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小比類巻かほる(Kohhy)を語る その3

小比類巻かほる(Kohhy)好きな私が編集したSpotifyプレイリストに沿って、小比類巻かほるの楽曲へ想いを語る、第3回です。


4『NEVER SAY GOOD-BYE』1985年

我れらかKohhyのデビュー曲。
当時、スクールウォーズ(1984年)を中心に流行っていた大映ドラマ。
スチュワーデス物語(1983年)、少女に何が起ったか(1985年)、ヤヌスの鏡(1985年)あたりが代表格でしょうか。
そんな大映ドラマではちょっと地味な印象のある『ポニーテールはふり向かない』(1985年)。
このドラマの主題歌がNEVER SAY GOOD-BYEでした。
ドラマ二まずハマり、主題歌を歌うKohhyにハマり、という流れでした。

はみだしものたちがバンドを組んでデビューを目指す青春群像劇。
伊藤かずえ、松村雄基、鶴見辰吾が三角関係になるという、当時の大映ドラマの゙ど真ん中な設定でした。
若かりし頃の坂上忍がナイーブな青年(ベーシスト)を好演、ボーカルの野々村真が超モテキャラ(蜂蜜みたいな甘いマスクを自称)を演じていたのも思い出深いです。
私はまりすぎた挙げ句、原作も゙図書館で借りて読みました。ドラマと全然違った(笑)。

このドラマ、ちょっと変わっていまして、伊藤かずえ(ドラマー)が率いるバンド『ザ・バンテージ』(ケンカばかりして包帯をいつも巻いてる、という由来)が、主題歌「NEVER SAY GOOD-BYE』を劇中で演奏するんですね。
私は中学の美術の課題でLPレコードのアルバムジャケットを製作する、というのがあり、「NEVER SAY GOOD-BYE」のジャケットを描いたものです。
歌手名を小比類巻かほるにするか、バンテージにするか迷ったのですが、バンテージの゙アルバムは世の中にはないしな、ということで、バンテージバージョンを作ったのでした。
・・・NEVER SAY GOOD-BYEに関係ありそうで関係ないことばかり書いてますね(汗)。

さて、Kohhyのデビューは中学1年生だった自分には衝撃でした。
ちょっと世の中を斜めに見たがっていた年頃で、私は周囲のアイドル熱からも距離を置いていました。
そんな中に突然やってきた本格派の歌手、小比類巻かほる。
まだ顔もしらないうちから歌声に惹かれてファンになり、今に至ります。

本作が収録されているデビューアルバム「CALL MY NAME」は後のR&B色よりもバンドサウンド、ロック感が強めの作品かなと思うのですがどうでしょう。
こうしてベスト盤を作ってみると、Kohhyの楽曲の幅広さにちょっと驚いたりしているのですが、そのあたりはまたおいおい。

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