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金鯱賞2023

みなさん、こんばんにちはー!!
某ユーチューブチャンネルで歩く競馬新聞と名付けられたぽにょてんです。
今回は金鯱賞について書きたいと思います。
以前より展開予想と自分の予想の方を有料とさせて頂きましたが、今回より無料で提供していきたいと思います。
では、いきましょー!


1)コース

金鯱賞は中京競馬場で行われる、芝2000mのG2になります。今は4月に行われる大阪杯の前哨戦の扱いになっています。
中京芝2000mは上り坂の途中からのスタートで、コースを1周するコースになります。スタートから向こう正面半ばまで緩い上り坂が続き、その後3~4コーナーにかけては緩やかな下り坂になります。最後の直線は412.5mで、残り340m地点から240m地点にかけて高低差2mの急坂が設けられており、ラスト240mは平坦のコースです。


2)過去傾向

昨年は単勝オッズ2.0倍(1番人気)のジャックドールが優勝を果たしました。2021年に単勝オッズ227.3倍(10番人気)のギベオンが勝っているとはいえ、少頭数の年が多いこともあり、堅く収まりがちな印象があります。施行時期が3月上旬~中旬となった2017年以降の優勝馬6頭中、2021年のギベオンを除く5頭は単勝オッズ4倍未満の支持を集めていた馬。過去10年の単勝人気順別成績を見ても

単勝1番人気馬は比較的堅実です。

単勝人気別成績は2017年以降、過去6年でみると

1番人気       4-1-1-0
2番人気       1-1-1-3
3番人気       0-0-0-6
4番人気       0-0-0-6
5番人気       0-1-1-4
6番人気       0-0-2-4
7番人気       0-1-0-5
8番人気       0-2-0-4
9番人気以降     1-0-1-4

となっており、人気サイドの決着が目立ちます。
しかし、単勝3~6番人気あたりの馬がやや安定感を欠いており、積極的に伏兵を狙ってみるのもひとつの手でしょう。

また、前走の条件がGIだった馬は2017年以降


4-4-2-14

3着内率41.7%と比較的安定しており、
今回G1からの直行組は

・ポタジェ

のみとなっており、ポタジェには追い風になるデータとなっています。
ちなみに、前走の条件がGI以外だったにもかかわらず3着以内となった

8頭のうち7頭は、前走の4コーナー通過順が5番手以内

であり、前目につける人気薄には注意が必要です。今回前に行きそうな馬は

・フェーングロッテン
・アラタ

であり、特に人気薄であるアラタには注目していきたいと思います。


3)トラックバイアス

今回は1ヶ月ぶりの中京開催になりますが、中京の開幕週であることを注意して下さい。

前開催終了からは1ヶ月程度しか間隔が空いていいませんが、この中間には見た目にも痛みの激しかった内ラチ沿いの芝が張り替えられており、2回開催の前半はAコースを使用します。年末からの中京芝は開催日数が多かったために相応の痛みはあったものの、路盤の状態自体は良好でした。今後は気温も上昇していき、野芝の成長も見込めるため、早い時計が想定されます。

今週は週中、週末ともに天気予報は良好ですので、軽いの馬場コンディションで行われると想定されます。

昨年の金鯱賞もほぼ同じ開催スケジュールで行われており、中間に芝の張り替えが行われたのも同じで、軽めの馬場コンディションで行われています。
昨年の勝ち時計は1分57秒2のレコード決着で、トラックバイアスは

「内有利・前有利」


張り替えられた内ラチ沿いの部分を走ることのできた先行馬、内枠の馬が恵まれる馬場状況

でした。
今年の金鯱賞も昨年と似たような馬場コンディション、状況が想定されます。

先行馬のなかでも内枠から狙いたいですね。


4)注目馬

今回も注目馬に関して説明したいと思います。


①プログノーシス

まずは1番人気が想定されるプログノーシスについて説明します。
このプログノーシス、まだ7戦しか使っておらずその成績も

4-1-1-1

と好成績を残しており、出たレースでは

上がり最速6回、2位1回と

素晴らしい足を使う馬です。
また、今回は川田騎手に乗り替わりとなり川田騎手との成績は

4-0-0-0

と騎乗した場合は勝率100%を叩き出しています。

・中京のディープインパクト産駒
・前哨戦の中内田厩舎
・川田騎手

この三拍子そろえば、軸候補として選んでも良いのではないでしょうか!!

②マリアエレーナ

マリアエレーナは松山騎手騎乗で、前につけることができる先行力が魅力の競走馬になります。
1月に行われた愛知杯でも3着と好走し、去年の小倉記念を勝ってから安定した成績を残しており、想定人気も2番人気とここでの好走も期待できる馬になっています。
トラックバイアスに書いた通り内枠に入った場合には注目の1頭ですね!!
また、今週は土曜日に中山牝馬ステークスがあるにも関わらず陣営は混合重賞の金鯱賞を選んできました。自信が無ければ、牝馬重賞の方を選ぶのではないでしょうか?陣営の本気度にも注目です。


5)穴馬

ここからは人気薄ですが、条件が揃えば狙ってみたい穴馬を紹介したいと思います。

①アラタ

アラタは現在7番人気想定の馬で、今回も逃げると思います。そこで注目したいのは今回乗り替わる横山典弘騎手です。想定ではフェーングロッテンとハナ争いを行うと思いますが、フェーングロッテンより内枠を引き、雨が降った場合の馬場ならば洋芝適正の高いこの馬にチャンスが来るかと思います。なにより、騎手が不気味ですよね?
雨が降った場合には馬券に入れても良いのではないでしょうか。

②ハヤヤッコ

雨が降ったらといえばこの馬でしょう。
函館記念の重馬場で7番人気ながら1着になったことのあるこの馬は、重馬場功者と言ってもいいでしょう。なにより、金子オーナーの4頭出し。当日土砂降りであれば、馬券に入れたい1頭になります。


6)調教評価

今回からツイッターにあげていた調教評価をこちらにあげていきたいと思います。最終追いと中間追い切りで良かった点と悪かった点とあげていきますので参考にしてみてください。

①アラタ

前走+24キロで4着と健闘しており、今回2週にわたり一杯の調教を施しています。この調教はアラタ自身初めてで、調子は良いことの表れだと思います。あとは当日どれぐらい絞れているかとその日の馬場が課題になりそうです。

②グランオフィシエ

坂井騎手鞍上。古馬になって初めての重賞挑戦になります。前走は中山2200mを使っており、遅いタイムで力のいる馬場での勝利でした。200m短縮で早い馬場への対応が課題になります。調教は早い時計は出ているものの今回は相手が強くなり、馬場への課題もあります。

③ディープモンスター

一週前の追い切りで鞍上の団野騎手が騎乗しています。3歳時より前目で競馬ができるようになってきており、調教レベルも高くフォームが良い調教でした。

④バイオスパーク

地方競馬の森騎手騎乗。プールを挟みながら調教を行っています。前週は一杯追い、今週は強めに追っていますがタイムは物足りないです。

⑤ハヤヤッコ

厩舎特有の5ハロン追いで最終は追いきっていました。仕上がりは良く、この馬にしては順調ではないでしょうか。天気次第になるかと思います。

⑥フェーングロッテン

調教では頭がいつも高く走っています。もう少しリラックスして走れるようになれば、なお良いのですが、今週の調教は特に頭が高く映りました。先週は松若騎手が乗り追いきっており、調教は良かったです。逃げ馬は金鯱賞において馬券内は硬いのである程度の警戒は必要かと思います。

⑦プログノーシス

川田騎手鞍上です。今週は西村騎手が調教をつけていますが、あまり良く見えませんでした。レースの週はいつも坂路で55〜56秒で追いきっています。先週は川田騎手が調教をつけ、凄く良い追い切りができており、馬の調子は凄く良さそうです。

⑧ポタジェ

調教がレースに反映されるタイプだけに調教に注目していましたが、前走、前々走よりだいぶ調子が戻ってきている印象でした。一週前は岩田望来が騎乗し、追いきっており調教内容も良かったです。

⑨マリアエレーナ

なにも促さずに凄く良いフォームで走っていました。3週連続で7ハロン追いで追いきっており、一週前ではなく、最終追いに松山騎手が調教しており、かなり陣営の本気がうかがえました。調教量もピカイチでした。

⑩ヤマニンサルバム

馬体は良かったです。一週前の追い切りは7ハロン追いで行われ、今週は坂路調教でした。この馬なりに力は出せるのではないかと思います。

⑪ルビーカサブランカ

良馬場だとキレ負けする印象ですが、西村騎手が不気味な存在であると考えます。調教は良かったです。

⑫ワンダフルタウン

スランプ気味な印象を受けました、調教と前走とあまり変わり身が見られませんでした。巻き返しは少し厳しいと思います。ダービー前に勝利した青葉賞よりも体重は変わらないものの動きが重たく感じる印象でした。



7)展開考察

ここからは私の展開考察です。私の頭の中の想定ですので参考にしなくても構いません。いつものようにスタートは五分に出たとして考えていきます。

①スタート〜1コーナー

行きたいのはフェーングロッテンですが、内枠を引いたアラタがハナをきると思います。その後ろにフェーングロッテン、マリアエレーナと続き、ディープモンスター、ルビーカサブランカと続くと思われます。フェーングロッテンが良いスタートをきると、その後ろヤマニンサルバム、プログノーシスも良い位置につけることができるかと思われます。

②向正面

あまり隊列は変わらず、良い位置取りを取ったマリアエレーナは内でじっとしており、大外枠のプログノーシスは向正面から少し前目の位置につこうと進出すると思います。

③3コーナー〜4コーナー

下り坂になるコーナーは隊列がギュッと縮まり、後続の馬たちも加速を利用しようと外目につけていくと考えられます。プログノーシス、ポタジェはその典型で坂を利用しようし、最後の直線にかける競馬をしてくるのではと考えられます。

④ゴール前

坂の途中まではアラタが先頭し、マリアエレーナは内に包まれないように外に進出すると考えられます。プログノーシス、ポタジェは外から一気に末脚を活かし伸びてくると思います。坂を登って残り100mまでアラタが先頭だった場合は馬券内まであるかと思います。


8)私の予想と買い目

展開考察を踏まえ、本命、対抗をあげていきたいと思います。

①印

◎②マリアエレーナ
○①アラタ
▲⑫プログノーシス
△⑨ポタジェ

☆④ディープモンスター

②買い目

買い目としては馬連で購入したいと思います。
②マリアエレーナ軸で印4頭。
②=①、④、⑨、⑫
あとは馬単で
②→⑫
で行きたいと思います。
※買い目は当日変更するかもしれません。

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