2022年度2Q決算の見所


【電気部門】

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2021年度4Q(2021年1~3月)の利益率が16.9%

2022年度1Q(2021年4~6月)の利益率が18.2%

と2Q続けて新電力にはあるまじき高い利益を上げたわけですがこれは2020年12月の電力高騰への特別措置(分かりやすくいうと2年間契約伸ばして1kwあたり1.21円を徴収させてもらえば高騰分はチャラにしますよという措置)が関係しているような気がします

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例えば2022年度1Q(2021年4~6月)で計算してみると

①特別高圧+高圧

138,429MWh(123,289,000kwh)

大体16円くらい取ってるでしょうから123,289,000*16で

売上19億7262万4000円

②高圧特別措置

123,289,000kwhに特別措置の1.21円を上げて

1億4917万9690円を加算

③低圧
9509MWh(9,509,000kwh)に21円くらい取ってるので掛けると

1億9018万円

④合計

全部足すと23億1198万3690円で割りと近い

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この式を当てはめて夏の需要増で1.3倍になるとする


①特別高圧+高圧

売上19億7262万4000円 * 1.3 = 

25億6441万1200円

②高圧特別措置

1億4917万9690円 * 1.3 = 1億9393万3597億円

③低圧

1億9018万円 * 1.3 = 2億4723万4000円

④合計

全部足すと30億557万8797円

と売上げは増えるもの冬の顧客もここからさらに1・3倍増えると思われるのに収益は3ヶ月遅れなので4,5,6月分の少ないときの収益で賄わないといけない。しかも電力高騰で高い先物でも買っておく必要がある。なので2Qは最も利益が出にくいのであります。

見所は

・赤字か黒字か(赤字でも大きなマイナスじゃなければよし)

・3Q分はどのくらいヘッジしているか

・インバランス支払いがいくら残っているか

・マリノスプランで低圧利用者が増えたか

・決算予想の進捗率



【金融】

金融に関しては暴落の後の暴騰で、価格が上がれば上がるほど動かしにくくなるため2022年度2Qは取引所の取扱高に関して低迷していたといわざるを得ません。今考えるとジャスミー、ポルカドットの購入やシステム開発で余りお金が回せなかったのかもしれませんね。

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しかしビットポイントのアクティブユーザーは7割超が販売所を利用していることや

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ADAの追加で急激にユーザーが増えたこと、ADAが上場後価格が急上昇したこと、スプレッドの大きい販売所でしか売っていないことなどから取引所の出来高は低くても前Qを上回ってくるのではないかと思います。あとアルトコインレバレッジは本格的に増えてます。

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・販売所でのADA販売による利益

・アルトコインレバレッジの利益

・前回の28%という高い利益率はまぐれなのか?本物なのか?

・ディーリングの精度は上がっているのか

・金融の最終利益予想17.32億は守れるのか

・NFTに関する進捗


【レジリエンス】

・蓄電池、太陽光はどのくらい売れているか

・今別町関連の発表はあるか

・スゴミズはどのくらい売れているか?

・のどチェックに関する発表はあるか

・PCR検査の受注は進んでいるか



【中古車】

・高級外車が過去最高の販売台数というニュースに対する売上げアップ

・利益はいつものとおりほぼなし?



個々にはもっと色々あるんですが何より決算予想の進捗ですよね

電気の年間予想利益が9億円と余り高くないのは高騰を予測しての慎重さだと思いますね。

最後に2Qで年間予想の50%を超えるには

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売上げ63.68億円、利益9億円がノルマとなります。

少し厳しい目標ですが金融次第ではいけなくないような気がしますね

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