ダブルでいわなだれはなぜ強いのか

いわなだれ
タイプ:いわ
威力:75
命中:90
非接触物理技。ダブルでは相手全体が対象。30%の確率で相手をひるませる。

ふんかやゴールドラッシュのような鬼火力の全体攻撃がある中で、いわなだれが強いといわれるのはなぜでしょうか。
 私もダブルを始めた当初は意味がわかりませんでした。ダブル換算で威力56の岩技?高火力技が飛び交う環境で貧弱すぎるだろう。と、そんな感じでした。
 しかしダブルでの1ターンの行動価値についての理解が進むにつれて少しずつ恐ろしさがわかってきました。
 ダブルではコンボや集中攻撃、おいかぜやトリックルームが主流戦術であるように、限られたターンでより多く戦果を出す必要があります。
 シングルバトルよりひるみによる行動不能のリスクが大きいんですね。
 その渦中にありながら、いわなだれは全体攻撃で2体にひるみのリスクを押しつけてきます。先制していわなだれを打てた場合、どちらか片方をひるませる確率は期待値で47%(1-( 1- 30%×90%) ×( 1- 30%×90%) )あります。
 2ターンに1体、行動不能を押しつけられたらたまったもんじゃないですね。しかも通りの良い岩技で威力56のおまけつきです。
前の記事で書きましたがヒスイクレベースはトリル下でいわなだれを打ってるだけで強かった。そこには理にかなった理由がありました。

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