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【RX&Co川内一史】シマノバイカーズフェスティバル 2024.7.27 GX Race Team

2022年は90分耐久、2023年は60分スプリントだったGXレースですが、2024年度はコースが変更され舗装路の駐車場をスタート、ゴール、ピットとするレイアウトに変更され、ルマン式では無くなりました。
CXシーズン前の恒例となったイベントです。

エントリーと準備

過去2戦はソロエントリーでしたが、レディースも同時出走となり、妻のCX車を甥の航に貸してソロエントリーが難しくなってしまい、チームエントリーにしました。
私、妻、甥の3人の予定でしたが甥が仕事都合で出張から戻って来れなくなり、RX&COの宮田さんに助っ人での代走をお願いしました。

コース変更があるものの昨年と同じレベルと考え前週に幕張MTBコースで練習しました、久しぶりにグラベルの振動に慣れる程度の練習をしました。
盛夏のグラベル練習はオーバーヒートしがちですが、幕張MTBコースは海に近く風があり、木陰が有るので休憩しながら楽しく練習できます。

試走

シマノバイカーズはキャンプの設定もあり、前日から駐車場が解放されています、東京を21時頃出発して25時頃に富士見パノラマに到着し仮眠しました。曇りの予報に反してほぼ快晴となり、車では寝ていられない陽気です。スタート地点に様々なショップが出店されているのを見回り、エントリー受付を済まして準備をしましたが、移動の砂利道で前輪のエアが抜けてタイヤのビードが落ちてしまいました、一般的な空気入れではビードを上げられず(タイヤブースターを持って行かなかった)予備のホイールセットを装着しました。

奥様の後ろを付いて行きながらコースを確認しますが、駐車場の舗装路からシングルトラックへは登りで木の根や石が目立つMTBコースで、奥様の「無理ー きゃー」という悲鳴が続き、7割くらい試走したところで、このペースでは通して1周出来ない、とりあえずコースを覚えるのに1周はしておかなきゃと、奥様を放置して試走しました。昨年と比べると難易度が上がっている感じがしました。

レース

機材:CRUX2020 Di2 タイヤMAXXIS ALL TERRANE チューブレスレディ タイヤ空気圧:前後1.8bar インサートなし

スタートはルマン式ではなく、通常のスタートとなりポジションは自転車を並べた順(早いもの順)となりました、招集でそそくさと自転車を配置して3列目からスタートしました。
渋滞回避のためかスタートラップは舗装路を1周回してから未舗装路の登りに入ります。15~6位くらいで未舗装突入ですが登って直ぐに足をつく先行者に引っ掛りながらエッチラオッチラという感じで上の芝エリアまで辿り着き、芝エリアも登りで疲れた所に下りの未舗装路が始まります。
試走では初見でビビりながら走って怖かった印象ですが、先行者がペースとラインの参考になると一気に走り易くなりました。
後で動画を確認すると、未舗装路の登り区間を綺麗にトラクションをかけてロスなく早く登れる事が必要だったと思います。舗装路のヒルクライムなどでは丁寧にペダルを廻せても、未舗装で木の根や尖った岩を避け、抜重を繰り返しながらのペダリングはバランスが崩れて無駄な筋力を使い終いには、‟ちからまかせ”に踏み続けてペースダウンする事になってしまいました。
それでもチーム戦でのエントリーで2周交代なので体力を誤魔化しながら走りました。
コースに慣れて来ると下りのスピードが上がり、ターンでアウトに膨らんだ側に分岐してあったジャンプ台のコースに入ってしまい「間違ったー」と叫びましたが、CXのバリアを超えるようにRUNで事なきを得ました。

結果

1周回遅れの3位となりました。

考察

1位のスワコレーシングチームの9週目のラップタイム0:54:51と比較すると≒8分30秒程度遅れているので1周1分弱遅い。2周交代のピットロスは≒30秒程度。特に大きなミスや怪我も無くゴール出来たのは良かったと思います。

シマノバイカーズフェスティバルは設備やスタッフが充実していて、エントリー費用だけで採算が合うようには見えない。今回からYoutubeのLIVE配信で場内に巨大モニターがMC解説付きで稼働していたり、表彰エリアがテント&椅子の快適な日陰でショップブースが隣接していたりと、開催毎に快適でお祭り的なイベント度がアップしていて楽しい。

助っ人 宮田さんのGOAL!


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