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強い者が勝つのではない、勝った者が強いのだ

突然ですが、TH16の導入以来見られる全壊難易度の低下と、それが大人数戦(特にJWC)に与える影響について考察してみたいと思います。クラン固有名詞が出るところもありますがリスペクト前提での記述ですので、そこはご容赦ください。

TH16から「奴」の影響で全壊難易度が著しく低下しました。J1では平均全壊率が60%にも達するほどです。見てください、このドヤ顔。イラッとしますね。いつもありがとう。

この環境について物申したい人も沢山いらっしゃると思います。その点については言及するつもりはありません。何に楽しさを見出すかは人によって違いますし、バランス調整についてはの一存次第ですから。

では、難易度がどれだけ下がったか、データを基に見てみましょう。過去数回のJ1リーグ(レギュラーシーズン)における全壊率を以下に示します。若干の誤差はご容赦ください。

  • Season11(TH14):55%

  • Season12(TH14):52%

  • Season13(TH15):30%

  • Season14(TH15):35%

  • Season15(TH16):61% ※week2までの数値

大まかに言うと、TH14はやや簡単、TH15は難しい、TH16は再び簡単という傾向があります。

私は、全壊難易度の高低によって、勝利するクランが変わると感じています。TH15のように全壊が難しい場合、プレイヤースキル(PS)の高さが重要となります。どれだけ高いPSを持つメンバーを揃えられるかが、クランの成功に直結します。もちろんPSがそれほど高くない人でも活躍する機会はありましたが、安定して全壊を出すことは難しい環境でした。

一方、現在のTH16環境では、一定水準以上のPSがあれば容易に全壊が可能になります。私は取れませんけど。これにより、突出したPSを持つプレイヤーの価値が若干低下したとも言えます。平均的なプレイヤーでさえ全壊が取れるため、一定水準以上のプレイヤー20人を揃えることができれば、J1で優勝争いができるようになりました。殴り合い環境。

具体的な例を挙げると、現在のJWC参加クランの中で、PSの総合値によるランキングをすると、UWSさんが圧倒的な強さを誇るでしょう。TH15環境でJWCが開催されれば、彼らの勝利はほぼ確実です。オッズ1.2倍くらい。

しかし、現環境ではPSの高さだけが全てではなく、メンタルの強さや安定性、オーバーキル能力などがより重要になっています。安定して全壊を取り続けることができるクランが強さを発揮します。なのでUWSさん一強という感じでもない気がしています。(いうてUWSさんはその安定性もある気がしますけど)

今シーズン、彼らが優勝候補であることは間違いありませんが、REGIUSさん、さつ卍さん、ネコさん、LSVさん、クラチャンさん、というかJ1にいるクランさんなら、どこが優勝してもおかしくないなぁって思っています。

難易度が下がってつまんないなと思っている人も沢山いるでしょうけど、JWCの大会的にはどこが優勝するのか分かんなくなりましたので、私は結構楽しみながら低みの見物をしています。

本音をいうと、まじでこんな環境でJ1で戦わなくて良かったです。1コケするだけで悲しい、2コケした日には戦犯扱いされるこの環境はメンタル的にキツイっすわ。

特にオチもない内容ですがツラツラと書いてみました。以上です。


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