2021年9月12日日曜日
コンビニ人間 (文春文庫) ペーパーバック – 2018/9/4
村田 沙耶香 (著)
生きづらさ、というより、不具合を感じる、痛切に実感する。人に正しさを教えようとする。お節介を通り越して。小さな親切、余計なお世話。leave me alone.
懐かしく、取り出した本。また、日記公開してほしい。
森メトリィの日々 単行本(ソフトカバー) – 2020/7/15
森 博嗣 (著)
危ない読書 教養の幅を広げる「悪書」のすすめ (SB新書) 新書 – 2021/9/7
佐藤 優 (著)
p025
現代人の多くはスマホから情報を集めている。SNSのタイムラインを眺めていると、自分が興味関心のあることが表示されるように機械学習が調整してくれている。いわゆるフィルターバブルのことだが、フィルターバブルの先にあるのがサイバーカスケード現象だ。自分の知りたい情報だけを拾い集め、さらに自分の考え方に同意してくれるコミュニティーのなかに閉じこもる。その結果、自分を客観視できなくなり、自分が絶対的な正義であると信じこんでしまう現象だ。
あの、『邪宗門』の高橋和巳が、という記述が見られた。
僕の捉えていた、あの高校生の頃のアイドル、高橋和巳は、友人と銭湯に行っても、湯船に浸かっていて、相手が入ってきたら、相手が湯船を出るまで、絶対に湯船から出ないと自己を律ししていたのに。
奥さんの話だから、そうなのだろう。金が儲かると、女遊びをしていたそうだ。ああ。
「てなもんや三度笠」を見ながら、ゲラゲラ笑い、締切日の前日、徹夜で書き上げ、奥さん、高橋たか子が朝、清書して編集者に渡す、そう『邪宗門』連載の頃の話として聞いていた。ほんと遊んでいたそうだ。そのおかげで? 高橋貴子は作家になれたのかもしれない。
それに、酒に酔うと、なんで子供できんのかなと、独白していたそうだ。
異邦人 (新潮文庫) 文庫 – 1963/7/2
カミュ (著), 窪田 啓作 (翻訳)
是非に及ばず