双極性障害の今の私

このブログは、今までの私を産まれた頃から紐解いていって、双極性障害の私の人生を洗いざらい話していくいわばエッセイ風にしようと思ってるのですが、まずは今の私の状況を振り返っていきたいと思います。

繰り返しの話にはなりますが改めて。まず双極性障害とは躁と鬱があるわけですが(その両極端だから双極性なんでしょうね)、今の私はちょうど軽い躁の状態のようです。
少なくとも落ち込みはないので、鬱状態ではないことははっきりしてます。

では、この躁状態がいいかというと、必ずしも良いとは言えません(もちろん鬱よりは遙かにマシですが)

前も書きましたが、双極性障害にはⅠ型とⅡ型があり、Ⅰ型の方の躁は周りから見ても明らかにおかしく見えて、自分が全知全能の神のように見えて、攻撃的になったり、とんでもない性衝動に駆られたり、多大な浪費などをしてしまい、金銭的にも社会的にも信用を失いかねない行動を取るそうです。

私は双極性障害Ⅱ型、基本的は軽い躁と鬱を繰り返す病気です。
基本的に躁状態は軽いので、見た目には分からないし、自覚症状もありません。
そして一旦鬱になるともう落ち込んでどうしようもなくなります。
ではなぜ自分が双極性障害と分かったのかは次回においておくことにして、前置きが長くなりましたが、私の現在の状況を伝えてみたいと思います。

まず、仕事はしていません。
はっきり言って今の状態だと十分仕事はできます。しかし怖くてできないのです。

何が怖いのか。
今まで鬱で突然会社を辞めた経験が少なからずあるからです。

通常に働く場合は、若干仕事を後回しにする傾向はあるけれど与えられた仕事は結構こなす自信があります。特に接客などは大得意です。
しかし、この病気は前触れもなく突然鬱になります。
そうすると必然的に会社に行けなくなる。怖いから会社の電話も無視する。そうすると「あんたはクビ！」という通知が来る、人生その繰り返しでした。
だからお医者さんとも相談はしているのですが、もう少し落ちつくまで定職に就くのは考え物だという結論に到ってます。

じゃあ収入はどうなっているかというと、月約10万円の障害年金を受給しています。もっともこのお金が全て自分のものになるかと言えば、とある理由でそういうわけにもいきません。そのことについてはおいおい触れていきます。

で、上の写真です。実は上の写真ほど悩んでいないのですが、ポイントは吹き出しです。

いろんなアイデアがあふれてくるのです。

例えば…私はこのブログのほかに立ち上げたいブログが後4つ5つあります。
英語のスポーツに関する記事を当たりたいので英語の勉強をしています。
在宅で何か仕事ができないか(しかもできるだけ元手のかからない)いつも考えてます。

はいそうです。いくら暇だからってそんなにいっぱいできませんし、それ以上に長続きするわけがありません。その前にエネルギーが切れて鬱に戻りかねません。

また、時には性衝動がヒドく風俗に行きたくて行きたくてたまらないと何度思ったことか。
こちらに関しては今元手がないから泣く泣くこらえて助かってますが(笑)。

何とかそれをある程度は抑制すべく、自分でやるべきタスクをまとめて、行動を記録して ←このこともブログに書きたいのですが(笑)、できる範囲でやろうと心がけています。それでもある程度は話を進める予定にしていますが。どうせ鬱になったら何もできなくなるんですから。

もちろんこのままではいいわけでもなく、今は2週間に1度心療内科に通院して、薬も毎日飲んでいます。

残念なことにこの病気は薬を飲み続けないと再発する危険性があります。
ただ、安定した状況に持っていくことは出来なくもありません(このことを寛解といいます)。この寛解の状況になる日数(年数)は人によって様々です。
もちろん今は寛解になる自分に期待しています。

今はある意味お金になるようなことはできていませんが、できれば色々今のうちに考えて、それができるようになったらな、と思っています。

次回は双極性障害の診断をされた頃を書こうと思います。