２０２０年　リミックスポイントのでんき部門について

リミックスポイントの収益の柱は新電力です
今までのリミックスポイントは売上があるけれど利益が出ませんでした
その理由を自分なりに解説していきたいと思います

以下に過去３年のJEPXの月別エリア別1kwあたりの平均価格です

前年までリミックスポイントの電気調達はほぼJEPX（電気のセリ市場のようなものです）頼りでした
従ってJEPXの調達価格が上がってしまえばリミックスポイントにはどうすることも出来ず、せっかく掴んだ高圧の顧客に、電気代のアップをお願いせねばならずそれでかなりお客さんを逃してしまった事があるとききました

この表で黄色が1kwあたり１０円をオーバーする月です
それが数ヶ月続いてしまうとほぼ利益はありません

逆に言うとリミポの新電力は電力を以下に安く買うかにかかっているのです
２０２０年３月（２０１９年度）は過去最高の利益を上げました
これには４つ理由があります

① 増資によって得たお金で安い時期に電気をストック買いできるようになった
② 原油価格が過去類を見ないくらいに下がっている
③ 価格平準化の見直し期間を６ヶ月から３ヶ月に変えた
④ 燃料調整費を独自の算出方法に見直した

③は例えば８月のJEPXの電気価格が凄く高かったすると６ヶ月で平準化したら電気の安い３月でもお客さんは８月の高い価格に引っ張られてしまう
④は燃料調整費を大手電力に合わせると原油価格はものすごく下がっているのに、大手電力が高い時期に大量購入しているため余り下がらない

この２点を変えたことで高圧のお客さんが払う電力が目に見えて安くなったと思います
２０２０年４月、５月はコロナによる影響で電力が余りJPEXの価格は過去最低を記録しています。JEPXの売上が０の時間帯も良く見られます。

尚且つJPEX以外の中部電力が売っているスポット電力等も買うようにし始めたようです。今後は太陽光も利用するでしょう。

工場などは止まってしまっているので売上は大丈夫かと思うでしょうが、電気価格も安いので利益はあがっているでしょう
６月は徐々に需要も戻り、電気価格も安いというゴールデンタイムにはいります

プラス要因として
価格.comのAMAZONギフト券プレゼントサービスが絶好調
コロナによる電気代見直しが全国で活発化し高圧も絶好調
基本料金ゼロ円サービスも問合せ多数
ツイッターのリミポ株主による大量代理店登録（１５０室物件を管理している会社の方も）
弊社ARUKAも年商３５億、電気代２５００万円の会社を取れそう
とイケイケドンドンです

おそらくリミックスポイントのでんきは今期も最高利益を塗り替えるでしょう