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【step to my「25℃」】俺、ミドリムシだったかもしれない【ライブ感想】

 先日、駒形友梨さんの3rdライブ『step to my「25℃」』を見てきました!

 いやね、最高でしたよ。ほんとに。


 どれくらい最高だったかというと、余韻に浸るためにこの感想記事を書くまで一日空けたくらいには最高でした。
 声優さんの単独ライブははじめて、そして一人でライブに行くのもはじめて。そんなはじめてがたくさんだったこのライブ、最初にして最高のものを見せられてしまいました。
 今回のライブのことを色々振り返りつつ、一介のファンとして思いをずらーっと書いていこうと思います!


〇ライブに行ったきっかけ

 実は自分、最初はこのライブに行けないはずだったんです。
 今年から大学生になったこともあり、週末は新歓とオリエンテーションで大忙し…当然のように、4/21も予定が入っていました。
 駒形さんを知ったのは「アイドルマスターミリオンライブ!」の高山紗代子ちゃんからで、それ以降お歌を聞いたり動画を見たり。僕の中学校の卒業式の後日がまぁゆり第一回、そして今は大学生。高校三年間はまぁゆりと共に過ごしたと言っても過言ではないかもしれません。
 そしてとにかく駒形さんの音楽が好き! 曲も詩も歌も大好きな駒形さんの音楽を聴けるチャンス、逃したくないと思っていました。
 するとなんと、新歓が昼過ぎに終わることが判明! 急げば夜の部に間に合うということで、新歓から爆速でチャリを漕いで家に帰り、昼食とシャワーを済ませて有楽町へ全力で向かいました。
 こうして自分は当日券で滑り込み、駒形さんのライブへ参加することに成功したわけです。


〇やば楽しかったライブ

 途中、1000円札と10000円札を間違えて持ってきたことに気づいてATMにダッシュしたこともあり、へとへとな状態で入場しました。グッズのショルダーバッグも買いました! 大学の友達にも「かわいい!」って褒められました。大事に使います!
 当日券だったこともあり席は最後列ド真ん中。映画館なら結構良い席だ!って思いながら開演を待ちます。
 そしたらね、急に始まるの!
 
overtureみたいな感じのが来るかと思ったら、暗転、バンドメンバー登場、駒形さん登場!みたいな。
 そして何より、近い!!!!!!!
 駒形さん、そこにいるじゃん! 実在してる!! 本物!!
 今までずっと画面の向こう側の存在だった駒形さんが目の前で歌ってる、この事実がヤバすぎて鳥肌立ちました。茫然としすぎてサイリウム取り損なったので第一ブロックずっと手拍子してました。
 まず初手「invincible self」。もう、ぐえーって感じでした。前向きな曲調と透き通る駒形さんの声が、「ライブが始まるよ!」って知らせてくれる、背中を押してくれる、盛り上げてくれる、そんな曲でした。とっても大好きな曲です。もうこの時点で「あ、このライブやばいぞ」って実感しました。
 そしてこの時点で目に入った駒形さんの衣装。超絶キュートでした。振り付けに合わせて衣装が揺れるのもとても良いです。
 それからすぐさま続いて二曲目「YELLOW LOVE」。またしてもサイリウムを取り損ねる自分。やっぱり駒形さんの歌、上手いなぁ…と浸る曲でもありました。それくらい駒形さんの歌の良さが表れてるな~って思う曲です。声が綺麗すぎる。そして振り付けもとても良い。次までには覚えていくぞ!
 全くペースを崩さずに進んでいく第一ブロック、三曲目の「Love is Action!」。ちょうど会場まで来る電車の中で「Love is Action!」聞いてたんですけど、今回のライブでやるとは思ってなかったのでめちゃくちゃ嬉しかったです! 生Love is Action!聞けたぞ!
 ここで最初のMCが入ります。歌声ではなく生の駒形さんのトークを聞けました。ここで改めて「うわーそこに駒形さんがいるぞ!」って認識しちゃってなんかすごい感動しました。トークの内容ももちろん聞いてたんですけど、ライブそのものと駒形さんの実在そのものに感動しすぎて唖然としてたので記憶が曖昧です。
 短めのMCを終えてすぐさま次の曲へ。4曲目は『25℃』にも収録されている「Here I Am」でした。「Here I Am」、今回のアルバムの中でもすごく好きな曲で、めちゃくちゃオシャレ。やっぱり歌が上手すぎます、普段サブスクとかCDで聞いてるよりもさらにさらにさらにずっとずっとずーっとカッコよかったです! この歌声を生で聞くだけでも人生賭ける価値あると思います。
 さらに続くのは同じく『25℃』から「going forward」。繊細ながら疾走感のある不思議な楽曲、それでも歌いこなしてしまうのが駒形さん。高温の音圧がたまらなく好きです。そして印象に残ってるのが曲調に合わせた舞台の演出です。ステージのライトアップめちゃくちゃ綺麗でした。あとなんか駒形さん自身が光っていたようにも見えました(幻覚)。
 第二ブロック最後も『25℃』より「bitter frappe」。この曲も日常感のある歌詞がとっても好きな曲で、駒形さんの伸びやかな歌声とばっちり合っているのが素敵です。絶妙なグルーヴ感も癖になります、バンドの皆さんの演奏も息ピッタリでめっちゃ凄かったです!
 「bitter frappe」が終わったタイミングで二回目のMC。今回のアルバムについてのお話を聞くことができました。普段あまり歌わない曲に挑戦した駒形さん。これまでのアルバムでも色んなジャンルを歌ってきていて、曲を聞くたびにすごいな~って思うことが多いです。どのアルバムも新鮮で、これからの駒形さんの新曲たちにも期待がいっぱいです!
 続いてはアコースティックコーナー、最初の曲は「empty」。ギターの音色と駒形さんの落ち着いた歌声に聞き入る時間です。サイリウムを振ることを忘れて、体に音を沁み込ませていく感覚が、なんというか…サウナ? 
 アコースティックコーナー2曲目は「ソノヒ」でした。同じように聞き入りながら、その日が結構はちゃめちゃなスケジュールだったこともあって眠りに落ちそうになりました。音楽って素敵だ。
 ここでメンバーが退場して、去年の特急ツアーの映像が。美味しそうにご飯を食べる駒形さん、ファンと触れ合う駒形さん、たまに口が悪くなる駒形さん、どの駒形さんも素敵でした。去年の12月は受験生真っ盛りだったので参加は断念しましたが、また次の機会があったら行きたいなーって思います!
 さあ、ここからはライブ再開で「2 world」。
 駒形さんが客席から登場しました! 近すぎない!?
 僕は最後尾のド真ん中なので、直線距離はおそらく一番遠いところにいましたが、それでもめちゃくちゃ近かった…もし自分が通路側にいたら気絶してた可能性あります。衣装も変わっていて、そう…駒形さんの腹チラ最高ってことです。
 駒形さんがステージに上がって「Dreaming Night」。ライブ後半になっても全く衰えない歌唱力…これはライブが始まった瞬間にも思ったんですけど、昼の部を終えてきたとは思えないくらいの安定感で、むしろ洗練されていたような感じでした。高音がずっと綺麗。今回振り付けもしっかりあるライブだったので、その中で全く歌声を崩さないのめちゃくちゃすごいと見ながら思ったりもしました。
 そしてこの日最も印象に残ったのが「Neon Sign」です! もともとの曲が大好きだったのもそうなんですけど、途中のバンドメンバー紹介が個性的でとっても良かったです! 生のバンドで演奏の音圧が心地よくて、今回のライブにとってかけがえのない存在でしたよね! やっぱり生で音を聞けるのがライブの良さですから!
 そしてバンドメンバーの紹介のお話なんかもあったり、マニピュレーターさんが出てきたり個性的だったMC。それから次の曲「FLY!」の振り付けのお話。フラッグ持ってなかったので、サイリウムで応援しました!
 そういうわけで最終ブロックのトップバッター「FLY!」。めちゃくちゃ楽しかったです! 駒形さんもノリノリで、会場のボルテージここで一気に上がった感じがしました! ライブを通して更に好きになった曲です、帰ってからもずっと聞いてます。
 出し惜しみのない最終ブロック続いては「オービタル」。駒形さんの曲の中でも特にお気に入り…そしていつか生で聞いてみたいと思ってた曲なんです! すごく難しい曲だと思うんですけど、完璧に歌えちゃうし超歌カッコいいし、聞けて感動しました! 人生の悲願ひとつ叶っちゃった!
 そしてまたまた願いが叶ったのが「コンパス」です! こちらも大好きな曲で、明るくて前向きで元気を貰える曲で、高校の頃もよく登校しながら聞いていました。僕の青春の一部であるコンパスを生で聞けたのめちゃくちゃ嬉しかったです!!!
 そしてついに、ライブもあっという間に最後を迎えようとしています。最後の曲はもちろん、『25℃』のリード曲でもある楽曲。駒形さんの前向きに踏み出してほしいという思いがこもった曲、「first step」。
 今回のアルバムで一番好きなのはやっぱりこの曲かもしれません。はじめて聞いたときも、ライブで聞いたときも、頑張ってみようっていう気持ちになれる曲です。大学生になったばかりの自分も、新しい世界を自分なりに進んでいこうと思えるくらい勇気をもらっています。そんなメッセージをライブで直接受け取れました。

  メンバーが姿を消してアンコールです。手拍子とコールで再び駒形さんを迎えます。駒形さんが登場する前、バンドメンバーさんたちが登壇したときに拍手が上がったのも印象的でした。
 アンコールが開けて最初の曲は「On My Way」でした。今回のライブは『25℃』の曲がメインでしたが、過去の駒形さんの曲もたくさん披露されたのが個人的に嬉しいポイントでした。駒形さんのことをはじめて知ったときに聞いてきた曲、出会いの曲を生で聞けるのは感慨深いです。
 「On My Way」と同じく、出会いの曲として印象深いのが「トマレのススメ」。これも高校通いながらよく聞いてたな~と思い出しながら楽しみました。「これぞ駒形友梨!」なセットリスト、余すことなく魅力が引き出されていて最高でした!!!
 というわけで、最後のMC。4thライブの発表もありましたね! ツアー、そしてライブハウス! もっと近くで駒形さんと駒形さんの音楽を楽しめるのが待ち遠しいです! そのあとバンドメンバーさんたちを拍手で送り、最後に残った駒形さん。アコースティックギターを持って、『25℃』のラストナンバー「our story」が披露されました。
 ギター一本の伴奏だからこそ駒形さんの歌唱力と表現力が際立つ最後の一曲。短い曲ですが、メロディーと歌詞をしっかりと胸に仕舞いこんで、駒形さんとお別れになります。最後、客席に向かって深々と礼をされていました。歓声と拍手に包まれて、ライブは終幕しました。


〇駒形さん最高だ!

 今回、飛び入り参加という形ではありましたが、本当に本当に楽しかったです。こんなに素敵な体験ができるとは、ライブに行くことを決めるまでの僕は知らなかったと思います。
 今回ライブに参加したのは、中学生の頃から今まで4年以上、ずっと追いかけ続けてきた駒形さんに一つ感謝したいという意味でもありました。だけどむしろ、僕はまた一つ大切な思い出を受け取ってしまったみたいです。いつまでたっても受け取ってばっかりでお返しができない!!
 会場のスタッフさん、バンドメンバーさん、ファンの皆さん、全てがとっても温かい空間でした。このライブに来れてよかった、心の底からそう思います。最高のライブをありがとうございました、やっぱり駒形友梨さん最高だ!
 すごく余談なんですけど、生物学を専攻している人間としてミドリムシについて語りたいことが! ミドリムシって体から一本の毛(鞭毛)が生えていて、それを使って泳いでいるんです。この毛を螺旋状にぐるぐる回して推進力を生んでるんですね。今回、客席で回るサイリウムとかリングの光がまさしくミドリムシの鞭毛運動に見えて、「今の僕たち、めっちゃミドリムシだ!」って思ったりしてました。
 今でも余韻を忘れられません。改めて、最高のステージでした! このライブに関わった全ての方々、そしてファン及び親族の方々、もちろん駒形友梨さんにも感謝を伝えたいです! ありがとうございました!
 絶対またライブ行くぞ! そんな意思表示と共に、この感想記事を締めくくろうと思います。ここまで5130文字、読んでいただきありがとうございました!
 みんなも、駒形友梨さんのライブに行こう!!



birdeater

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