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みんな同じ、ひと。路上生活者支援。
はじめてボランティア的なものに参加した。路上生活者支援。今までは分かりやすくボランティアみたいなものを…と言ってるけど、それは実はボランティアとも違うものだ。今回が正真正銘のボランティア。
場所は夜の東京下町の所謂某ドヤ街。私はたまたまそこに参加することになった。「誰も死なせないこと」これが目的だと言われた。もう何十年もやってる活動だと思う。服や下着、食料、毛布などを配った。
私は未だにスカイツリーを見ると目移りしてしまうのだが、ちょっと恥ずかしいので今回は口には出さなかった。
別に良いことをしようとかそんなことを思った訳でもない。たまたまそんな機会があり、折角なら人間の本質を、生きるということの本質を考えるための1つの材料となるかもしれないと思った。
でも、そう考えてることすら綺麗事だった。
初っ端から中々のパンチくらって傷ついた(身体を殴られたわけじゃなくて、心理的に)それでも気を取り直して冗談を言ったりして楽しい時間もあったのだが。
まあそういう意味で、人間と接するってことなのかもしれない。数秒間2、3言話しただけで人の何がわかるだろうか。そういうのを見極めるのって得意だと思ってた。分かることもあるけど、よく考えたらそんなの稀だという気もした。ちょっと緊張してたのもあるかもしれない。
わたしは施しをしにきたわけじゃない。良いことをしにきたわけじゃない。そういう目的で参加するのではない。という気持ちで参加することにしたんだけど、それもなんか違ったかもしれない。何かわからないけど何かが違った気がしている。(わたし結構ひねくれものだから)
たぶんだけど、「施しをしにきた」も、「良いことをしにきた」も、正解な気がする。それが例えばお金をもらって仕事していたとしても、それ以上に誰かに良いことをしようと思っているから。それがなにをするにも私の正直な気持ちなのだと思う。
しかし、夜でよく見えなかったけど、海外に比べたらずっと治安はいいように思えた。実際は分からないけど、道は綺麗だし、建物も外見はきっちり整っている。なんとなく感じる雰囲気も・・。ただ、活動する上で女子だけってのはやっぱりちょっと危ないかもしれない。毅然とフォローできる男性が必要だと感じた。女は売ってねーか、女もんの下着はねーかなどという人もいたから。冗談だとは思うけど、やっぱりなにがあるか、男性が多い中で困ったことが起こらないとも言い切れない。
残念ながら遠いからあまり参加できないかもしれない。定期的にやってみたいもんだが。
そういえば、大阪の某地域も、朝がメインと言ってたから、本来の姿が見えるのは朝なのかもしれない。それに最近は昼も夜も外で過ごせる気温だし。雨はあるけど。
以前は商店街があって屋根があったのが無くなったみたいだから、雨の日はどう過ごしてるんだろう。
やってて思ったんだけど、もし洋服を寄付しようと考えている人がいたら、大き目がいいと思う。Sサイズが多くてサイズを探すのが大変だった。大方の男性にはSは小さかった。女性でも大きくて困ることはあまりない気がする。うーん、難しいところだけど、私が大きめのシャツを着るのが好きだからなのかもしれない。ただズボンとかはどうかな…。今日はTシャツ配ってたから、Tシャツに限ってはそう思う。
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