情熱(Twitter)と冷静(ブログ)のあいだ(note)

 情熱と冷静に関して間を取れば, それはただの普通ではないかということを15年来考えてきた.
 パッと開いてウッと呟いて愚にもつかぬ痕跡を残しても, あっという間にタイムラインが流れるので立つ鳥跡を濁さないTwitterの手軽さに埋没する一方, まともだし理知的だし下手すると誰かの役に立つかも知れないテキストをブログに書きたい, などと身の丈を弁えない思いも漠然としてあった.

 誰かの役に立つかも知れない, というのは思い上がりとしても, 幾星霜を経て行き着いたこの「note」という媒体は, つまり「おっぱい」の4文字だけ呟いてヒットアンドアウェイしても特に問題ない短文SNSと, 比較的文章量がなければ体裁を得ない(例えばWordPressとかの)ウェブログの中間に位置づくものとして, 筆者的には良さげな気がする. (長文ブログを試そうとしては続かない人生だった)

 まぁ他にもTumblrとかMediumとかいろいろ試したが, いずれもピンとこなかったし, というかMediumは自分の周りでもまるでやっている人を見かけなかったけれども, 特定の層に需要があるのだろう.
 noteは, 短文の投稿でも比較的長文の投稿でも, いずれも使い勝手が良さそうな気がしているが, 果たしてどうだろう.

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