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最強の血統!?エフフォーリア・シャフリヤール世代で一番強くなるのはこの馬だ!!<クルーク>

クルーク」という馬をご存知でしょうか?

おそらくほとんどの方が知らないでしょう。

なぜなら3歳の夏になってもまだデビューすらしていないからです。(2021年8月現在)

しかしながら、私はこの馬に未知の可能性を見出しています。

クルークの動向に目が離せない状況です。

この記事は「クルークを取り巻く環境」と「血統背景」からこの馬のポテンシャルや魅力をより多くの方々に知っていただき、一緒にクルークを応援する同志を増やそうという想いで書きました。

宜しければ最後までご覧ください。


まず最初はクルークの簡単なプロフィールから紹介していきます。

クルーク

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クルークは父が新種牡馬モーリス、母が絶賛ブレイク中のクロノロジストという超良血馬です。

半姉にはグランプリ三冠のクロノジェネシス(父バゴ)やヴィクトリアマイルと香港Cを制したノームコア(父ハービンジャー)が存在します。

母クロノロジストは父方を非サンデー系に統一しているのが最大の特徴であり、サンデーが入っていたとしても欧州色がかなり強い組み合わせになっています。

クルークも例外ではなく、父のモーリスはロベルト×サドラーズウェルズ×メジロという世界のパワー×スタミナ血統を集めた競馬ファンにはたまらないスピード要素の欠片もない系譜で構成されています。

そこにクロノロジストのクロフネ×サンデーサイレンスのスピード特化型血統が掛け合わさることで、ある種ニックス的な状態が成立しているのだと考えられます。

父方がかなりの晩成型血統なので、クルークのデビューが遅れてしまっているのも体や心がまだまだ成熟していないことが原因だと考えれば納得できます。

気長に応援したいですね~

ここで余談にはなりますが、クロノロジストの次の産駒はエピファネイアだと私は予想しています。

血統表の並び的にもモーリスと類似している点が多く、名牝シーザリオと同じく名牝の仲間入りを果たしたクロノロジストの血が混ざりあった産駒のポテンシャルははかりしれません。

そんな産駒を見てみたいという私の願望も入り混じっています。


次に馬主、調教師を見てみましょう。

馬主は「リアルダビスタプレイヤー」でお馴染みの金子真人(かねこまさと)氏です。

金子オーナーはディープインパクトやキングカメハメハ、現役だと桜花賞馬のソダシやダービー馬のマカヒキ、ワグネリアンの馬主であり、2000年以降の競馬界を常に席巻してきた名オーナーです。

そんな金子オーナーがセリ落とした馬なら期待値が高くなってしまうのも仕方ありません。

そして、担当調教師は「海外仕込みの若手筆頭株」である中内田充正(なかうちだみつまさ)氏です。

代表的な管理馬は阪神ジュベナイルフィリーズを制したダノンファンタジーや朝日杯フューチュリティSを制したダノンプレミアム、グレナディアガーズであり、特に2歳戦などの早い時期から活躍する馬が多いことが厩舎の特徴です。

主戦騎手としては川田将雅騎手や藤岡佑介騎手が挙げられます。

馬の力を最大限発揮するためにも初戦は日本人リーディングジョッキーである川田騎手にお願いしたいところですね。

ただここで一つの疑念が生まれます。

馬を早い時期に仕上げることに特化した中内田厩舎のイメージに晩成型血統のクルークがどう育っていくのか全く想像がつきかないことです。

活躍馬のほとんどが父サンデー系がゆえに中内田調教師にとっても未知の挑戦になってくると考えます。


未知数とポテンシャルを兼ね備えたクルークの魅力を知っていただけたでしょうか?

最近では入厩して追い切り映像も見ることができます。

大器晩成の大輪クルークを是非私と一緒に応援していきましょう。


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