2023バロンボ

現場で観戦した試合から、1チーム1名で選出。
ここに書くのは2019以来かな。

GK
中村圭佑/静岡学園高

アウェイで0-2、ホームで5-0と、スコアだけを振り返れば完璧に抑えられたーって印象ではないけども、主将としてチームを律する彼の立ち居振る舞いがめっちゃデキる男を感じさせた。

DF
菅澤凱/青森山田高
大田湊真/名古屋
橋本生輝ミラーン/C大阪

菅澤くんはDF登録だけど、プレミアファイナルや選手権にかけて担ったフィルタ役が出色でしたね。大田くんは初夏のアウェイでスコアレスに封じられた試合が印象的。あの日の名古屋はGKも含めてバックスがホンマにタフで、最後まで解錠できる気がしなかった。橋本くんは2年生。クラセン関西大会の4失点した試合から。セレッソは次の3年生でなんとかしないとまずいのでは。

MF
坂本翔偉/神戸
竹山心/広島
鈴木大馳/鳥栖
木許太賀/大分

神戸からは坂本主将。リーグ戦は(おそらく)フル出場。散々ファイトしてゴールにトライするほぼ鉄人。広島のWEST制覇は攻撃陣が積み重ねたスコアによるものだと思うが、竹山くんは攻守のリンクマンとして不可欠な存在感を放っていた。野田さんは彼の差配を高く評価してたんじゃないかな。鈴木くんはとにかく一発が怖いトップ下。ホームゲームでいきなりコーナーをねじ込まれた記憶もあり、0-1で勝てたアウェイは彼が不在でよかったというのが正直なところ。木許くんはプリンス九州の筑陽学園戦で観た。いわゆるねずみ花火系ドリブラーで、プロで伸びていくには賢くならないといけないだろうけど、坂元みたいにモデルとなる選手もいるし楽しみにしたい。

FW
舩橋京汰/磐田
七牟禮蒼杜/長崎
熊谷空大/京都

残念ながらプレミアから降格となってしまったが、ジュビロ磐田U-18とはアウェイで3-2の勝利、ホームで2-3の敗戦と拮抗したスコアでとてもバチバチやれた。負けた試合で圧倒されたのが常にバックスを脅かしてくる舩橋くんのクオリティだった。スピードだけでない戦闘力が高いタイプ。高卒でJ2愛媛に招かれたのも不思議じゃない。七牟禮くんはクラセン全国大会で対戦。さすがのプレイを見せて神戸を苦しめたが、終盤に負傷交代。どうやらシーズン後半に影響したようで残念に思う。熊谷くんはクラセン関西大会で2失点したアタッカー。彼もその後に長期離脱してシーズン終盤に復帰したそうで、結局チームがプレミアに復帰できなかったという点も含め、率直に勿体なかったなあと。でもサッカー人生は続くはず。次のステージでがんばってほしい。

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