今日見た映画メモ4~8

用心棒

実はちゃんと見た黒澤作品はなく、人生初黒澤です。SAMURAI7と荒野の七人は見たことありました。町の構造が状況であり象徴な感じです。2陣営にわかれた中、その真中に位置する茶屋と棺桶屋。いかれた町をさらにかき回す桑畑三十郎。名乗りのシーンの「桑畑三十郎、もうすぐ四十郎か」のコミカルさが良い。この作品で一番印象に残ったのがBGM。そぐわないほどの明るさを持った曲が緊張感ともなんとも言えない空気を作り出してると思った。

かっこよさをのファーストインパクトを作るのが「棺桶は2つ・・・いや3つだ」です。ここで腕前が証明されるシーンでありストーリー的にもかっこよさ的にも重要なこの場面。そしてシメのかっこよいシーンは銃対刀の対決です。常に勝負は一瞬で決まる、というのを両方共魅せつけてくれます。

荒野の用心棒

用心棒を見たならこっちも見なきゃいけない。セリフすらほぼ一緒だとは思わなかった。冒頭シーンの棺桶屋は西部劇のほうが映える。ストーリーの基本筋は違うところを見つけるほうが大変だ。難しいのは刀を銃に置き換えたら、最後の刀対銃はどうなるか。答えは刀対ライフルでした。ライフルに対する予防策はあそこまでやるとコミカルすぎやしないかと思う。

この作品、かっこよさは間違いなく、もとよりも欠落することなく保持されていると思います。戦闘シーンは用心棒よりも短いからより強さが引き立っている用に思えた。

ファイナル・プロジェクト

プロジェクトA

ジャッキー・チェン作品を2本立て続けにみました。用心棒2作品と比べるとその最大の差は「どうやって戦闘シーンを魅せるか」の観点にあると思います。用心棒2作は「短くかっこよく」。ジャッキー・チェン作品2作は「長く面白く」。ワンシーンの戦闘の基礎となるシチュエーション、例えば自転車の戦いなり、脚立を使った戦いなり、水槽の戦いなり、時計台の戦いなり。これらの戦いの仕方がそもそも面白い。そして様々なパターンを見せてくれる。戦闘を面白く魅せる方法に特化していてこの場面で考えれる戦い方を全部見せてくれるから視聴者が次を次をになっても満足できる。そして戦ったあとは必ず笑いを挟んでくる。戦闘の見せ方の1つ、面白い戦闘ならジャッキー・チェンに勝てるものは無いなと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?