競馬にハマリ始めた頃のお話

まずは時効ですが、、、下記については一部法律違反です(笑)
現在は20歳になれば学生でも馬券は買えるようになりましたが、当時は20歳でも学生は馬券購入は禁止されてましたから。

私は高校時代男子寮で過ごしていました。
そうするとおませな奴らが煙草吸うような感覚でスポーツ新聞の競馬欄とにらめっこしてるんですよ、寮監に隠れて。ちょうどオグリキャップ全盛の頃だったと思いますね。もちろんパチンコにはまってた奴もいました。

私はまあそのころは特段興味を持たずにスルーしてました。ただ杉本清さん(競馬実況の神様)だけはその頃から好きでしたが。
このことを書き出すと長くなるからやめます(笑)

競馬を本格的にやり始めたのは大学からでしたね。北海道の大学で、家から札幌競馬場までは目と鼻の先でした。

周りがけっこうやってるもんだから私も自然とその中に入っていって、一度興味を持つととことん調べ尽くすたちなもんだから、半年もすればいっぱしの競馬通気取りでしたね。

今でも心に残ってるエピソードが2つ。

1つは来週から札幌開催が始まるというある日曜日。私はもう有り金的に、しばらく札幌競馬場に行くのは無理だと思ってました。そこで「このレースが当たらなかったら、しばらく札幌競馬場は諦める」という固い決意であるレースの中穴を1点のみ3,000円で購入しました。

そしたらそれが大的中しちゃったわけですよ!

オッズが15.8倍。締めて44,000円の黒字。これはやっちゃった!これで来週は札幌に行ける!と思いましたね。
ただその週の水曜日に当時行われたホッカイドウ競馬の旭川ナイターにはせ参じて半分くらいすった記憶もおぼろげながらあるのですが…

もう一つのエピソードはやはりお金のなかった日曜日。本当に貧乏のどん底なのに、お構いなしの我が悪友がわざわざわざわざ私の家に来て下さって私を札幌競馬場まで連れて下さいましてね。
どれくらい貧乏だったかというと「じゃあメインレースだけ買うから500円貸してくれ」というくらいの貧乏さw

そのレースは2頭が図抜けて人気だったんですが、私は片方の1頭がどうしても好きになれず(というかその組み合わせ買ったって500円所持金(しかも借りた金)の私には面白くない)、もう1頭からやや人気薄の2頭に300円、200円と馬連を買ったわけです。
そして我が悪友にその馬券を見せたら、

「悪いけどな、天と地がひっくり返っても来ないんだわ」と。

見事に天と地がひっくり返りましたね(笑)。300円の方が見事に当たって24.8倍、締めて6,940円の黒字。
500円は即そいつにたたき返してやりました(笑)

(後で分かったこと。そいつは競馬に限らずしょっちゅう「天と地がひっくり返ってもうんちゃらかんちゃら」と言う男でしたが、幾度となく天と地をひっくり返すという偉業を達成しておりました(笑))

まぁそんなこんなでそれなりにのめり込んだ競馬でしたが、それでもまだこの頃はギャンブル依存症とまでは言えなかったでしょうね。大好きな趣味の1つであるのは間違いありませんでしたが。

大きな転機は、大学を中退して(中退というのも、もしかしたら双極性障害のエピソードの1つかもしれないし、違うかもしれませんが)実家に戻った数年後から始まるのでした。

気に入っていただけたら、多少でも結構ですので、サポートしていただければうれしいです^^