モロフジ参戦の謎

今回はリミックスポイントを１００万株を買い大株主８位に登場したモロフジ株式会社について調べていきます。

設立　平成元年2月（創業 昭和28年）
業種　合成樹脂製品・紙加工製品製造販売業

＜本社＞福岡県筑紫野市武蔵三丁目2番18号
東京、大阪、名古屋、福岡に支社あり

関連会社は
株式会社モロフジ
株式会社モロフジケミカル
諸藤通商株式会社
モロフジファーム株式会社
M.style株式会社
株式会社バンブーテクノ

以下社長挨拶
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モロフジホールディングスグループは、1953年（昭和28年）に創業した諸藤紙店から始まりました。以来、パッケージ事業、化成品・紙製品製造事業、ロジスティクス事業、海外貿易事業、農産物生産事業、農産物加工事業、竹素材事業、宿事業、不動産・アセット事業など様々な分野でビジネス展開しています。

急速に変化する時代や環境の中、モロフジホールディングスグループは様々な挑戦を繰り返しながら成長して参りました。 そこには「より多くの人に満足をお届けする」「社会に貢献し続ける」という守るべき理念がありました。 常にお客様の目線に立って仕事に取り組むこと、お客様が何を求め、何を望んでいるかを敏感に察知し、それを的確な提案でお応えすること。この理念のもと、グループ個々の力を高め、グループ全体で様々なステークホルダーの皆様の期待に応えるべく私たちはこれからも挑戦を続けて参ります。

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なんかこの会社リミックスポイントに似てません？
全くジャンルの違う複数業種を持っている
独自サイトを作ったり開発力があり営業も強い
オリジナルなサービスを提供している

この会社がなぜリミポを買ったのか？

モロフジと言う会社は最近大株主に顔を出し始めた会社で恐らく社長が投資がすきなんでしょう。

リミックスポイントへの投資は4億円を超え過去最大になっています
これらの銘柄に共通することはないかと思って調べたら
どの会社も「カストディ銀行」が大株主に居ることが分かりました。

最初はカストディ銀行のまねをして買うのかなと思いましたが、大株主発表のタイミングより前にカストディ銀行が何処を買ってるかが分かるわけはなく単なる偶然かと思います。

履歴を見て分かるように長期保有傾向です。
業務内容はダンボール、ポリ袋などの製作が主ですが野菜作りや旅館の経営など多岐にわたっています。

業績は上場会社でないため開示されていませんが、サイドビジネスや投資に手を出せるということは恐らく儲かっているのでしょう。

業務で提携できる何かないか探してみました。
モロフジファームと言う野菜を作る会社を持っています。
モロフジファームでは太陽光利用型水耕栽培ハウスという方式で野菜を作っています。

ウクライナの戦争で人類に食糧危機が訪れるかもしれません。こういう効率のいい自動化された農業は今後必要になってくるでしょう。
また蓄電池とつなげることで、水もあり地域の防災拠点になるという動きも起こり始めています。

あともろふじ工房がやっているわさび園はわさびを栽培する水力を利用して水力発電に取り組んでいるようでエコエネルギーに熱心な会社であることがわかります

「わさび苑多良岳」佐賀太良町にある九州最大級のわさび農園！わさび好き必見のスポットです。 | 佐賀ポータル (saga-port.com)

そして謎過ぎる会社バンブーテクノ
株式会社バンブーテクノ (bamboo-techno.co.jp)

竹を加工する会社なのですが、竹はバイオマス素材として使えないと言われてきました。焼く過程でクリンカと言う焼成機器を痛めてしまう成分が出てしまうからです。

しかし最近の研究で粉砕した竹に杉の皮を混ぜるとクリンカが発生しないことがわかってきました。

九州は竹林が多数あり、その多くは放置されています。竹は根を張らないため、山崩れや水害を引き起こす原因になります。しかし伐採しても伐採しても生えてきて成長が恐ろしく早い為、処理に困っている農家も多いのです。

もし竹をバイオマスのチップに出来ればもうバイオマス燃料に困ることはないほどの量を得ることができます。なんせ一晩で１ｍも伸びるほど生えるのが早いですから。バイオマス燃料の多くは海外から仕入れています。日本の製材所で出す木屑の量ではとても賄えないのです。

もしかしたらこの会社が日本のエネルギー問題を救うかもしれません。

最後に恐らくですがモロフジの経営陣は小泉環境大臣が進めたビニール袋有料化で相当危機感を抱いたのではないでしょうか？潰れた会社も多くあると聞きます。
資産を眠らせおくよりも投資に回したり、他業種に進出しなければと思ったのでしょう。

エコにこだわりを持つ会社であり、技術や先進性も兼ね備えている面白い会社なのでリミックスポイントと提携してくれることを強く望みます。