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Wednesday,16 June 2021.(おまけ 再録 復刻 「購入品  2021/02/06 11:04 since 6,February,2021」/「欲しいものリスト 2020/12/27 10:15」)

元手もなく、親の財産もなく、妻の稼ぎも期待できない人は、一生働き続けるほかないのだろうか。
いろいろ考えているうちに、わたしの隠居願望は、老後の夢ではなく、「小学生のときの夏休み」を懐かしむ感覚にちかい気がしてきた。
    「隠居願望」『閑な読書人』萩原魚雷 晶文社



昨日、紀伊国屋書店へ行った。ほとんど珍しく、一冊も買わなかった。

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ぼくは疲れてしまったんだ。毎日起きている環境破壊を見聞きし、ちょっとでもそれに加担することに。どんなに倫理性を標榜する銀行であろうとも、限りある地球上で限りない経済成長を追求している存在に対し、自分のお金を提供することに。




「フリーランスと安全」『閑な読書人』萩原魚雷
 大学時代にフリーライターの仕事をはじめ、そのまま中退して、今に至る。
 途中、端折りすぎた。
 大学を中退した年、バブルがはじけ、仕事をしていた雑誌の休刊廃刊が相次ぎ、半失業者になった。
 好きな時間に寝て起きて、古本屋をまわって、一日中、本さえ読めれば、それでよかった。ほどほどに働き、そこそこ食っていければいい、社会のかたすみでひっそり暮らしたいとおもっていた。
 上京以来、髪もずっと自分で切り、毎日自炊している。外食は週に一回、どこかに出かけたときにラーメンかうどんを食うくらいである。一駅二駅なら乗らずに歩く。
 本業の収入が減ったら、質素倹約に励むか、アルバイトで埋め合わせる。
 もっといい方法があるのかもしれないが、わたしにはおもいつかなかった。
 百人いれば百通りのフリーランスの処世があるとおもうし、それぞれの適性もあるだろう。
 定職についた人が、フリーランスになる場合、最初の一年がすごくたいへんだという話をよく聞く。

萩原魚雷のテンプレート、かなりの頻度で、学生時代からフリーで仕事始め、本を読んでのんびり過ごしてきた、と始まる文章がとても多いが、それがまた魅力。あ、こんなことしていて、本読んでいて、いいんだと思わせてくれる。萩原魚雷を読んで、心が休まり、家人の、本ばかり、全部読まないくせに買ってばかり、並べてばかりいるくせにという視線から僕を解き放ってくれる。

からだと同じように想像力にも食事を与えなければならない。
    ヘンリー・デイヴィッド・ソロー


世界を変えたければ、まず自分がその変化になりなさい。 
    マハトマ・ガンディー


シンプルに、シンプルに、生きよう。すべきことは百や千ではなく、二つか三つでいいのだ。
(『ソロー語録』岩政伸治訳 、文遊社)


新しい小説を読まないのはどうおして。年月による自然淘汰を経た小説しか読まないのはどおして。新しい小説をすぐ読んで、感動しよう。僕はどうしよう。

一年後に読みますか。

その本屋へ行って見ている本って、読書本とか本の紹介本で、そういうの見たり、買ったりして、また欲しい本をそのまま鵜呑みにポチって、後の請求が怖い、そういう図式が見えるので、新聞の書評欄とか見ないようにしないと。これ以上、読んでない本が積まれていくと家も壊れるのか、床が下がっている気がしないでもない。本を読まなくても死なない。ものを食べないと死ぬが。みんながいいという本はみんなが読んでいるので、僕が読まなくてもいいじゃん。

購入品 再録

2021/02/06 11:04

since 6,February,2021




欲しいものリスト 再録
2020/12/27 10:15


以上、ここまで、再録。


大豆田、終わった。

内閣不信任案って、解散のことだと思ってた。


ハレルヤ 単行本 – 2018/7/31
保坂 和志 (著)

保坂 和志の作品って、たぶん、どれもこれも、どうでもいい日常を丁寧に描写する話がたくさんあるのだろう、どれも読んでもいいし、どれも読まなくていい、違う本を読むのもいいし、同じ本を何度も読むのもいいと思う。でも、僕はこの作者の本はこれしか持っていない。

2021年 保坂和志は『群像』に『鉄の胡蝶は記憶に歳月の夢に彫るか』を連載している。2021年7月号で連載35回のようである。少し読んでみる、楽しい。また、単行本になったら、買おうかな。読もうかな。

文芸誌、色々入っていて、楽し。


連載 第9回が2019年4月か。


受賞記念エッセイ「芥川龍之介への手紙」を併録。


谷崎、三島由紀夫、と言っている、いいと思う。谷崎さんとか三島由紀夫さんと敬称をつけて呼ぶ人がいるが、知り合いならいざ知らず、その人を知らないので呼び捨てでいいと思う。知り合いで尊敬するなら先生を付ければいいし。平岡公威。





今日、知ったこと。
川上未映子 大変だなあ。




犯人は東京都に住む女性。






硬いし。硬い意志。


































































今日届いたもの。


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是非に及ばず