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野外活動、シーツ返却の儀式で思うこと

 コロナ以降、たくさんの変貌を遂げている
最近の野外活動ではありますが、

なんにせよ1泊2日の引率を楽しんできました。

自然の中に身を置いて、
家庭や学校とは別世界にお邪魔して、
今しか集えない集団で生活を共にすること。

たくさんの学びも、
なかなか達成できない課題も、
見えてなかった本性?も、

見えてくるわけで。しかも疲れたごろに。
そこが面白いなと思うわけです。

意味あるんか分からんけど、
厳しくやり取りをするのが
シーツ返却のくだりです。

どうせ業者のクリーニングに出すのだから
いいって考える先生もおられるのかな、
私も鬼のように厳しいジャッジはしません。

でも、
・1人ではできないことを協力してやること
・自分のだけでなく班員分にも気を配ること
・返却時の数えやすさなど相手を思いやること

が学べるのかなと思います。

「わ」をそろえて必要な枚数を返却というのがなかなか理解できません。

「わ」とは折り目になっているところ、
タコとかイカの足みたいにびらびらした側
ではなくて、「わっか」になっている側よ
とバカ丁寧に説明しても、なかなか。


1人2枚使うので全体では50枚とか100枚とか(大規模校なら300枚は越える)大量に返却をしないといけないから、
確実に枚数把握をするために、
そこはお願いしているのです。

1枚無くしたり、枕カバーと混同したり、
なぜか1枚多くなっていたり。

だから「わ」をそろえ、数えやすい状態にして返却してもらいたいのです。

こちとら汗だくでやってるわけですから。

子どもらにしたらシーツ自体が物珍しい
(家ではボックスシーツが多いと思う)

数があればいいじゃん、知らないよ、
と思うかもしれない。

でも相手を思いやって、そろえてくれたら
とってもありがたい。
茶道のふくささばきにも似てるよなーと
清々しさを思うのです。

達成感もあるしね、綺麗に揃うと。

こうして欲しいよというお願いに
真摯にトライして、できてなかったら素直にやり直して(これができない、言い訳が出る)
終わったらよかったねーーとたたえあう。

仕事にも活かせる能力だと思うのです、
ブチギレずに声をかけて、
今年もご指導できたと思う😆

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