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『なんで、私がアメフト部に⁉』TR2年 小林凛花【RECRUIT BLOG vol.1】

中学で吹奏楽部、高校で英語部と、まったくマネージャー経験もなく、運動部でもなかった私がアメフト部に入部したのは、大学生活で何か打ち込めるものが欲しかったからだ。せっかくならば何か新しいことに挑戦してみたいという気持ちで、大学からでも始めやすい部活やサークルを探していた。最初は運動部のマネージャーになんとなく興味があり、体の大きい選手がかっこいいという単純な動機で練習見学に参加したのがきっかけだった。

徐々に選手やスタッフの先輩方とかかわるうちに、アメフト部の雰囲気にひかれて入部した。入部の決め手となったのは、アメフト部の真剣度だった。選手にテーピングを巻くにも、骨や筋肉、けがの症状や応急処置について勉強し、テストを実施してまで行うことに驚いた。また、正直大学生になってまで、朝早く起きて練習に向かい、週4回も部活に参加するとは思ってもみなかった。しかし、そんな真剣な部活だからこそ、引退したときに大きな意義を感じられるだろうと思い、入部を決意した。

アメフト部の一番の魅力は、素敵な同期に出会えることだと思う。部活を通して、学部も出身も何も接点がなかった人々とかかわり、試合に向けて準備する経験は、なかなか経験できない貴重なものだと思う。同期とは、苦楽を共にする仲間であり、一緒に遊びに行く友達であり、悩んだ時は支えてくれる存在だ。ほとんどの選手が大学からアメフトを始めるからこそ、入部当初は細くてボールを持ったことすらなかった同期が体を大きくして、アサインメントを覚え、練習に参加し、実際に試合に出場できるようになるまでの成長を見届けることができる。先輩方が試合で活躍する姿はもちろん魅力的だが、それ以上に同期が試合に出場してプレーするとなると、感動するし、応援したくなるのも事実だ。同期のスタッフもほとんどが未経験だからこそ、困ったときは相談し、ともに成長できる。

部活はもちろん楽しいことばかりではない。それでも部活を続けられているのは、同期の存在があるからだ。同期が練習に励み、仕事をこなす中で、自分だけ何もしないわけにはいかない。同期がいるからこそ、多少部活が大変でも続けられたし、私にとって同期の支えがこれからも部活を続ける活力になっている。特に私たちの世代は、高校生活がコロナの流行と被り、行事もまともに楽しめなかったからこそ、大学生活で思い出に残る経験をしたい、何か熱中できるものが欲しい、という人は多いのではないだろうか。大学生活は、高校までのように強制されることがないからこそ、自分からやりたいことを見つけて達成していかなければ、何もやらずに終わってしまう。その分自由に活動できる大学生活において、何を選択し、何を経験するかは自分自身にかかっている。

本気で部活に取り組んで、仲間とともに人生最後の学生生活を充実させてみませんか。グラウンドでお待ちしております。

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