ランプを付けて ワインを飲ん