マガジンのカバー画像

超短編コメディ小説集

9
運営しているクリエイター

#コメディ

取り乱す“スーパー吉原”(超短編小説)

私の名は吉原純也(ヨシハラ・ジュンヤ)。自分で言うのはおこがましいとは思うのだが、事実な…

須賀正俊
4年前
3

IQ・犬の恩返し(超短編小説)

ついに人類は発明した。動物と会話をすることの出来る器具を。 動物と言っても一種類限定、犬…

須賀正俊
4年前

ミュージカルな一見さん(超短編小説)

洋介(ヨウスケ)は出張先でのこの日の仕事を終えると、時刻は午後八時を少し過ぎていた。 (…

須賀正俊
4年前

職業グセ~司会者編~(超短編小説)

私の名は山田純也(ヤマダ・ジュンヤ)、一週間後に五十二歳の誕生日を迎える。 私は、冠婚葬…

須賀正俊
3年前
2

ワケありスナイパー(超短編小説)

彼の名はジン。 現在、十二階建てのマンションの屋上でうつ伏せの姿勢をとり、ライフル銃を手…

須賀正俊
4年前
1

美人新妻は“目覚ましプロ”(超短編小説)

私は世界中の人々のみならず、宇宙人たちからも、幸せな奴めこのクソ野郎、と書かれた嫉妬のピ…

須賀正俊
4年前
1

サビトルマンの裏切り(超短編小説)

子供たちのヒーローであるサビトルマンは、日夜、巨大怪獣と戦い地球の治安を維持していた。 そんなある日の夜、日本のとある地域に一体の巨大怪獣が出没した。 巨大怪獣は、辺りを破壊する気満々といった様子である。 そんな日本の危機に、いつものようにサビトルマンがサビトル星から飛んでやって来た。 子供たちが見守る中、サビトルマンは尋常ではない強さで敵を圧倒し、フィニッシュは必殺技のサビトルチョップで、見事に怪獣をやっつけた。 「サビトルマン、かっこよすぎます! いつもみんなを

あの日に向かって走れ! 走れ!(超短編小説)

夢は叶わなかった。高校サッカーで全国大会初出場を目指していた準帝王高校は、地区大会ベスト…

須賀正俊
4年前
1

ダニの奇策(超短編小説)

ダニ達は心を痛めていた。人間が発明した大型兵器・掃除機によって、仲間達が音速の如く、何も…

須賀正俊
4年前