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3ミルのための3ディアボロホバースタート完全攻略ガイド


この記事はジャグリングアドベントカレンダー2023の12月5日の記事です。

ビッグ高木です。
酒と鮭の国で友達を探しています。

1年目の冬に同じ歴8ヵ月の化物が大会ルーチンで3dをやってたいう噂を聞いて3ミルの練習を始め、気が付いたら5年が経過し、そいつは消息を絶って、3ミル以外何もできない化物だけが取り残されていました。

今回はそんな3ミルの布教をするために一番簡単なスタート方法であろうホバースタートの自分なりの感覚を説明していきますが、真面目に解説を聞きたいなら以下に紹介する動画を見たらいいと思います。この記事に書いてあることは全部説明してくれているのでこんな記事読んでる暇があったら内容全部暗唱できるまでリピート再生してください。それでも何故か上手くいかない、何かが足りないと感じたらこの記事も読んでみてください。何もかもが上手くいかなくなります。


PIGMIXさんの動画
紹介する動画の中で一番新しいので多分これが一番画質がいいと思います。
模範演者が神の領域に至っているので、見ただけで自分も神になったような錯覚が起きました。神なので矮小な自分には埋められない行間が多くありましたが動画と自分の動きを見比べて使うには最高の手本だと思います。文科省検定済教科書です。


こぶたさんの動画
独自の学習法によって、タイミングの取り方に焦点を当てて説明された動画です。感覚を合わせられれば刺さる動画だと思います。予備校のテキスト
です。


閃鈴教室さんの動画
習得するためのステップをはっきり示しているので、どこで躓いているかが明確にできます。また、スローや複数のアングルを使って花式の理解がしやすくなっています。映像と文字をなんとなく追っていてもある程度理解できますが、翻訳した方が身になると思います。翻訳したら教えてください。


以下本文、気が向いたら動画も添付します。


0.使用すべき道具

ディアボロ(本体)

エボリューション系のディアボロを使っている人が多いと思いますが、慣れるまではソアリン等重ためのディアボロをおすすめします。
メリットは、ブレにくいことです。重さがあることでディアボロがヒモに加える力が強くなり、ヒモが張られるタイミング=力をかけるべきタイミングがわかるようになります。また、最初のうちは正しくない方向にも力がかかってしまいがちですが、そんなものどこ吹く風といわんばかりに勝手に動いてくれます。カワイイカワイイね。
一応デメリットもあって、体力消費が多くなることが挙げられますが、練習しているうちに慣れます。体を鍛えましょう、筋肉は裏切らない。

ヒモ

自分はサンディア紐→RF2.0→RF1.6という流れで摩擦の少ないヒモに変えていきました。
ホバーの形に入れるようになるまでは周りの人が持っている一番摩擦が強いヒモを借りてやるのがいいと思います。ホバーの一連の操作の中で、3個目のディアボロを紐に巻き付けてホバーを開始するタイミングが1番操作量の多い部分なので、摩擦の強いヒモを使って操作時間を稼ぐのがいいとおもいます。その部分があわてずさわがずおちついてできるまで、こんなヒモじゃホバー続けられないよというレベルのヒモがベストなヒモまであります。サンディア紐ですね。
ホバーが3回前後叩けるようになったなら、ホバーが10~20回続けられるように摩擦の少ないヒモに変えていけるといいと思うます。
長さは、130㎝~150㎝を目安に調整してください。ホバーを練習するだけなら、このくらいの短さがいいと思います。本体の場所でも書きましたが、ヒモは張られていないとディアボロに力が伝えられません。当たり前の話に聞こえますが、これを軽視して5年かけて化物になる人もいます。これから解説を作りたい人は知能指数を30下げてからどこまで説明するべきかを決めてください。

スティック

わからん。

1.ホバーに入れるようになろう

OH2DW

ワンハンド2ディアボロウィンドミルについて、おはなしします。
この後の動きのためにどのくらいミルが小さくなっても制御できるか、どのくらい大きな力をかけても制御できるかの確認はしておきましょう。

(小と大の動画をつける)

NIM

なんかいい感じに巻き付けます。片手ミルが崩れないタイミング=ディアボロに力がかかっていないタイミングで手早く巻き付けることを意識すれば上手くいきます。


補足

カップの外側にヒモを押し当ててヒモを救い上げるように時計回りに手を回せば順ラップになります。多分これが一番速いと思います。


2.ホバーを続けるようになろう

1回

ディアから手を離した後は、一息に操作を続けなければいけない部分になります。流れを覚えて手癖に任せましょう。ディアボロに回転がかかるように送り出したら手早くスティックを持ち替えた後、ヒモの摩擦を感じながら右手を引き上げる。左手も上げてとにかく2ミルがつぶれないように。この後に余裕ができてからホバーをする位置を下げていきます。


~3回まで

Chillしましょう。wrapされたdiaboloがunstableなのでcareしながら、優しく丁寧にやりましょう。左手もスティックを下げながら手首を動かしてミルがぶつからないように調整してます。

左手を上げてから下げる動きがわかりやすかったので昔の動画


5~20回

上のディアボロが安定してきたら、さらに加速をつけていって、ホバー外しの準備に移ります。ホバー3回くらいで上のディアボロにヒモが絡まる場合はタイミングがつかめていないことが多くて、このあたりで絡まる場合はヒモの摩擦が強すぎる状態な気がします。ここまで来れたら摩擦の弱いヒモに変えてもいい。もちろん変えなくてもいいし、きみが最初から摩擦の弱いヒモを使っていたってかまわない。右手を強く動かすことを意識できると下のディアボロも安定していくと思います。知らんけど。このとき、左スティックを内側に向けて左腕はあまり動かさない方が安定する気がします。自分は結構がっちり握りこんでたり、軽く握っていたりします。がっちり握っていた方がいいです。


3.ホバーが外せるようになろう

外す一個前の動き

今回の一番難しいポイントです。頑張りましょう。
ホバーを外す一個前の動きからホバー外しは始まっています。右手の動きは最小限に、上のディアボロを大きく動かします。ホバー中はスティックの下にディアボロがあると思いますが、外すときはスティックとディアボロの高さをそろえてました。意識してないけど動画はそう言ってる。スティックの先にディアボロを近づけるイメージで最初はやってました。
下側のミルは、いったん左手を下げてこの後のために力をためていました。動画見返したらやってませんでした。昔はやってた。


インド人を右に

腕がミルをしている形に向かっていくように意識して右手は右側に左手は上側に動かしてます。左手も気持ち右側に押し込んでるように見えます。右手を下側に動かしすぎるとヒモが緩んでかたちがくずれがちです。これはガチ。3ミルの形になれと念じながらヒモを張りましょう。手首から先の動かし方、スティックの向き、腕の位置、タイミングに注目するといいと思います。

丁寧手稲丁寧にやってたので昔の動画


4.おさらい

みんなもこの動きをマネしてビッグ高木になろう!


5.後語り

※このnoteはすべて個人の感想です。実際の感覚、動作とは異なる場合があります。

誰かがディアボロの普遍的な問題をまとめたくなった時に、この駄文が役に立てばいいなと思います。
2の技数も全然そろわないうちに練習を始めたので今思えば当然ですが、解説を聞いても何言っているかすらわからない、この辺りは個人の感覚によるから(笑)なんて言われてガン萎えしたことを覚えています。だから後続にはなるべく整備した道を歩いてほしくて書き散らかしました。より多くの人間が自分の感覚を残していけばいいんじゃないでしょうか。うちもやったんだからさ。
そう思うと今回のように技を頭から解説するより自分がつまづいた部分をQ&Aにして残した方がよかったかもしれませんが、現在投稿日当日0時40分なので誰かにお任せします。

異常ビッグ高木がお送りしました。



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