リミックスポイントの2023年度1Qの利益予想を24.5億円にした理由

今回はもう細かく分析しません
なんせ業態が激変しつつあるので過去の数値はあまり参考にならない
ただ長年リミポを見てきてこの傾向は大体あたるとかに頼らざるを得ません

電気は売上げが4Q>2Q>3Q>1Qの順番に大体なります。
前年は契約を切ってるので2Qのほうが高いです。
従って電気は4Qの7割程度と見ておけばいいのではないかと思ったのですが前年1Qを割ることはないと思うので
売上25億円、利益8億円くらいと予想。

金融ですが以下の全取引所の月別売買金額を見ると一番右が2022年6月なのですが前年4Qとほぼ変わりありません。だからといってリミポの販売所の売上もヨコヨコかというとそれは分からない。
仮想通貨の価格下落が起こっているので4Qよりは落ちると見ていいでしょう。売上24億円として4Q利益率が64%なので利益15億円くらいと予想。

その他部門ですが中古車はもうプラマイゼロでいいとして、蓄電池はどうかというと蓄電池全体で言えば設置台数が2018年から激増しています。
そろそろリミポの蓄電池も売れて良い頃。

2011年:1,939台、前年比-
2012年:1万1,449台、前年比590%
2013年:1万6,559台、前年比145%
2014年:2万3,716台、前年比143%
2015年:3万7,560台、前年比158%
2016年:3万4,569台、前年比92%
2017年:4万9,481台、前年比143%
2018年:7万3,594台、前年比149%
2019年:11万5,000台、前年比156%

あとちょっとびっくりのデータ
従業員の移動です。
エネルギー部門が25人減りレジリエンスに50人が移動または新規雇用されています。

リミックスポイントはコスト管理が非常に上手い会社で固定費をぎりぎりまで削減するから大きな利益を出しています。
勝算もないのに人を増やしたりはしません。
エネルギーにあった蓄電池部門の人を移したとしても25人、さらに25人を増やすということは設置に欠かせない工事部門の人が入ってきたのだろうと思います(その25人のうち何人が工事部門なのかはは不明ですが)。
思い当たるのは去年から山のように出ていた求人。
実際の設置工事がないのにこの人たちを遊ばせておくとも思えない。

ある程度の規模の販売が始まって、設置の目処がついているとなれば、利益は出ていてもおかしくない。希望込みのその他部門売上18億円、利益1.5億円です。

最後に小田社長の持ち株について。
買った日はわかりませんが小田社長の持ち株は2022年3月に30万株から81万株に増加しています。これはおそらく2021年4月22日に発表されたストックオプションによるものだと思われます。
350円を超えると行使され178円で購入できます(1月の上方修正で350円は超えています。)

小田社長は700円当たりで26万株程度購入したと思われるので今回の購入で
700*26万=1.82億円
178*50万=0.89億円
とすると平均単価は357円まで落ちます。
しかしもし1Qが赤字や極端に悪いとしたらこんなに沢山のストックオプションを発動するでしょうか?
期限は2025年3月31日でいつ発動してもいいのだから上がるめどがつくまで買わなくてもいいのではないでしょうか。もっと言えば1000円超えてから発動しても178円で買えるのです。

もしかしたらサプライズがあって、いつでも売れるようにしているという可能性も考えてしまいますね。決算はまず悪くないと私は思っています。









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